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【スウェーデン】世界遺産Falu Gruvaのクリスマスマーケット(2019年の様子)
目次
- もうすぐクリスマスマーケットの時期ですが...
- 大人気!世界遺産でのクリスマスマーケット
- 博物館やショップが点在!クリスマスマーケットと同時に観光も楽しめる
- トナカイの肉や皮など興味深い商品をもズラリ!
- ダーラナ地方の民芸品も多数!貴重な掘り出し物が見つかる
- 支払いは電子決済Swish(スウィッシュ)が一般的
- サンタ(Tomte)さんも登場?!
もうすぐクリスマスマーケットの時期ですが...
11月に入り、スーパーなどでクリスマス関連商品、照明グッズをたくさん見るようになりました!というのもスウェーデンの11月は1年で最も暗い時期。照明に凝ってみたり普段よりもインテリアにこだわるなど、居心地の良い空間を演出したくなります。
さっそく我が家の木々をライトアップしてみました。パッと気持ちも明るくなります!
さて、毎年この時期になると、スウェーデンでもクリスマス休暇の予定を立てたり、どこのクリスマスマーケットへ行こうか考えたりしはじめます。しかし今年はコロナの影響で各地でクリスマスマーケットの中止、規模縮小のニュース。日々情報が変わるので、油断できない状況です。
今回紹介するダーラナ地方のファールン(Falun)で毎年開催されるクリスマスマーケットも11月8日現在、2020年も通常通り開催されるのか、規模縮小か人数制限かどうかはまだ決定していません。
大人気!世界遺産でのクリスマスマーケット
世界遺産ファールン大銅山地帯(Falu Gruva)は、ダーラナ地方のみならずスウェーデンの産業発展に影響を与えた歴史的な場所で、現在もダーラナ地方を代表する観光スポットです。実際に当時の労働者になったかのような体験が出来る、暗い地下坑道を歩くガイドツアーは大好評で、1年を通して国内外から観光客が訪れます。(コロナの影響で今年の夏は地上のみのツアーや入場制限をしていたようです。)
広大な鉱山地帯を見渡す場所でのクリスマスマーケットは大規模で、ダーラナ地方を代表する冬の一大イベントのひとつです。写真は昨年2019年に行った時の様子なのですが、早めに行ったにもかかわらず駐車場は満車で会場入り口には既にたくさんの人が!
広い会場内にいくつも設置されてあった焚火で寒さを凌ぎました。
博物館やショップが点在!クリスマスマーケットと同時に観光も楽しめる
公園のような広大な敷地内には鉱山博物館やショップ、そしてカフェもいくつか点在。写真に見える黄色の建物、実は昔、坑道で働く労働者向けの病院として使われていた建物だそう。
現在は大鉱山地帯の歴史や当時の人々の生活の様子を伝える博物館として、気軽に入ることが出来ます。歴史を学びながらクリスマスマーケットも楽しめるという、まさに一石二鳥ですね!
トナカイの肉や皮など興味深い商品もズラリ!
雪に埋もれて見づらい(笑)こちらは本物のトナカイの皮。思わず触りたくなるフッカフカな肌触り!
スウェーデンをはじめとする北欧でクリスマスのシンボル的存在、Julbock(ユールボック=ワラのヤギ)。
フクロウやダーラナホースのグッズも豊富!ちなみにBerguv(ワシミミズク)はダーラナ地方を象徴する動物です。この鉱山地帯にも野生のワシミミズクやフクロウが生息しているんですよ。
手作りで温かみのある白樺の籠。一個一個微妙にデザインが違うのも手作りならでは、ですよね~(^^♪
ダーラナ地方の民芸品も多数!貴重な掘り出し物が見つかる
ダーラナ地方は手工芸が盛んな地域で、クリスマスマーケットには地元アーティストによる素敵な手作り作品が並びます。個性的なアクセサリーや愛情こもった雑貨で心も温まる気がしました。
ダーラナ地方出身の国民的画家、カールラーションのグッズも発見。お店では売っていない限定品などの掘り出し物もたくさん見つかるのがクリスマスマーケットの醍醐味。
支払いは電子決済Swish(スウィッシュ)が一般的
スウェーデンでは電子決済が日本以上に普及しており、夏のロッピス(Loppis=フリーマーケットの意味)でもクリスマスマーケットでもスウィッシュ(Swish)での支払いがほとんど。ちなみに入場料金25KrでさえもSwishのみで支払いでした。
屋台によっては「Swishが無い場合、現金で」と言われ、クレジットカード社会なのに???という場面が何度かあったので、要注意です。もちろん博物館内のミュージアムショップはクレジットカードでも買い物が楽しめます。
サンタ(Tomte)さんも登場?!
子供達だけではなく大人にも大人気だったのが、やはりサンタさん。私達が思い描くサンタクロースは大柄で赤色の服を着ている明るいイメージですよね。北欧のサンタクロース(Tomte、トムテ)はご覧の通り、小柄でグレーの色を身にまとっています。
そう、失礼ながらとっ~ても質素&地味なのです(笑)!
合唱をはじめると...雪がさらに強く降って来ました。もう笑うしかないね、といった感じでしょうか。
ロングブーツを履いているかのような逞しい足がトレードマークの馬車馬が鉱山地帯周辺をゆっくり走行。
いかがでしたでしょうか。
他のヨーロッパの国々の華やかなクリスマスマーケットもとても魅力的ですが、サンタクロース発祥の地 北欧ならではの素朴なクリスマスマーケットも落ち着いていておすすめです。
Falu Gruvaのクリスマスマーケット
公式サイト:https://www.falugruva.se/en/
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KANAE.T
- 宮城県出身。2014年スウェーデン・ダーラナ地方に移住。北欧、アート、デザイン、ダーラナホース、クルビッツ(ダーラナ地方の伝統的な花柄)、動物大好き!