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【東京中央区】晴海エリアを歩く
2000年(平成12年)都営地下鉄大江戸線の勝どき駅、月島駅の開業により、それまで鉄道駅から遠く離れていた晴海の交通環境が便利になり、豊洲や銀座、東京駅方面も都営バスが頻繁に運行されているため商業施設や高層住宅が急激に増加しているエリアです。
東京の国際的な海上交通の玄関口 晴海客船ターミナル
テレビや映画のロケ地にも選ばれることの多い晴海客船ターミナル。ここからは遠くに豊洲市場、お台場、東京タワー、レインボーフリッジなど臨む事が出来ます。レインボーブリッジより内側にあることから、ここ近年日本へ寄港が増加している大型外国船は関東では横浜港寄港が中心ですが、出入国管理設備を備えていますので外国船の出航入航も見られます。東京オリンピックに合わせて江東区青海に新ターミナルがオープンされます。現在、晴海客船ターミナルの周辺ではマンション建設ラッシュが続き、続から続へと景観が変化しています。港からほど近い晴海5丁目に東京オリンピック・パラリンピックの選手村を設置し開発が進められているエリアです。
お天気が良ければ東京タワーも肉眼で臨む事ができ、今のところ東京タワーが隠れることなく港から見えますが、東京タワー周辺も高層ビルの建設が進められているため、景観もあっという間に変わってしまいそうです。
晴海1丁目では東京都で2番目に高い工場煙突(177.5m)が目立つ中央清掃工場があります。煙突は周囲の景観と調和されるデザインとなっており一際目立ちます。
晴海アイランドトリトン
通称"晴海トリトン"はオフィスビルを中核とした複合商業施設ですが、約60店舗のショップとレストランがあり地元の方々を中心に、観光客を含め連日賑わっています。
海に囲まれた晴海をギリシャ神話の海の神であるトリトンと掛け合わせ名付けられ施工されたのは2001年。記念塔には、施工後30年・2031年に晴海築島100年を迎えることもあり、施工の記念品を納めたタイムカプセルになっています。2031年に開かれるプレートも掲げており、10年後この周辺はどのように変化をしているのか、当時の思いを馳せる人々の笑顔溢れることを祈ります。
最寄り駅"勝どき"で美味しい焼き鳥を食す
晴海へ行くには都営大江戸線の勝どき駅が最寄駅です。晴海トリトンの中にもレストランや居酒屋が多数入店しておりますが、かちどき駅周辺も多くの飲食店が立ち並んでいます。その中のひとつ、焼き鳥店をご紹介。「鶏鬨」というお店が勝どき駅前、「鶏鬨はなれ」が勝どき駅から徒歩5分にあります。両店同じ系列ですが、ここの焼き鳥が個人的にお勧めです。街歩きの後にでも焼き鳥で一杯いかがでしょうか。
鳥鬨名物"ちょうちん"です。
"ちょうちん"は鳥の内臓にあった殻と白身を覆われる前の卵黄が串にぶら下がっていて"ちょうちん"の名に相応しい逸品。
ぜひお近くに行った時には、お立ち寄りください。
>>鶏鬨を食べログでチェック!
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A.W
- 東京散歩が大好き。都会の中の緑地を歩いたり町の歴史散策などお勧めします。