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軽井沢もある佐久地域をドライブ!佐久グルメを堪能し温泉旅館「佐久ホテル」に泊まってみました。
紅葉の碓氷峠、山頂に雪を戴く山々を眺めながらドライブすること約3時間。2020年11月のある週末、秋の空気が清々しい長野県佐久市にやってきました。滞在したのはホテルと言いながらも老舗の風格漂う和風旅館「佐久ホテル」。今回は旅館「佐久ホテル」と佐久に住む友人が教えてくれた佐久のグルメスポットをご紹介します!
目次
- 天然温泉のある老舗旅館「佐久ホテル」
- 地元の人々と観光客が混ざって賑わう古民家カフェ「YUSHI CAFE」
- 「猪料理やまおく」で山の幸に舌鼓!
- 佐久には酒蔵もたくさん!ファーストクラスで提供されるほどの銘酒も
天然温泉のある老舗旅館「佐久ホテル」
ビジネスホテルではなく純和風の旅館に泊まりたい!
滞在のため、まずはインターネットで宿を検索。佐久市には新幹線でのアクセスも可能でJR佐久平駅の周辺にはホテルがいくつかあります。もちろん駅前の便利なホテルも良いのですが、今回は初めて訪れる長野ということもあり、その土地らしい昔ながらの和風旅館に泊まりたい気分。
探していると駅から少しだけ離れた立地に老舗感の漂う「佐久ホテル」を発見。サイトを見ると理想通りの純和風の佇まい、温泉もあるということなのでこちらに泊まってみることにしました。
着いてびっくり!ロビーでの無料ドリンクサービスがすごい
到着し、まずはチェックイン。旅館に入ってすぐに感動したのは広々としたロビーにある炉端スペースです。温泉水が沸いている大きな茶釜を囲んで新聞を読んだりゆっくりすこすことができます。
また、驚いたのはこのロビーでの様々な無料ドリンクのサービスです。まず、冷たい温泉水が無料で飲めます。次に温泉水が茶釜で沸かしてあり、この土地の名産である甘茶を煎れて飲むことができます。温泉水で淹れた珈琲ももちろん無料。極め付けにはなんと焼酎まで無料なんです。焼酎は自家製のよもぎ焼酎で、温泉水で水割りや湯割りにして飲むことができます。
<大きな茶釜に感動>
<ロビーでは温泉水を自由に飲めます>
<こちらも無料の甘茶と自家製よもぎ焼酎。よもぎ焼酎は温泉水で割ってほっこり。>
レトロ好きには嬉しい昭和の香りのする洋室
チェックインの後、中居さんが部屋まで案内してくれ説明を受けます。今回は一人での素泊まりなのでシングルの洋室を予約しました。
案内されたシングルの部屋は年季は入っていますがベッドの他にソファーも置いてあるほどの広さで通常のビジネスホテルに比べると広めで過ごしやすいと思いました。
庭に面した窓もあって明るく、窓辺では小鳥の声が聞こえます。室内にはバス・トイレも完備。旅館らしく浴衣と羽織も用意してありレトロ好きには嬉しい雰囲気です。
<フロント、ロビーから坪庭を通って座敷へ。洋室は別館です。>
<昭和の香り漂うチャーミングなお部屋>
600年の歴史を持つ天然温泉は意外と...
仲居さんと別れた後、早速浴衣に着替えて温泉に行ってみました。温泉は洋室からは階段を降りてすぐだったので人と会うこともなく安心。
天然温泉「旭湯」の源泉はなんと地下1m。浴槽の真下から湧いているのだとか。歴史は600年にものぼり、武田信玄も入浴した記録が残っているそうです。
そんな前評判のすごい天然温泉ですが、実際に行ってみた最初の感想は「意外に狭い」でした(笑)。しかしながら人もいなかったのでのびのびと入浴でき、活火山の恵みの湯を堪能。チェックイン後、夕食後、チェックアウト前の朝湯と、1泊の滞在で三回も入浴しました。
<部屋には手書きの旅館内マップも。いろいろすごい!>
地元の人々と観光客が混ざって賑わう古民家カフェ「YUSHI CAFE」
地元の友人が教えてくれた佐久の素敵スポットもご紹介します。
まずは古民家カフェ「YUSHI CAFE 天保堂珈琲」。1泊の滞在なのに何度も行ってしまうほど素敵でした。
大きな古民家を改装して造られた店内に入ると薪ストーブと珈琲の香りに包まれます。店内はとても広く、カウンター席もソファ席も全部居心地がよさそうでどこに座るか目移りしてしまうほど。夏はテラスも居心地がよさそうです。
コーヒーを淹れる穏やかな雰囲気の店主との会話を目当てにカウンター席は地元の常連の方々で埋まっていました。こんな素敵カフェが近所にある地元の方々が羨ましいです。
<駐車場には地元ナンバー、他県ナンバーが賑やかに混ざり合う>
YUSHI CAFE 天保堂珈琲
- 住 所 長野県佐久市協和2379
- 営業時間 9:00~18:00
- 定休日 無 (お盆・お正月はお休み)
- 電話番号 0267-53-1043
- 公式HP https://tenpodo.space/
「猪料理やまおく」で山の幸に舌鼓!
友人が夕食に案内してくれた食事処「猪料理 やまおく」も、とても雰囲気のある場所でした。
お店は本当に山奥の山小屋のような作り。広い座敷のそれぞれの席に囲炉裏があり、ここでしか食べられない猪などの山の幸を炉端焼きや鍋で楽しめます。
佐久の地酒も揃っており、楽しく飲んで酔っ払い、帰り道は代行を呼んでもらいました。
<囲炉裏を囲んで炉端焼きと鍋を同時に楽しめます>
猪料理 やまおく
- 住 所 長野県佐久市新子田1882-10
- 電話番号 0267-68-0676
- 営業時間 12:00~14:00/17:00~22:00
- 定休日 月曜日
佐久には酒蔵もたくさん!ファーストクラスで提供されるほどの銘酒も
佐久を語る時に忘れてはいけないのが酒蔵です。
美味しい水ときれいな空気、米を作るのにぴったりの高原の気候を持つ佐久にはたくさんの酒蔵が点在しています。
なかでも有機栽培や無農薬栽培にこだわる土屋酒造の「茜さす 純米大吟醸」は全日空のファーストクラスで提供される銘柄に選ばれているのだとか。
筆者も「茜さす」の限定酒をお土産で購入しました。佐久の地酒は直営店のほか、地元スーパーのツルヤでも購入することができます。
<茜さす 特別純米の限定酒をお土産に買って帰りました>
土屋酒造店
- 住 所 長野県佐久市中込1914-2
- 電話番号 0267-62-0113
- 営業時間 平日 9:00-17:30、土曜 10:30-12:00 / 13:30-17:00
- 定休日 日曜日
- 公式HP https://kamenoumi.com/
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N.L.Paris
- パリ在住約10年。美味しいものとお酒が大好き。超B級グルメから高級店まで地道に研究しています。グルメ情報メインのブログ&インスタも。→→→ nightlifeparis.hatenablog.com
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