たびこふれ

【タイ】落ちそうで落ちないゴールデン・ロック。苦労の末にチェンマイ隣県のランプーンで見つけました。

記事投稿日:2020/05/03最終更新日:2020/05/03

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ゴールデン・ロックといえば、ミャンマーの仏教徒が「巡礼聖地」として崇めるチャイティーヨー・パゴダが有名です。

けれど、タイ北部にも開運をもたらすゴールデン・ロックがあることは、ほとんど知られていません。私が見つけたのは、チェンマイから約1時間で行けるランプーン県の山奥にある静かな山寺の頂上でした。

>>>ランプーンについて詳しくはこちら(タイ観光案内サイト)

目次

ラーンナー提灯と守護天使に誘われて

なにしろ、知り合いの観光ガイドや運転手も知らないような場所。私が探し始めたときは、Googleマップにも「仏教寺院」としか登録されていませんでした。

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迷いながら、そして尋ねながら林の中の山門に辿り着くと、両側石壁の上に合掌した守護天使像がずらり。その上に色とりどりのラーンナー提灯もずらりと並んで風に揺れ、まるで異次元の世界に誘い込まれていくような気分です。

仏陀の足形「仏足跡(ぶっそくせき)」

石段を登って膝が重くなってきた辺りで、左手に海底で修行したという伝説の高僧像と座仏像の姿が見えてきました。  

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合掌しながらその間の石段を登ると、突き当たりのテラスに縦2メートルほどの大きな足形があり、無数の賽銭が散らばっています。

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いわゆる仏足跡(ぶっそくせき)で、はるか昔には今のような仏像ではなく、各地にあるこうした「仏陀の足跡」や菩提樹などが礼拝の対象になっていたそうです。

息を切らして階段を登り切ると、奇跡のような光景が

さらに石段を登り詰めると、左手に9人の高僧像がずらり。それを眺めつつ進んで急に開けた前方に目をやると、思わず息を呑みました。

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広大な山並みを背景に、太陽の光を浴びて燦然と輝く「ゴールデン・ロック」と、その上にそそり立つ仏塔が出現したのです。

ミャンマーのチャイティーヨー・パゴダのように巨大なものではありません。けれど、今にも転げ落ちそうな、不安定な格好で別の岩の上に乗っかっている黄金岩には、思わず両手を差し伸べて支えたくなるような迫力があります。

今にも転がり落ちそうな黄金岩の不思議

それにしても、この大岩は一体どうやって今の位置に収まったのでしょうか。

近づいてよく見ると、台になっている岩とその上に乗っかっている大岩との間にはわずかな隙間が空いています。

この隙間がどうやってできたのかも、大いなる謎だと言えるでしょう。 

北タイ版ゴールデン・ロック来歴

このタムヒン洞窟山は、もともと自然の奥深くに入って瞑想修行を行うルーシー(仙人・隠棲行者)によって拓かれたようです。

それを裏付けるように、別の石段頂上にはいかにも瞑想修行にふさわしい洞窟のある巨大岩が鎮座しています。

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伝承によれば、ある日偶然山に近づいた村人が、山頂の崖縁に危うい形で立つ奇妙な二つの岩を発見。驚いて村から仲間を呼び集め、10人がかりで安全な方に押し転がそうとしたのですが、びくともしません。

そこで「この不思議な岩は仏様の贈り物で、開運をもたらしてくれるに違いない」と信じ込み、そのままの形で崇拝の対象にしたのだとか。

まとめ

バスなどでは行きにくい場所にあるので、レンタカーやレンタルバイク、チャーター車等の利用がおすすめです。階段登りもあるので歩きやすい服装や靴で出かけましょう。山頂は陽射しが強いので、帽子も必需品です。

基本情報

  • 施設名:インクェーン黄金岩仏塔(ワット・プラタート・インクェーン)
  • 住所:Pa Sak, Mueag Lamphun District, Lamphun 51000

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クンター吉田
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記事投稿日:2020/05/03最終更新日:2020/05/03

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