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日本人にも食べやすい!タイの伝統菓子をご紹介!
日本には日本特有の和菓子があるように、タイにもタイの人ならではの伝統菓子があります。スーパーや屋台でも販売されていますが、早朝の朝市は食材だけでなくタイ生菓子の宝庫!ということで、今回は早朝の朝市で買える日本人にも食べやすいタイのお菓子をご紹介します。
目次
これが市場のお菓子専門店!
市場には、こんなお菓子専門店が点在しています。
色々なお菓子を少量販売している店舗もあります。ちょっと珍しいお菓子も売っているのでこういった店舗も見逃せません。
日本人にも食べやすいタイの生菓子
それでは、早速日本人にも食べやすい甘さ控えめのタイの生菓子をご紹介したいと思います!
①カノムサンカヤー
バナナの葉っぱに包まれて販売されているお菓子の一つ。甘く炊きあげたモチ米の上にココナッツ風味のカスタードプリンが乗っている食べやすいお菓子。トッピングにのっている揚げたミニオニオンとの相性も抜群。甘いモチ米に乗せたバージョンも人気!タイ菓子上級者は、そんなセミオーダースタイルを楽しんでみては?
②カノムタゴ
ココナッツミルクをベースに、タピオカ粉を使ったモチッとしたプティング。実は2層に分かれていて、下の層は透明な甘いココナッツゼリー、上層はクリーミーで塩気があるプティング。2層の異なるプティングが絶妙にマッチ!トッピングの黄色いとうもろこしのプチプチとした食感が素敵。
③カノムサイサイ
ココナッツ砂糖にココナッツを混ぜて煮詰めたシャリっとした食感が決め手の餡を、ココナッツミルクで作った生地で包み、バナナの葉っぱに巻き上げて蒸したお菓子。ふわっとした生地の食感は日本の和菓子"麩饅頭"を彷彿させてくれます。
④カノムチャン
上新粉とタピオカ粉の生地に砂糖を加え、蒸しあげたお菓子。ほんのり甘くてモチっとした食感のカノムチャン。朝市ではお菓子を販売しているお店ならば大抵おいてあるお菓子の一つ。最近は赤い色のカノムチャンも良く売られていまが、バイトゥーイと呼ばれるパンダリーフで色を付けているのが伝統的なカノムチャンです。
気になるお味は、まさに和菓子の"ういろう"にそっくり!
変わりゆく食文化
人気のある食べやすいタイの伝統菓子はココナッツベースのものが多いようです。昔はこんな生菓子を販売する屋台が街角にたくさんありましたが、最近は、朝市で購入するのが主流のよう。タイの若者は、ケーキやクッキーなどの西洋菓子のほうが人気のようですが、奥が深くて美味しいタイ生菓子は、現地でしか食べることができないグルメの一つです!
デパートの食品売り場やフードコートの一角には、種類は少ないですがタイ生菓子を販売しているエリアがあることが多いので次回のタイ旅行では、ぜひタイオリジナルの素敵なお菓子を楽しんでみてはいかがでしょうか?
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徳武 加奈子
- 実はダイビングインストラクター。食、ライフスタイルを中心にライター業をこなしています。趣味はスタンダップパドル(SUP)。