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【東京・板橋】日帰り温泉処「前野原温泉 さやの湯処」を徹底紹介!
「前野原温泉 さやの湯処」は、東京都板橋区にある温泉施設。古民家をリノベーションした格式高い家屋と日本庭園が特徴で、地域の人々を中心に多くの人に愛されています。
スーパー銭湯とは一味違う高級老舗旅館風の雰囲気をたたえつつも、実際には千円札1枚でお釣りが返ってくるという、庶民のお財布にやさしい点も魅力です。
今回はこの人気温泉施設のアクセス方法、お風呂・サウナ・岩盤浴・庭園の魅力、さらにはリラクゼーションやグルメに関する情報までお届けします。
※こちらの記事は2020年9月に取材した情報です。最新情報は公式HPをご確認ください。
目次
1. 「前野原温泉 さやの湯処」とは
東京池袋と埼玉県戸田市の間に位置する板橋区前野町。2005年、そんな都会の片隅に誕生したのが「前野原温泉 さやの湯処」です。もともとは精密金属材料メーカー「株式会社特殊金属エクセル」の創業者・谷口周(ちかし)氏が昭和21年(1946年)に建設し、谷口氏が亡くなるまで過ごした邸宅でした。
全国各地の銘石を用いた枯山水庭園を造らせて、大変立派な邸宅でしたが谷口氏亡き後は次第に荒廃。
会社や工場の移転に伴い取り壊しが検討されるも、「どうにかしてこの場所を活かしたい」「本業とは異なる異業種で新規事業にチャレンジしたい」「地域の方に喜ばれる場を提供したい」という想いを抱いた創業者が、建築家・降幡廣信(ふりはた ひろのぶ)氏と、作庭家・小口基實(おぐち もとみ)氏の協力を得て、古民家再生に乗り出し、地下1,500mの温泉を掘り当て、現在のさやの湯処に生まれ変わりました。
現在は、屋外・屋内とも上記写真のような格式高い昭和の日本家屋、枯山水の苔庭、四季折々の自然の移ろいを見せる木々、遮るもののない青空の下での露天風呂、極上の泉質による源泉かけ流し天然温泉を堪能できる極楽オアシスです。
こんな贅沢な場所なのに、入館料は千円札一枚でお釣りが出るというのですからおどろきです。この価格維持は、「地域に笑顔とホンモノを届けたい」という企業努力の賜物です。
2. さやの湯処へのアクセス
さやの湯処の最寄り駅は、都営三田線の志村坂上駅。A2出口から見次(みつぎ)公園方面に進み、坂を下って首都高の高架下の横断歩道を渡ると徒歩1分ほどで到着。駅からの所要時間はおよそ10分です。道の真向かいにイオンスタイル板橋前野町店があります。
バス利用の場合は、JR赤羽駅西口から国際興業バス「赤53 ときわ台駅」行きに乗車し、「前野町3丁目」バス停下車で徒歩0分。
あるいは東武東上線ときわ台駅の場合、国際興業バス「赤53 赤羽駅」行きに乗車し「前野町4丁目」バス停下車で徒歩1分です。
車の場合は、首都高速5号池袋線板橋本町ICより中山道・国道17号、都道445号経由で10分弱。住宅街で道が狭く交通量も多いため、左折入庫を原則としています。
上記写真の施設内にある駐車場は80台収容可能ですが、満車の際は、向かいのイオンスタイル板橋前野町の提携駐車場も利用可能です(5時間まで無料)。無料になる手続きをするために、駐車券は忘れずに受付に持参しましょう。
>>>さやの湯処へのアクセスについて詳しくはこちらから(公式サイト)
3. さやの湯処の入館受付と精算システム
さやの湯処では、キャッシュレスで効率的な入館受付と精算システムが導入されています。
まずは玄関入口にあるロッカーに靴を収納。検温をし、腕に巻いたロッカーキーのバーコードを読み取って、入館受付をすませます。
ロッカーキーに付属するバーコードが、自動販売機から岩盤浴、お食事など館内サービスのあらゆる決済に必要となるため、常に肌身離さず付けておきましょう。
帰り際には、入館受付向かいに設置された「お勘定場」の自動精算機にてすべての支払いを決済します(現金・クレジットカードともに支払い可能)。
4. さやの湯処の温泉について
この写真からもわかる通り、さやの湯処の天然温泉は塩分濃度の高いにごり湯で、保温性に長けた「熱の湯」といわれています。
詳細は以下の通りです。
- 温泉名:板橋前野温泉
- 泉 質:含よう素・ナトリウム・塩化物強塩温泉(高張性中性温泉)、ほぼ無色透明、強塩味、鉄味
- 療養泉の一般的な適応症:神経痛、筋肉痛、関節痛、腰痛、五十肩、間接のこわばり、打撲、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下、軽症高血圧、糖尿病、軽い高コレステロール血症、軽い喘息または肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状、病後回復期、疲労回復・健康増進
- 効能について:ナトリウム・塩化物泉は保温効果にすぐれ、湯冷めしにくく、神経症、冷え性等の症状に効果的
5. さやの湯処のお風呂
1階は温泉エリアと食事エリア、2階は岩盤浴エリアとなっています。2015年に行われた改修工事とともに、新たに高濃度炭酸泉と貸切温泉風呂「離れの湯 燈」が追加され、お風呂がより一層充実しました。
さやの湯処がある板橋区は、東京都環境局による揚水規制に基づき、汲み上げ可能な温泉量が1日上限50立方メートルと制限されています。
そのような条件下で、加水・循環・薬剤投入なしの源泉掛け流し浴槽を維持、かつ衛生管理を徹底し、すべての浴槽に湯を行き渡らせるために、一つ一つの浴槽サイズが小さめに作られています。そのため、混雑することもあるようです。
それでは各お風呂をご紹介します。
5.1 露天エリア
男女とも、屋外には源泉風呂、露天風呂、寝転び湯、つぼ湯があります。
源泉風呂
都内は比較的黒湯が多いですが、画像の通り、さやの湯処はほんのりうぐいす色。
PH7.4の弱アルカリ性かつ高張性の強塩天然温泉で、地下1,500mから汲み上げた加水なしの源泉掛け流しです。
源泉はほんのり塩味と鉱物臭がします。41℃前後に保たれた湯は保温性に優れ、体の芯から温めてくれるため湯冷めしにくく、「熱の湯」と呼ばれています。
露天風呂
こちらは露天風呂。お湯はほんのり赤茶色で半透明です。源泉風呂からあふれ出た源泉が露天風呂の浴槽に流れ込み、空気に触れて酸化することで湯の色が赤茶色に変わります。
また、この湯は加水され、衛生管理のために循環ろ過装置や薬剤が使用されています。
湯温は源泉風呂に比べやや低め。
緑に囲まれた円形露天で、のんびり青空や月を見上げながら入浴する時間は最高に贅沢ですね!
寝転び湯
続いて、露天エリアのいちばん奥に設置された「寝転び湯」。人肌程度の心地よい湯がうっすら張られ、横になるとつい時間を忘れてまどろんでしまいます。
つぼ湯
男湯・女湯ともに、つぼ湯は3つずつ用意されています。ざぶーんとあふれ出る湯に浸かる贅沢はつぼ湯ならではです。
5.2 内湯エリア
内湯エリア、つまり屋内のお風呂は、高濃度炭酸泉、寝湯、座り湯、立ち湯、腰掛湯、水風呂と種類豊富! 湯から湯へと、のんびりと楽しみましょう。
高濃度炭酸泉
こちらは肩こり、腰痛、関節痛、冷え性、高血圧、心臓疾患に効能が期待される高濃度炭酸泉。全身にまとわりつくプチプチ・シュワシュワの炭酸ガスと、38℃前後とややぬるめに設定された湯に包まれ、ついつい長湯しがちに。ずっと浸かっていたくなりますが、血行が促進されてのぼせやすくなるため、15分以上の入浴は控えましょう。
寝湯
スパには欠かせない寝湯は、ジェットバスとリラクゼーションバスの二種類。ほどよいバブルの圧力で、肩や背中、腰の筋肉が気持ちよくほぐされていきます。
座り湯
深さ90cmに作られた、座るタイプのジェットバス。腰痛が気になる方にオススメです。
立ち湯
こちらは立ち湯タイプのシェイプアップバスとスーパージェットバス。シェイプアップというだけあり、バブル圧が強烈です。
特に、スーパージェットバスは手すりをしっかり握っていないと体が湯に持っていかれるほどです!
腰掛湯
少し湯当たりしたときなど、腰掛湯はいかがでしょう。ほんのり肌に感じる湯が気持ち良いですよ。
水風呂
熱気風呂(ドライサウナ)前に設置された水風呂。サウナでほてったからだをクールダウンしてください。近くに掛け湯が設置されています。湯船に入る前に掛け湯で汗を洗い流しましょう。
5.3 離れの湯「燈」
ロビー前の多目的スペース側にあるこの扉を抜けると、離れの湯「燈(あかり)」があります。
離れの湯「燈」は庭園内の離れにある、隠れ家的な完全個室の貸切温泉です。ゆったりとしたプライベート空間を楽しめます。貸切温泉ではありますが、東京都の条例により、10歳以上の男女混浴は夫婦・家族であっても禁止されています。
お風呂は心地良いヒノキの香りに包まれたヒノキ風呂で、4人サイズ。大きな窓ガラスを開放すると、半露天が楽しめます。
離れの湯「燈」は、おむつの方や障害をお持ちの方、公衆浴場が苦手な外国人の方、一人の空間を満喫したい方にも好評です。
離れの湯「燈」の予約情報
- 予約直通電話:03-5916-3826
- 料金:1時間2,100円
- 入浴スケジュール:10:30~23:30の間で1時間毎9部構成
>>>離れの湯「燈」の詳細について詳しくはこちらから(公式サイト)
6. さやの湯処のサウナ
さやの湯処にはドライとスチーム、2タイプのサウナが用意されています。
6.1 熱気風炉(ドライサウナ)
内湯側に設置されたタワー型サウナは、都内でも有数の広さを誇ります。室温は80~90℃に保たれ、サウナマットは1日2回交換されます。営業終了の15分前、24:45まで利用可能です。
ドライサウナにはテレビが設置されていますので、テレビを見ながらじっくり汗を流せます。
サウナ後に水風呂を利用することで、身体の新陳代謝が促され、その後に外気浴をすればととのいますよ!
6.2 薬草塩蒸風炉(スチームサウナ)
露天側に設置されているのは、スチーム式のサウナ。週替りで7種の和漢薬草とよもぎの2種類が用意されており、高温の蒸気で熱することで、その香りがサウナいっぱいに広がります。
備え付けの塩を身体にやさしく擦り込めば、発汗が促され、デトックスや美肌効果も期待できそうですね。
7. さやの湯処の岩盤浴
さやの湯処2階の岩盤浴エリアは、休憩する部屋「春」、温度別にわかれた3つの岩盤浴の部屋「夏・秋・冬」、計4つの部屋で構成されています。
7.1 春
ここは身体を休める休憩スペース、「春」。
日本家屋の落ち着いた雰囲気と、窓からのぞく苔庭(こけにわ)が気持ちを和ませてくれます。
なお、岩盤浴の平日利用者および「春」の部屋内に限り、電子雑誌・漫画読み放題のサービスが提供されています。興味のある方は、スマートフォンやタブレットを忘れずに持参しましょう。
7.2 夏
「夏」は天寿石、不老石、ゲルマニウム石の3種類の石の効果が楽しめる高温岩盤浴。室温の温度設定は47℃前後。
遠赤外線放射線率が高く身体の芯から温まり、発汗作用が促されて脂肪の燃焼、細胞の活性化、デトックスに効果が期待できるそうです。
7.3 秋
「秋」は「翡翠(ひすい)」の名で知られる薬宝玉石を、緑・黄色の2種類を使用した、肌にやさしい中温岩盤浴です。
美肌効果や肩こりの解消、疲労回復を期待できます。
室内の温度設定は44℃前後。やわらかな照明に包まれながら、じっくり汗をかくことができますよ。
7.4 冬
ほてったからだを一気にクールダウンできる「冬」の部屋。設定温度は11℃前後。岩盤浴との交互利用で毛細血管が伸縮し、新陳代謝を高められるので、美肌効果があるそうです。
岩盤処の基本情報
- 料金:740円(岩盤浴着、岩盤用大判タオル付き)
- 営業時間:10:00~24:30
- 岩盤浴利用時の注意事項
・受付にて事前の登録が必要
・利用対象は中学生以上、また岩盤浴のみは利用不可
・岩盤浴専用着を着用のお客様に限り、何度でも出入り自由、時間制限なし
・2階ロビーに無料の給水器、冷蔵ケースあり
・ロッカーあり(ただし鍵付きでないため貴重品等は別の場所に要保管)
8. さやの湯処の庭園
終戦直後、創業者・谷口周氏は愛車のロールスロイスやジャガーで全国各地を訪ね回り、銘石を収集。独学で学んだ作庭法を用いて、枯山水庭園を完成させたといわれています。
何気ない大小の石も、今では手に入りにくい高価で稀少な銘石の数々です。
春には桜、夏には新緑、秋には紅葉、冬には雪景色が楽しめます。
お食事処「柿天舎(してんしゃ)」の座敷から眺める景色は、額縁効果もあって生きた絵画を見ているかのような美しさです。
※庭への立入りは禁止
9. さやの湯処の癒やし処(リラクゼーション)
さやの湯処では心もくつろぐリラクゼーションサービスが受けられます。
9.1 香処(アロマテラピー)
アロマの香りに包まれた空間で、アロマテラピストによる磨き抜かれたプロの技で心身ともに癒やされてください。コースは時間や施術内容別に8種類用意され、男性でも受けられます。
香処(アロマテラピー)の基本情報
- 予約直通電話:03-5916-3826
- 営業時間:12:00~24:00
9.2 美肌処(韓国式アカスリ)
内湯側に用意された韓国式アカスリでは、皮膚の表面にたまった古い角質を取り除いて新陳代謝を高め、すべすべお肌を取り戻せます。
「韓国式アカスリ」「うるおい美肌」「リンパエステ」の3種類が用意されていますので、気になるものを選んで受けてみてください。
美肌処(韓国式アカスリ)の基本情報
- 予約直通電話:080-8876-1550
- 営業時間:10:00〜24:50(最終受付24:00)
9.3 手もみ処
肩こりや腰痛など、身体の不調でお悩みの方は、「手もみ処」がおすすめです。個々のニーズに合わせ、全身、足つぼ、さや式ボディ、タイ古式と、4種類のマッサージが用意されています。
手もみ処の基本情報
- 予約直通電話:080-8876-1550
- 営業時間:10:00~24:50(最終受付24:00)
10. さやの湯処のリラックスルーム
心身共に癒された後は、リラックスルームで、読書や瞑想などで静かな時間を過ごしたり、家族・友人水いらず、楽しい時間を過ごしたりしましょう。
10.1 うたたね処
館内奥にある「うたたね処」。誰でも無料で利用でき、横になってくつろげる座敷スペースです。女性専用のスペースも用意されています。
10.2 貸個室
お子様連れの方や気心の知れた友人だけで過ごせる個室もあります。
貸個室の費用は別途支払いが発生しますが、コース料理注文の場合は室料が2時間無料になります。
予約は3日前までに連絡しましょう。人数は2名からです。
予約後のキャンセル・変更は、前日正午までで、当日のキャンセル・変更は不可ですのでご注意ください。
なお、貸個室にお風呂はありません。
貸個室の種類は以下の通りです。
【桜の間】
障子を開けると庭が見渡せる、一番人気のお座敷タイプの個室「桜の間」。個室利用のニーズが多いご時世ですので、ご予約はお早めに。
桜の間の基本情報
- 広さ:10畳(12人まで)
- 利用料金:2時間につき3,000円
- 延長料金:1時間ごとに1,500円
- コース料理:3,700円/6,000円コース
※4名様以上でコース料理を注文の場合、2時間利用無料
※3名様以下でコース料理をご注文の場合、2時間利用につき1,500円が別途必要
【万年青の間】
桜の間の隣に位置するのが「万年青(おもと)の間」。窓はなく、コンパクトな空間ですので少人数向けです。
万年青の間の基本情報
- 広さ:7.5畳(8人まで)
- 利用料金:2時間につき2,100円
- 延長料金:1時間ごと1,050円
なお、桜の間と万年青の間のふすまを開けて、大広間として利用することも可能です。
大広間(両間=桜・万年青)の基本情報
- 広さ:17.5畳(30人まで)
- 利用料金:2時間5,100円
- 延長料金:1時間ごと2,550円
【楓の間】
室内に設置された窓から庭の一部が鑑賞できる、テーブルタイプの個室「楓の間」。大人数向けで、お子様向けの遊具も用意されています。
楓の間の基本情報
- 広さ:15畳(18人まで)
- 利用料金:2時間につき3,400円
- 延長料金:1時間ごと1,700円
- コース料理:3700円/6,000円コース
※4名以上でコース料理注文の場合、2時間利用無料
※3名以下でコース料理注文の場合、2時間利用につき1,700円が別途必要
貸個室の受付の基本情報
- 営業時間:11:00~23:00
- 予約直通電話・問い合わせ:03-5916-3839
- WEB予約:https://ws.formzu.net/fgen/S73264046/
11. さやの湯処のグルメ:お食事処「柿天舎」
さやの湯処の食事処は、創業者・谷口周氏の雅号「柿天(してん)」にちなんで「柿天舎(してんしゃ)」と命名されています。
座敷から眺める日本庭園がフォトジェニックです。
食事はセルフサービスで、テーブル席やお座敷など、好きな場所でいただくことが可能。注文前に席を確保しておきましょう。
食事をしない人でも利用可能です。
11.1 料理注文の流れ
料理注文の流れは以下の通りです。
- 入口などに設置されたメニュー表で好きな料理を決める
- 「ご注文承り口」カウンターで料理を注文
- 注文の際に靴のロッカーキーのバーコードを提示
- レシートと番号付きの呼び出しアラーム機を受け取る
- 料理が用意されるとアラーム音が鳴り呼び出しがかかる
- 「お食事渡し口」にてアラーム機の番号を伝え、料理を受け取る
- お冷、お茶、そば湯はお隣のセルフサービスで
- 食事がすんだら容器は返却口へ
柿天舎の料理提供時間
- ドリンク/スピードメニュー:10:30~22:00
- 食事:11:00~22:30
11.2 おすすめメニュー「こだわりの十割そば」
柿天舎でダントツの人気を誇るのは、そば粉からこだわり抜いた「粗石臼挽きぐるみ十割蕎麦」。
北海道産や福井産など、その季節に応じたおいしい国産のそば粉を厳選して仕入れ、「挽きたて」「打ちたて」「茹でたて」にこだわった蕎麦がいただけます。
売上ランキング第1位は、上記写真(左上のメニューをのぞく)の天ぷらと十割蕎麦のセット「天ぷらせいろ(1,080円)」、第2位は千葉県産コシヒカリを使用した「鮪づくし丼(1,080円)」、第3位はガッツリ派におすすめの「かつ丼(950円)」です。
ちなみに、画像左上は柿天舎でロングセラーアイテムの「茄子と長芋の揚出し(490円)」です。ぜひ味わってみてくださいね!
11.3 おすすめメニュー「こだわりのかつ煮」
店長がイチオシするのは「かつ煮(750円)」。ふっくらジューシーな揚げたてのとんかつは卵でとじられ、さらに温玉が添えられています。
そこに出汁のきいた甘辛ダレが絡められており、お酒のアテにもぴったりです!
11.4 おすすめのお土産「こだわりのピーナッツクリーム」
柿天舎では、茨城県つくば・阿見地方を中心に、契約農家から仕入れた茨城県産の新鮮野菜や加工食品を取り扱っており、この野菜目当てに訪れるリピーター客も。野菜の入荷目安は火・木・土・日で、注文承り口カウンターにて購入できます。
龍ケ崎市産の国産・手作り・無添加にこだわった「ピーナッツクリーム」は、お値段1,000円と決してお安くないにもかかわらず、購入者が後を絶たないほど絶大な人気商品。濃厚なめらかなピーナッツクリームがたまりません。お土産にぜひ!
12. さやの湯処の混雑状況
<画像提供:さやの湯処(ホームページより)>
さやの湯処ではホームページ右上にリアルタイムでの混雑状況、左のメニューには平均的な混雑スケジュールが情報開示されています。訪れる際の参考にしてみてください。
一般的に混雑する時期
- 大型連休中(お正月、GW、お盆等)
- 3連休の中日、末日
- 土曜日:17:00~23:30
- 日曜日:12:00~20:00
13. まとめ
ものづくりの職人魂が込められたこだわりの運営でありながら、リーズナブルな価格で地域の人々に愛されるスーパー銭湯・日帰り温泉施設さやの湯処。
「ちょっと癒やされたい」「たまには自分にご褒美を」と思ったら、ぜひ板橋のさやの湯処に足を運んでみてください。東京都内とは思えぬ良質な温泉とその雰囲気に、心身ともに癒されること間違いなしです!
13.1 さやの湯処の基本情報
- 住所:東京都板橋区前野町3丁目41番1号
- 営業時間:10:00~25:00(最終入館受付24:00)
<岩盤浴> 10:00~24:30
<香処(アロマテラピー)> 12:00~24:00
<美肌処> 11:00~24:50
<手もみ処> 11:00~24:50
<貸切温泉「離れの湯 燈」> 10:30~23:30
<お食事処「柿天舎」>
ドリンク・スピードメニュー 10:30~24:00
お食事 11:00~23:30
<貸個室>11:00~23:00 - 定休日:年中無休
※年に1、2回ほどメンテナンスのためのお休みあり - 電話番号:03-5916-3826
- 入館料:
<平日>一般890円、子ども(小学生以下)550円
<土日祝日>一般1,120円、子ども(小学生以下)750円 - 駐車場:
<無料駐車場>
・収容台数:80台
・営業時間:9:30~25:15(最終入庫24:00)
※平日は終日無料、休日は5時間まで無料(以降1時間ごとに100円プラス)
<提携駐車場:イオンスタイル板橋前野町(立体駐車場)>
・収容台数:320台
・営業時間:9:00~23:00
※5時間まで無料
※駐車券を必ず持参し受付に提示すること - アクセス
<車利用の場合>
首都高速板橋本町ICより中山道/国道17号経由、所要時間約8分<鉄道利用の場合>
◎都営三田線「志村坂上駅」からA2出口より徒歩約8分
◎東武東上線「ときわ台駅」より、国際興業バス「赤53」あるいはJR「赤羽駅西口」行き乗車、「前野町4丁目」バス停下車より徒歩1分
◎JR「赤羽駅」より、国際興業バス「赤53」あるいは東武東上線「ときわ台駅」行き乗車、「前野町3丁目」下車より徒歩0分 - HP:https://www.sayanoyudokoro.co.jp/
※この記事は2020年9月に取材した記事です。期間限定の情報もありますので、最新情報は公式HPをご確認ください
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- 自称ミステリーハンターで絶景ハンター。訪れた国は80カ国以上。世界中の絶景を求めて地球を駆け回っています。