【要注意】タイでは1月1日からレジ袋はありません!

観光地になるといたるところにコンビニやスーパーが点在しているタイ。今年に入ってからタイでお買い物に激変が。じつはタイではセブンイレブンをはじめとするコンビニやデパート全57社が1月1日から、使い捨てポリ袋の廃止を実施しています。

目次

プラスチック大国タイランド

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世界でも群を抜いたプラスチック消費大国タイ。なんと、世界で6番目の海洋汚染大国なんだとか。そういわれると、かごでもなんでもプラスチックでできたものが多く販売されているなと思います。その背景には、南国ならではお悩みがあり、木製の家具などはシロアリなどの害虫に食べられてしまうので、プラスチック製を選んでいるという人も多いのですが...。

ちなみに、タイのプラスチック袋の消費量は年間450億枚。一人当たりでは、年間3,000枚のプラスチック袋を使用していることになるのだとか。

2022年にはプラスチック袋使用0

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プラスチックの海洋汚染ごみ問題は、昨年6月に開催されたASEAN首脳会議でも海洋のごみ削減についてアセアン諸国が連帯して対策を行うという「バンコク宣言」が合意されて、さらにプラスチックのごみを減らそう運動が東南アジア地域で高まっています。タイでは、すでにレジ袋をはじめとするプラスチック製品の使用を2022年までに禁止をする方針を出しています。

昨年タイ南部の浜辺で保護されたジュゴンの赤ちゃんが、おなかにはいっていたプラスチックのごみが原因で感染症をおこして死んだというショッキングな出来事がSNSを中心に話題になったこともあり、タイ国内でプラスチックごみ削減への関心が高まるきっかけになったようです。

レジ袋がない?さあ、どうする??

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日本ではレジ袋はいまのところ有料で購入できるので、「あ、忘れちゃった。」という時は、有料でレジ袋を購入すればとりあえず慌てずにお買い物をしたものを持って帰ることができます。ですが、タイでは、"レジ袋が購入することができない"ということは、買い物をたんまりして「あ、袋がないどうしょう!」という時はどうすればいいのでしょうか?

その場合は、レジ近くで販売しているレジ袋を購入できるのでご安心ください。それぞれの企業オリジナルのレジ袋は、プラスチック製から布製まで様々。お値段は、企業によりますが、1枚50バーツ以内で購入することができます。

屋台や個人小売り店では

スープ、飲み物となんでもビニールに入れてお持ち帰りできるタイの屋台。屋台や市場、個人経営の小売店などではまだまだお買い物をするとちいさなレジ袋に入れてくれるお店がほとんどです。

観光客としてはエコバッグを持ち歩くのはちょっと面倒かなと思う人も多いかもしれませんが、今回のタイへの旅行をきっかけに環境問題に関心をもったり自分でも日常的にエコ活動をとりいれようとおもったり学ぶことが多い旅行になるかもしれませんね。お気に入りのエコ袋をお土産にして帰ってもよさそうですよ。

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徳武 加奈子

実はダイビングインストラクター。食、ライフスタイルを中心にライター業をこなしています。趣味はスタンダップパドル(SUP)。

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