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コロンビア北部のフォトジェニックなコロニアルタウンBEST3
私事ですが、人生初めて南米コロンビアに上陸しました!
今回はボゴタに到着してから、コロンビア北部を2週間かけて周りました。
たくさんの都市や村を巡りましたが、その中でもオレンジ色の屋根瓦が美しい、コロンビアを代表する大変フォトジェニックなコロニアルタウンを3つ紹介します!!さらに、このコロニアルタウンの周りにあるおすすめの観光スポットなどもマップ付きで紹介しましょう。
目次
- コロンビア北部のフォトジェニックなコロニアルタウンNo.3 Mongui モンギ
- コロンビア北部のフォトジェニックなコロニアルタウンNo.2 Villa de Leyva ビジャデレイバ
- コロンビア北部のフォトジェニックなコロニアルタウンNo.1 Barichara バリチャラ
- 最後に
コロンビア北部のフォトジェニックなコロニアルタウンNo.3 Mongui モンギ
まず最初にご紹介するのは、Mongui(モンギ)。ボール産業で有名なモンギは、山の中にあるとっても小さな村でした。山を越えて突然現れる村で、今回の旅で最も美しいと思える教会が見ることができました。
そんな小さな村に所狭しと並んでいる、ボールショップに入ると、4ドルで20分ほどのプライベートツアーを行ってくれて、ボール作りの工程を実際に目の前で一つ一つ説明しながら丁寧に教えてくれました。
実際にボール作りの一番最後の工程をさせてもらい、自分のボールを自分で作ることもできたのがとても印象的でした。
<プリントされた合皮の生地の上に、糊を重ねて強度を上げます>
大量にボールが並ぶショップの奥で、もくもくと作業をこなしていく人々は真剣にお仕事をされていました。
Lago de Tota トタ湖
このエリアでめちゃくちゃおすすめなのが、トタ湖です。
山に囲まれたコロンビア最大の湖(55平方km!!)があり、その周りではネギの栽培農家さんがせっせとネギを収穫している、この土地ならでは風景が広がっています。車で走っていると、ネギのいい匂いが漂ってきました。
湖の周りにはいくつかの村もあり、その中でケーキで有名なIza(イサ)は、地元の人にも人気の観光地です。もちろん私もケーキを食べてきましたよ!
さすがに有名なだけあって、安いし、美味しい。特におすすめは、マラクジャ(パッションフルーツ)のムースケーキと、ティラミスが絶品でした。ぜひ、Izaに行く機会があればお試しあれ!
コロンビア北部のフォトジェニックなコロニアルタウンNo.2 Villa de Leyva ビジャデレイバ
続いてNo.2は、Villa de Leyva(ビジャデレイバ)。街のセントロ(中央)に大きな真四角の広場があり、そこで地元の人が凧揚げを楽しんでいたり、おしゃれなカフェやバーが立ち並んだりしていました。
ボゴタからバスに乗って、約2時間半で行くことのできるお手軽な観光スポットだけあって、地元の人にも人気なのがこのビジャデレイバです。
町のほとんどのお家が16世紀に建てられた古いもの。ほとんど当時のまま残っていて、今でも人が暮らしていたり、カフェやレストランになっています。中には、古さを生かしながらリノベーションしたホテルに泊まることもできますよ!
Casa Terracotta 泥の家
泥の家は、ビジャデレイバの町の端っこにあって、歩いて20分くらいの場所にあります。
コロンビア人の建築家であるオクタビオ・メンドーサが自分の家族のために建てたお家で、とてもユニークで自由な形をしていますね。面白い所は泥で塗り固めて、作られているところ。名前もそのまま泥の家。太陽の力で焼かれて、かなり強度もしっかりしているように見えました。
この泥で作られた家は、世界でも一番大きな"泥で作られた"お家だそう。パンデミックのおかげで中に入ることはできませんでしたが、外をぐるりと回って、どこにトイレがあるとかキッチンがどこにあるとか、色々な説明をしてくれました。ガイドツアーは料金に含まれます。
Raquira ラキラ
ビジャデレイバから、タクシーに乗って30分ほどで行ける、ラキラという小さな小さな村。
ここはアルテサニア(手仕事)で有名な村で、特に陶芸がとても盛んでした。
メインの通りに立ち並ぶお土産屋さんに入ると、陶器で作られたカップやお皿お家のデコレーションなどがものすごくたくさん並んでいて、あんなにたくさんの陶器を見るのは久しぶりだったので、圧巻でした。
コロンビア北部のフォトジェニックなコロニアルタウンNo.1 Barichara バリチャラ
そして、No.1はコロンビアで最も美しいとされる街の一つ、Barichara(バリチャラ)。
壁は基本白く塗られていて、どこを見てもフォトジェニックな風景が広がっていました。まるでタイムスリップしたような気分にもさせてくれる場所です。
丘の上にあった古い教会の前では、16世紀ヨーロッパのような恰好をした人々が集まって映画の撮影をしていました。本当に絵になる町です。
ヤギチーズ
偶然見つけたカフェで、ヤギのチーズを発見しました。
話を聞いていると、街のはずれでヤギの牧場を営んでいる家族で、ツアーもやっているということで急遽ヤギチーズツアーをしてもらうことになりました。
2種類の手作りチーズをワームの中で試食させてもらうことができました。どれも優しい味でしたが、特にリコッタチーズがおすすめです。完全にオーガニックでチーズを生産していて、ヤギ一匹一匹に名前を付けて可愛がっていて、とても素敵な農家さんでした。
Camino Real to Guane カミノ・リアル
何百年も前に、先住民の人々の力で作られたという古道が村から村へ続いています。
ビジャデレバからグアネまで2時間ほどのハイキングができて、途中では山の絶景を見ることができたり、地元のおじさんがヤギを散歩していたり、地元民の日常も垣間見ることができます。
そして、歩道に敷き詰められた石にはこのエリアでは特に珍しくない"化石"を大量に見ることができたのも面白かったです。
最後に
<トタ湖の横にあるアキタニアという村で見つけた、ネギを収穫する村人の像>
2年ほどメキシコにいたのですが、今回ようやく念願の南米大陸にたどり着くことができました。
なぜコロンビアを選んだのかと言うと、フライトが安かったというのも一つの理由ですが、数ヶ月前まで必要だったコロナのPCRテストが必要なくなったことが大きかったです。
入国するには、フライトの前にオンラインで健康チェックの書類にサインして、スクリーンショットを見せるだけで完了しました。
この記事を書いている現在はアメリカのフロリダにいますが、状況は日本と比較にならないほど悪いのにも関わらず、スーパーでもマスクをしている人が少なく、もうコロナを普通の風邪のように受け入れているような印象です。
コロンビアのコロナの状況もさほど良くなっているわけではありませんが、入国条件だった陰性テスト提出を撤廃することで、観光客がコロンビアに訪れやすくして、経済をまわしていこうという政策なのだ思います。これからの観光産業はどうなっていくんでしょうね。
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Ai Nishino
- メキシコ大好きな旅するフォトブロガー。25歳の時に、青年海外協力隊としてタンザニアで2年間職業訓練校にて活動。そして、バックパッカーに。英語、スワヒリ語を話し、スペイン語を習得中です。ライター、デザイン、翻訳などをして海外ノマド旅中。AiWorld Exploreというサイトを運営。