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【タコスから甘いパンまで!】食べてみたいメキシコのおすすめの朝食4選
皆さん、メキシコ人は普段どのような朝食を食べていると思いますか?メキシコ人の朝食は、伝統的には甘いパンから始まり、メイン料理までガッツリといただきます。今回は、メキシコ人が平日、道端でささっと食べる朝食から、週末の朝など時間がある時に食べる典型的な朝食まで、ぜひメキシコで食べていただきたい朝食メニュー4選をご紹介します。
目次
- 1. 飲んだ日の翌日に食べたい「チラキレス」
- 2. メキシコ旅行上級者におすすめの「タコス・デ・カナスタ」
- 3. 朝食には甘い食べ物!という方は「コンチャ」
- 4. 色々な種類を試したい「ケサディーヤ」
1. 飲んだ日の翌日に食べたい「チラキレス」
チラキレスは、メキシコ朝食を代表する料理で家庭でもよく作ります。二日酔いした朝に食べたいメキシコ料理としても知られていて、レストランには必ずあるメニューです。この料理は、油で揚げたトルティーヤチップスをベースに、赤いトマトのソースか緑のトマトのソースを上からたっぷりとかけたシンプルな料理です。上にお好みで卵や鶏肉などをのせて食べることもあります。
ソースの上にはサワークリームや、玉ねぎ、フレッシュチーズをかけることが多く、トマトソースでトルティーヤチップが柔らかくなるため、意外と食べやすいです。メキシコの朝食の定番中の定番ですので、レストランで朝食をとる機会がある方は、ぜひ食べてみてください。
2. メキシコ旅行上級者におすすめ「タコス・デ・カナスタ」
タコス・デ・カナスタは、メキシコで朝方~昼にかけて道端で売られるストリートフードで、安くて美味しいメキシコ人が大好きなタコスです。普通、このタコスの中身は、煮豆・チチャロン(煮込んだ豚の皮)やジャガイモと緑のモレソースなどですが、一番人気はチチャロンです。1つ1つが小さいため、メキシコ人は一度に5個くらいはペロリと食べてしまいます。学生から社会人まで、朝方に道端でがっつりタコスを食べて、一日を始める。そんなメキシコ人は多いです。
売り子は籠の中に大量にタコスを積み重ね、自転車などで売りに来ます。カナスタ、つまり売り子は籠を持っているのが目印ですので、メキシコ旅行上級者で、代表的なメキシコ料理をすでに知っているという方はぜひ、朝食に「タコス・デ・カナスタ」を食べてみてください。
3. 朝食には甘い食べ物!という方は「コンチャ」
メキシコで朝食にレストランに行くと、サービスで甘いパンが出されることがよくあります。甘いパンを食べた上にメイン料理を食べる。メキシコでは、週末に家族が集まり、レストランで遅い朝食をゆっくりととる習慣があります。そんな時には、甘いパンで始まり、メイン料理が終わるまで十分に家族との時間を楽しみます。
メキシコの甘いパンの中でも、とても人気で美味しいのが「コンチャ」と呼ばれるパンです。形も見た目も、日本のメロンパンのようですが、パン全体が甘いビスケットのような生地で包まれているのがメロンパンと異なる点です。冬にはよくホットチョコレートと一緒に食べることもあります。朝は甘いパン系の方にはぜひおすすめです。
4. 色々な種類を試したい「ケサディーヤ」
トルティーヤとチーズがあれば日本でも簡単に作れる「ケサディーヤ」。チーズを中に挟んで焼いたトルティーヤのことで、とてもシンプルで美味しいメキシコ料理です。ケサディーヤは、どんな具でも中に挟んで焼けますので、バラエティが豊富です。レストランやケサディーヤ専門店でよく見る定番メニューは、チーズの他にジャガイモとチョリソー・鶏肉煮込・ジャガイモとチリなどがあります。
メキシコ人は、大人なら朝食に3個くらいのケサディーヤをペロリと食べてしまいます。ホテルの朝食でも出されることが多いと思いますが、機会があれば色々な具のケサディーヤを試してみてください。
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Yu Larraz
- 2009年よりメキシコ在住。カリブ海のキレイな町で英語教師、日本語教師の傍らWebライターとしても活動中。