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コロナ禍、海外在住者は日本へ一時帰国できる?機内の様子、PCR検査、14日間隔離は?

記事投稿日:2020/10/07最終更新日:2020/10/07

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Bonjour!

この夏、在仏日本人が集まればしょっちゅう話題になっていたのが「この夏日本に帰省するかどうか?」です。各国の出入国制限が次々と変わる中、帰省するかどうかの見極めは難しいところでした。そんな中、9月に急用で一時帰国してきましたので空港や機内の様子をレポートします。

目次

2020年9月、フランスから日本の入国条件は?

出発前には大使館や外務省のサイトを見て最新の入国条件等を確認し、事前準備をしておきましょう。2020年9月初旬の条件では、フランスを含む指定の地域から帰国する日本国籍者には空港でのPCR検査が義務付けられていました。また、入国後は空港からの公共交通機関(国内線も含む)は利用不可。PCR検査の結果が陰性でも、自宅やホテルなどで14日間待機をするよう言われます。

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<見渡す限り誰もいない羽田空港ターミナル3>

人の少ない空港でコロナ禍による経済的打撃を実感

今回はANAの直行便を利用しました。航空券の値段はパリ・羽田往復で7万円台。通常の値段よりかなり安くなっています。もう少し安い経由便も検討しましたが、乗り継ぎ時の感染リスクを考慮し直行便を選びました。

まず驚いたのはパリのシャルルドゴール空港、羽田空港共に人が少ないことです。いつもは長蛇の列で搭乗時刻に遅れるのではないかとヤキモキさせられるシャルルドゴール空港の保安検査場も今回は驚くほどガラガラで、コロナによる経済的打撃を身をもって感じました。閉まっているお店も多く、閑散としています。

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<人が少なく閑散としたシャルルドゴール空港>

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<出国前のお楽しみ、羽田空港出発エリアのユニクロも閉まっています。>

通常より数倍過ごしやすい...ガラガラの機内

機内には行きも帰りも十数名しか搭乗しておらず、エコノミークラスでも一人で3席を使用してのびのびと過ごすことができました。近年は欧州に渡航する人が増えたせいか直行便はいつ乗っても満席だったのでこんなに空いている機内は10年以上ぶりです。

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ANAの機内では座席周りを拭くためのアルコールシートが配られ、コロナ対策が行われていることを感じました。搭乗者が少なく密にならないことから、感染リスクが低いことも安心できました。

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機内では到着後のPCR検査や過ごし方について説明された資料が配られ、書類には到着までに記入するように言われます。

本当に3時間かかる?入国前のPCR検査

日本へは定刻より30分ほど早く到着しました。おそらく搭乗者が少ないためスムーズに進んだのだと思います。通常なら到着後すぐに降機が始まりますが、今回はPCR検査の体制を整えるため機内で待つようアナウンスがありました。待つこと10分程度、記入した書類を持って客室乗務員と空港職員の先導に従い検査場へと向かいます。

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<いつもと違い、到着後も案内があるまで機内にてしばらく待機します>

検査場は空港の一部を大きく区切って作られており、たくさんの職員の方の案内に従いながら手順よく進んで行きました。検査待ちの人々で密になることを懸念していましたが検査場は移動が大変なほど広いスペースを確保してあり、安心できました。

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<実際の画像ではありませんが、検査場は空港を区切って作られており、こんな雰囲気です。>

まずは、予め記入していた書類を提出。唾液を採取するための小さな上戸と試験管を手渡されます。次の部屋へ進むと昔の公衆電話ブースのように区切られた場所があり、そこで一人づつ一定量の唾液を採取します。使用した上戸はすぐにゴミ箱へ捨てるようになっており、唾液の入った試験管だけを職員の方に渡します。試験管と引き換えに番号を渡され、結果がでるまで待合室で待機します。

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この検査には2〜3時間かかると聞いていましたが、実際は1時間足らずで呼ばれました。試験管と引き換えに渡される番号で呼ばれ、窓口で結果を通知されます。結果は陰性。思わず「よかった〜」と呟きました。入国時に検査が受けられるのは海外からウィルスを持ち込むリスクを減らせるので安心だなと思いました。

空港からは公共交通機関を利用できないので予め手配が必要

検査結果をもらった後は、通常通り入国審査や税関を通過し無事入国できました。ここで重要なポイントが。空港からは公共交通機関は使えないので事前手配が必要だということです。

筆者は事前にネットでハイヤーを予約しておきました。nearMeというサイトで予約し羽田空港から都内の自宅まで2,980円でした。

>>nearMeの詳細はこちらをご覧ください

自宅到着後は14日間のんびり

到着後は14日間自宅でのんびり過ごしましょう。ラインで厚生省の特定のアカウントに登録し、待機中は数日に一度送られてくる簡単な健康状態のアンケートに答えながら、人との接触を極力避け、公共交通機関を利用しないように過ごしました。

東京に自宅がある場合は良いのですが、入国後、地方へと向かう場合は都内で14日間の滞在場所の確保が必要になります。レンタカーでの移動は可能なので、車で行ける範囲の場合はそのまま行ってしまうのも手ですね。いずれにしても入国後14日間は新幹線等の公共交通機関(国内線乗り継ぎを含む)は利用できませんのでご注意を。

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<LINEに登録して健康状態の確認を受けられます>

まとめ

実際に帰国してみて良かった点は、飛行機の搭乗者が少ないこと、PCR検査が受けられることです。しかし、万が一滞在中に感染すると日本からの出国に加えフランスへの再入国も複雑になりますので、常にマスクやアルコール消毒をしながら緊張の滞在となりました。

また、14日間の自宅待機が必要な為、余裕を持って日程を組む必要があります。個人的には入国時に陰性なら自宅待機は必要ないのでは?と思いました。やはり長距離を移動すると感染リスクは高まりますのであまりオススメはできないなと感じました。またいつか、安心して海外旅行ができる日が来ることを祈るばかりです。

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