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「一生に一度はお伊勢参り」伊勢神宮へ日帰り旅
昨年末、30数年ぶりに伊勢神宮へ参拝に行ってきました。
若い時にはあまり興味もなく、ほとんど記憶にない状態で、五十鈴川で手を清めたくらいの印象でした。
歳を重ねると共に、神社・仏閣に興味が湧いてきたところです。
今回は全国の神社の頂点に立つ伊勢神宮の魅力を皆様にお伝えすることができればと思っています。
目次
1. 伊勢神宮とは
伊勢神宮は皇大神宮(内宮)【天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀る】と豊受大神宮(外宮)【天照大御神の食事のお世話をする豊受大御神(とようけのおおみかみ)を祀る】があり、合わせて125宮社があるそうです。
伊勢神宮をお参りにこられた時は外宮・内宮と一緒に参拝することをお勧めします。
お参りの作法として、、、。
1. 伊勢神宮も二拝二拍手一拝です。
2. 参道を歩くときは外宮は左側通行、内宮は右側通行です。
3. 歩いていますと鳥居が何箇所もございますが、鳥居をくぐる時には、立ち止まりお礼して通ります。
4. また外宮・内宮の正宮では、個人的な願い事だけでなく、日頃の感謝を伝えるといいそうです。
伊勢神宮
- 住所:
皇大神宮(内宮):三重県伊勢市宇治館町1
豊受大神宮(外宮):三重県伊勢市豊川町279 - HP:https://www.isejingu.or.jp/
2. 外宮
まずは外宮から。
小さい橋(表参道火除橋)を渡り左手に手水舎があり、手を清めます。
左手奥には勾玉池(まがたまいけ)があり、池の上には舞台があります。この舞台は、観月会などの行事に使用されるようです。
近くに『せんぐう館』があり、20年に一度の式年遷宮に関する展示をしているようです。
今回は時間がなかったので館内を見ることはできませんでした。
正宮へ向かい進んで行くと神楽殿があり、御朱印はこちらでいただけます。
正宮でお参りをすますと、近くの別宮遥拝所でお参りをし、来た道を戻ります。
途中お神酒授与所の看板があり、新年に向けた準備もすすんでいるようです。
外宮での所要時間はだいだい40分弱でした。
3. 内宮
外宮から内宮は少し離れていますが、車でも15分ちょっとの移動です。
宇治橋の手前に「皇大神宮」の説明版があり、簡単な説明をしています。
宇治橋を渡り、手入れされた神苑の横を通り手水舎まで行きますが、その向こうに五十鈴川が流れており、ほとりまで行き川の水で清めます。
正宮までは少し歩きますが、木々に囲まれた静寂の中を神妙な気持ちで進んでいきます。
途中に案内板もあり迷うこともありません。
正宮での参拝をすませ、荒祭宮を参拝し、神楽殿にて御朱印をいただきました。
内宮にも新年を迎える準備として、近鉄の初詣乗車券記念品引換所がお目見えしていました。
4. おかげ横丁
内宮を出て右側に『おはらい町通り』があります。おみやげ屋さんから始まり、おだんご屋、お茶屋、銀行まで並んでいます。
この『おはらい町通り』の一角に『おかげ横丁』があります。
『おかげ横丁』の中にも、食べ物屋さん、工芸物、紙芝居など体験できるお店もあります。
『お伊勢さん』といえばおかげ横丁に必ず立ち寄るイメージがあるほどです。
みなさまも伊勢神宮に参拝される時は是非立ち寄って、毎日がお祭りのようなこの雰囲気も味わってほしいと思います。
>>>おはらい町・おかげ横丁について詳しい情報はこちら(公益社団法人 伊勢市観光協会 公式HP)
最後に
今回の伊勢神宮の旅行は日帰りでしたので、少し時間が足りない感じがしましたが、自分でもこんなにまじめに神社に参拝したのははじめてのような気がします。
それほどおごそかであり、神妙でもあったと思います。
「一生に一度はお伊勢参り」と言われるように、まだ伊勢神宮に足を運んでいない方は、是非訪れてほしいと思います。
令和という新しい年号とともにみなさまが福をさずかりますようお祈りしています。
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tomosan
- 趣味:神社・仏閣を巡る。西国三十三か所や真言宗十八本山、大和七福神など巡拝。今年2月還暦を機に地元高知へ。現在四国八十八か所をお遍路してます。