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予算が少なくても大丈夫!ヴェネチアらしさいっぱいのお土産6選

ホテルやタクシー代、お茶代なども高いイメージがあるヴェネチアですが、イタリア好きでなくても一生に一度は行ってみたい観光スポットですよね! 旅の思い出にお土産も欲しいけど、滞在費がかさんだ分の節約もしたい......。
この記事では、「ヴェネチアには、気軽に配れるバラマキ土産はあるの?」「そもそもヴェネチアのお土産って何があるの?」という方のために、オススメのお土産を6つご紹介したいと思います。一部のお土産は、関連記事でも解説していますので、そちらもぜひご覧ください。
目次
- 1. ヴェネチアといえばカーニバルの仮面!
- 2. ヴェネチアングラスにはお手頃なアクセサリーも
- 3. 意外なお土産。アマレット風味のお菓子はクセになる?!
- 4. ヴェネチアの海の幸をお土産に
- 5. センスのいいペーパーアイテムとアクセサリー類
- 6. ご当地マグネットもかわいいデザインが多い
- おまけ:ミュージアムショップも忘れずに
1. ヴェネチアといえばカーニバルの仮面!
<仮面の価格帯はいろいろです。下の黒いレースのタイプは、かさばらず価格もお手頃。撮影:yukaco>
ヴェネチアと聞いたら、カーニバルの華やかな仮面を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。仮面の価格はピンキリで、高いものだと300ユーロ(約34,780円)ぐらいするものもあります。しかし、高いものになればなるほど「いや、使うときないでしょ」と思えるほど華やかすぎるデザインをしている傾向です。
そうした仮面は実用品ではなく、インテリアの装飾品として購入する人向けのもの。 たとえばイタリアンレストランを経営している方や、ヴェネチアングラスのシャンデリアを飾っているような雰囲気の家に住まれている方は、高級品を購入した際の満足度が高いと思います。ですが、普通にヴェネチアの思い出として購入するなら、シンプルなものを狙っていきましょう。
<仮面作りのワークショップでは、好きなデザインを選んで自分で色付けをすることができます。乾かすのに数時間かかるので、引き取り時間を考慮して予約しましょう。撮影:yukaco>
ヴェネチアで購入できるお手頃な仮面として、10ユーロ(約1,160円)ほどの簡易的なレースマスクや、50ユーロ(約5,800円)程度でオリジナルの仮面を作成できるワークショップまで、気軽に検討できる価格帯のものがあります。 購入したら早速身につけて、ヴェネチアの街並みと一緒に写真を撮りましょう。日本に帰ったあとも使うチャンスがないのはもったいないということで、私はハロウィーンのときに使ってみましたよ!
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2. ヴェネチアングラスにはお手頃なアクセサリーも
<飾り皿は、こんな風にして飾ると美しさが際立ちます。撮影:yukaco>
「ガラス細工の街」というイメージも、ヴェネチアの持つ一面ですね。美しい色合いとデザインのヴェネチアングラスは、目移りするほど豊富な種類があります。ここでしか買えない、お気に入りのものを見つけるのも楽しいです。
こちらも仮面と同様に、実は比較的気軽に買える価格帯のものもあります。ぜひ、予算の範囲でいいものを見つけてください。私のオススメは小さなアクセサリー類。仲良しの友達へお土産にあげたら、とても喜ばれました。
<撮影:yukaco>
15〜20ユーロ(約1,740円~2,320円)ほどで買えるピアスは、デザインも幅広く選ぶのも楽しいものです。いくつも欲しくなってしまうのが難点かもしれないですね!
<撮影:yukaco>
大人っぽいデザインのピアスも発見しました。パーティーシーンなどにも映えそうで、素敵ですよね。
<撮影:yukaco>
こちらは義母と実母に、それぞれ似合いそうな色合いのものを選んでプレゼントしたネックレス。ネックレスも価格帯はさまざまですが、私が行ったお店ではだいたい30〜40ユーロ(約3,480円~4,640円)でした。高級品になると1,000ユーロ(約116,050円)ほどするお店もありましたが、安いヴェネチアングラスでもかわいいデザインはたくさんあります。
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3. 意外なお土産。アマレット風味のお菓子はクセになる?!
<ヴェネチアの風景をパッケージにしたチョコレートや、仮面の形のチョコレートもかわいい! 撮影:yukaco>
北イタリア、 サロンノ発祥のアマレットはアーモンドの香りがするリキュール。「少し苦いもの」という意味を持つリキュールです。恋のリキュールとも言われているのが、イタリアらしくロマンチックですね。 同じくイタリア北部にあり、ロマンチックな街並みの都市ヴェネチアにも、 アマレット風味のお菓子がたくさん売っています。最初に食べた時は「ん?何だろうこの味......。」と思ったのですが、コレを食べると「イタリアの味だなぁ。」と思うまでになりました。
小さなパッケージに入れられたビスコッティなど、お菓子類のテイストに迷ったらアマレット風味を選択してみてはいかがでしょうか。
※編集部註:ヴェネチア以外の街でも、アマレット風味のお菓子は売られています。
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4. ヴェネチアの海の幸をお土産に
<素朴なパッケージのデザインもかわいい、イカスミリゾットキット。撮影:yukaco>
料理にも気軽に使えて、お土産にもオススメなのが アンチョビペーストやポーションごとに分けられたイカスミリキッド。瓶に入っているものよりも、チューブ入りのものや小分けのパック入りになっているものの方が、持って帰るときに重くないのでオススメです。
アンチョビはイタリア語だと「acciuga」、イカスミは「nero di seppia」と言います。スーパーなどの調味類コーナーで、どちらも発見することができると思いますので、探してみてくださいね。また、イカスミリゾットが簡単にできるキットなども売られています。レストランでおいしかった味を覚えておいて、日本で再現してみてはいかがでしょう。
5. センスのいいペーパーアイテムとアクセサリー類
かわいい文具類が好きな人にオススメなのが、「IL PRATO」のオリジナルペーパーを使ったレターセットやダイアリー。ヴェネチアらしい、上品かつゴージャスな雰囲気のデザインを見つけることができます。ハードカバーのノートは20ユーロ(約2,320円)ほど。 また、こちらはペーパーアイテムだけでなくアクセサリーやレザーアイテム、インテリア雑貨全般も扱っているので、そちらも合わせてチェックしてみてください。思わずクスっと笑ってしまうようなユーモラスなデザインのアクセサリーもあり、人と違うファッションが好きな方にもぜひチェックしていただきたいお店の一つです。
イヤリングは90ユーロ(約14,440円)前後、リングは70ユーロ(約8,120円)前後と、自分へのお土産にもちょうどいい価格帯。ヴェネチアは観光のイメージが強いですが、意外とファッションアイテムがそろう街でもあるのです。
もう一軒おすすめしたいのは、日本に持ち帰って額装をしたくなるほどに美しいレリーフ(浮き彫り細工)が手に入る「CARTA VENEZIA」です。
丁寧に昔ながらの製法で作られたレリーフは、25ユーロ(約2,900円)前後。 紙で作られていることが信じられないほど、立体感と質感が特殊なのでぜひ見てほしいアイテムです。まるで陶器で作られているような感じで、そっと手に触れたくなると思いますよ。その一つひとつがとても繊細な作りになっていて、アートとしても眺めていられるような美しさです。
6. ご当地マグネットもかわいいデザインが多い
<通りの露店や、お土産店の店頭に並ぶご当地マグネット。撮影:yukaco>
手軽なお土産として定番の、ご当地マグネット。イタリアは各地にかわいいデザインのものがそろっているので、旅行のたびに集めているという方もいるのではないでしょうか。私が購入したヴェネチアデザインのマグネットは、ゴンドラモチーフのもの。意外と凝っているというか、ちゃんとしている(笑)感じがしてコレにしました。
デザイン的に複雑だったり細い部分が多かったりするものは、日本に持って帰るまでの間に壊れてしまうこともあるので、持ち運びに要注意です。ポーチなどに入れたり、緩衝材で包んだりして持って帰りましょう。私はピサで買った変わったデザインのものが、ポキンと折れてしまっていて残念な思いをしたことがあります。 マグネットは大体の場合5ユーロ(580円)ほどなので、まさに手軽に買えるお土産。ヴェネチアはゴンドラ以外にも 仮面のデザインやサンマルコ広場、シーフードなどのデザインがそろっています。
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おまけ:ミュージアムショップも忘れずに
<撮影:yukaco>
最後に、これはヴェネチアに限ったことではないのですが、美術館や博物館に併設されているミュージアムショップは、かわいいお土産を高確率で見つけることができるので、毎回楽しみにしています。 ヴェネチアの ペギー・グッゲンハイム美術館では、 モンドリアン柄の消しゴムを買いました。消し心地は、やはり日本製のものの方が勝るとわかっているものの、素敵なデザインで気分がアガるステーショナリーのひとつになりました。
この記事では、ヴェネチア旅行でおすすめしたいお土産についてリストアップしましたが、実は私にとって何よりの思い出でありお土産は、やはり風景なんですよね。 SNSやメッセージアプリで、旅先のベストショットが添えられた「お土産があるよ〜!楽しみに待っててね」というメッセージが送られてくるのは、うれしいものです。ぜひ、お買い物リストと一緒に写真映えするスポットもチェックしていくことをお忘れなく!
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yukaco
- 17歳のときに初めてフィレンツェ、ヴェネチアへ行ってからすっかりイタリア贔屓に。定期的にイタリアへ旅行。
食、ファッション、アートが得意分野。興味があればどこへでも行くフットワークの軽さでハードスケジュールな取材も敢行。
イタリアの中で一番好きな場所はミラノ・スカラ座。好きな食べ物はラヴィオリ。