公開日:
最終更新日:
【群馬県・上野村】そこは村のイメージを変える活気あふれるところだった!
皆さんお久しぶりです。はしご@8450です。
先日、群馬県多野郡にある上野村に行く機会がありました。訪れてみるとすごく楽しい村でしたので、いろいろ最新情報をお届けしたいと思います。
目次
そもそも村とは?
「村」のイメージって、ありますよね。川や山々に囲まれた自然豊かなところで、人も時間ものんびり流れていくとか、悪いイメージで言うと、閑散としていて少し寂しい??とかでしょうか。
しかし、そもそも村の定義ってなんでしょう。
簡単に定義をあげてみると・・・
- 市:人口3万人か5万人以上で市街人口が60%以上
- 町:人口8,000人以上で市街地人口が60%以上
- 村:特に決まりはなく上記に当てはまらない集落
なんだそうです。他にも細かい規定はあるそうですが、意外と村の定義はあいまいなんですね。ちょっと考え方が変わりました。
では上野村(うえのむら)の基本情報をご案内します。
上野村の面積は181.85平方キロメートル、人口1,073人です。群馬県の南西部(最南端)に位置する多野郡にある村で、群馬県で最も人口の少ない自治体であり、関東地方の島嶼部を除いた地域で最も人口の少ない自治体です。(Wikipediaより)
上野村へのアクセス
今回は2019年3月にデビューした西武鉄道の新型特急「ラビュー」を利用し、西部秩父駅からは車で行きました。
「ラビュー」は窓が非常に大きく開放感があり座席も足元が広々としており、コンセント、Wi-Fi付きで言うことなしの電車です。
あとはなんといっても静か。騒音が最小限に抑えられており、これも快適な要素です。池袋から西武秩父駅まで1時間17分ですが、本当にあっと言う間に着いたという感じでした。 個人的には昔ながらの「ガタンゴトン、ガタンゴトン」という心地よい振れが懐かしい気もしますが。。。
西武秩父駅から以外にも、上野村にアクセスする方法はあります。
- 電車の場合:高崎駅 ⇒ 下仁田駅 ⇒ タクシー ⇒上野村
- バスの場合:新町駅 ⇒ 神流町 ⇒ 日本中央バス ⇒ 上野村
- 高速道路の場合:練馬IC ⇒ 藤岡JCT ⇒ 下仁田IC ⇒ 湯野沢トンネル ⇒ 上野村
どうですか?東京からだと意外と近い?いやいややっぱり時間かかるという感じでしょうか?
行き方はいろいろありますので、みなさんのご都合の良い方法でぜひおでかけください。
村だと侮ることなかれ!ここがすごいよ上野村
上野村は、のどかなだけではありません。観光スポットも盛りだくさんな村なのです。
観光地が盛りだくさん1:天空回廊 上野スカイブリッジ(吊り橋)
まずは、長さ225mの巨大吊り橋「上野スカイブリッジ」。高さ90mの橋の上からの眺めは圧巻です。
この上野スカイブリッジは、プロポーズにふさわしいロマンチックな場所として「恋人の聖地」に選定されています。群馬県内ではロックハート城(高山村)、磯部温泉(安中市)に次ぐ3例目だそうです。
吊り橋の上からは、雰囲気を盛り上げる「しゃぼん玉」が噴射されています。しゃぼん玉はすぐ割れないように特殊な石鹸を使っているそうです。風の具合では眼下に広がる国道まで届くこともあるそうですよ!心に決めた人に思い切って告白してみてはいかがでしょうか?※しゃぼん玉の噴出は時間制です。
観光地が盛りだくさん2:まほーばの森
吊り橋のすぐ横には「まほーばの森」があり、キャンプやアスレチックを満喫できます。ちなみに「まほーば」とは馬放場(うまはなしば)から転じてできた呼び名だとか。
レストランまほーばの濃厚なソフトクリームは絶品です。
観光地が盛りだくさん3:オボロカヤの滝
「平成の名水百選」にも選ばれた、神流川(かんながわ)流域にはハイキング、森林浴も楽しめるポイントが盛りだくさんです。
今回は数あるポイントのうち手つかずの自然の中にある「オボロカヤの滝」をご紹介します。
オボロカヤの滝は、中之沢源流地域・自然散策路にあり車では入ることができません。
舗装された道路にはなっているのですが、時折、森の中から鹿などが顔を出してくれます。(すみません!今回は写真に撮れませんでした。。)他にも色々な動物たちに出会えるかもしれません。
ちょうど雨あがりでいつもの水量の倍ほど流れているとのことでしたが、全身にマイナスイオンを浴びているうちにびしょ濡れになってしまいました笑。
観光地が盛りだくさん4:白井宿跡
上野村には、自然だけでなく歴史的な観光スポットもあります!
上野村周辺は、江戸時代は将軍の鷹狩り用の鷹を育てていた幕府の天領で、代々大総代を務めた旧黒澤家住宅(国指定重要文化財)があります。
私のおすすめは中山道の白井宿跡です。
集落そのものは小さく、歩いて一周しても20分ほどですが、隠れキリシタン禁制の高札があったり、集落のここそこに墓碑?や遺構があったりと、当時の面影を残す集落を散策すると、想像力がぐっと膨らみます。
<高札>
他にも関東最大の鍾乳洞「不二洞(ふじどう)」などがあります。
まだまだありますよ~。
上野村の特産品
お次は上野村の特産品をご紹介します。
まずは何と言ってもこれ!「いのぶた」です。聞けば東日本で唯一、産業化に成功しているとか。しかし流通量が少なく、なかなか市場には出回らない貴重なお肉がここで堪能できます。
F1世代のみを使っているこだわりの「いのぶたロース重」をいただきました!豚のあまーい脂身と、いのししの野性的な赤身が見事にマッチした最高の「いのぶた重」。ぜひみなさんにも味わっていただきたいと思います。
※F1世代:雄のイノシシと雌の豚を掛け合わせた子供(ハーフ?)。それぞれの味が一番強くでるのだそうです。
上野村は、しいたけ栽培も盛んです。神流川のきれいな水を使って栽培され、しいたけを栽培する菌床も一回しか使わずに、新鮮さと衛生面にこだわっているそうです。
私は生をバーベキューにして食べましたが、シイタケ茶など加工品もあるようですので、こちらもおすすめです。
上野村の特産品はまだまだあります!上野村の観光拠点にもなっている「道の駅うえの」で、ぜひ買い物も楽しんでください。
村の歌がある!
アカペラユニットのXUXU(シュシュ)さんというグループが作られた「あいうえ上野村」という歌があるのだそうです。残念ながら今回は聞く機会はなかったのですが、タイトルだけで絶対おもろいやつって感じがします。探して聞いてみたいと思います。
群馬県上野村の魅力 まとめ
いかがでしたか?。とてもとても人口1,100人の村とは思えない、魅力的な観光、特産品の数々だったのではないでしょうか。今回は1泊2日だったのですが、2~3泊してもっとゆっくり見学したくなりました。
実は他にもひな祭りが4月3日だったり、イタリアはミラノの日本領事館で腕を振るったシェフがいたり、まだまだ紹介しきれないくらい魅力満載な村なんです。もちろん温泉もあります!
村の人々もいつも笑顔で挨拶してくれ、そして精いっぱいのおもてなしをしてくれる上野村。楽しかったなぁ・・・また行こ!
あなたもぜひ一度!
Ranking群馬記事ランキング
-
はしご@8450
- 出不精な旅好き。街ぶらが好き。本当に旅好きなのか空想なのか。。。