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黄金色のススキに心が洗われる!砥峰高原のおすすめハイキングコース
涼しくなりハイキングや登山が楽しめる季節になりました。秋らしい景色の中をのんびりと歩きたいなら、兵庫県神崎郡神河町にある「砥峰高原(とのみねこうげん)」がおすすめ。まるでゲレンデのように輝くススキの美しさに癒されたり、自然の中を歩いて気持ちの良い汗をかいたりなど、子どもから大人まで楽しめるスポットなんですよ。
今回は、砥峰高原のおすすめのハイキングコースをご紹介します。
目次
関西有数の広大なススキが見られるスポット
砥峰高原は、関西有数の広大なススキの草原が見られる高原です。その広さは、東京ドーム約19個分にあたる約90ha!映画「ノルウェイの森」や大河ドラマ「平清盛」のロケ地としても使われました。京阪神から砥峰高原までは、自動車で約1時間半で行くことができます。高原のすぐ側に駐車場があるので便利ですよ。
元気なうちに景色が楽しめる、時計回りのハイキングコースがおすすめ
砥峰高原には、1周約3.1kmのハイキングコースがあります。先に展望台をめざす時計回りと、東屋をめざす反時計回りのコースがあるのですが、時計回りがおすすめです。ハイキングコースの前半に見どころがたくさんあるので、歩き疲れる前にきれいな景色を楽しめますよ。
美しいススキに心が洗われる
時計回りのハイキングコースは、高原に入って直進し「展望台へ2.4km東屋へ600m」という看板を左に曲がります。
丘の階段を上って、その後は道なりに歩きます。
展望台までこのような道が続きます。ここまで来ると一気に人が少なくなり、とても静か。川のせせらぎやスズムシの鳴き声くらいしか聞こえてきません。
しばらく歩くと、ススキが一面に広がるスポットが出現!黄金色に輝きながら、ゆらゆらと揺れるススキのトンネルをくぐります。
その後も、景色を楽しみながら展望台へ。太陽の光を浴びて輝くススキを見ていると、心が洗われますよ。ススキがさわさわと風にそよぐ音を聞くと、まるで波打ち際にいるような不思議な気分になります。
ところどころに咲いている素朴なお花もきれいです。
展望台からの景色も最高
展望台に着いたら、広大な景色を楽しみながらひと休み。高い所から広い景色を眺めていると、慌ただしい日常が遠くに感じられて、なんだかホッとします。
後半ルートは、急な坂が多め
ここからは、東屋を経由してスタート地点に戻ります。目印があるので道に迷うことはありませんが、先ほどの展望台までの道に比べて、坂が多く道が細いうえに、枯葉で滑りやすいので注意が必要です。
空気の澄んだ森林を通り過ぎれば、東屋まであと少し。
東屋に到着しました!
あとは砂利道を下って、スタート地点に戻るだけです。
ハイキングコースを実際に歩いてみて
今回は、写真を撮りながらゆっくり歩いたので、1周するのに2時間弱かかりました。通常は90分ほどで歩けるそうです。きれいな景色に癒されながら、爽快な汗をかけて大満足です!
基本的に道が舗装されているので歩きやすいのですが、途中で大きな石や急な坂などがあります。ハイキングコースを歩くなら、運動靴を履いておくと楽ですよ。登山ほど体力を使わなかったので、靴さえ気をつければ、動きやすい普通の服装でも大丈夫。
この日はまだ夏日で緑がやや多い印象でしたが、気温が下がれば、もっと秋らしい景気が見られるはず。
ぜひ、今しか味わえない風景を堪能してきてくださいね。
砥峰高原
- 住所:兵庫県神崎郡神河町川上801
- 砥峰高原HP
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にっしー
- 国内外と転々としながら、好きなことをしている関西人。お茶の産地を旅するのがライフワーク。