タイ最北の地、チェンライの新旧寺院4選

タイ最北部の県都チェンライは、古くはラーンナー・タイ王国の都が置かれた歴史ある町です。市内中心部に伝統ある寺院が幾つか残されている他、近年では町の郊外にも一風変わった寺院が建てられ、旅行者にも注目されています。そんなチェンライを代表する新旧4つの寺院を廻ってみました。

目次

1. ワット・プラケオ

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先ずは町の中心、チェンライで最も格式高いといわれるのがワット・プラケオです。首都バンコクにも同名の寺院がありエメラルドの仏像が置かれていることで有名ですが、チェンライのこの寺院にもエメラルド仏が納められています。境内には博物館が併設されており、様々な仏像などが展示されています。静かで落ち着きのある寺院です。

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<本尊エメラルド仏>

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<堂内に画かれた壁画>

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<境内の博物館>

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<博物館内の仏像>

2. ワット・プラ・シン

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ワット・プラケオのすぐ近くにはワット・プラ・シンがあります。こちらも伝統ある寺院で、地元市民の信仰を集めています。ラーンナー様式で造られた本堂には黄金の仏像が納められています。チェンマイにある同名寺院は兄弟寺です。

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<本尊黄金仏>

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<堂内には数多くの絵画が飾られています>

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<大小様々な黄金仏像>

3. ワット・ロンクン

チェンライからチェンマイ方向へ約14kmの地に突然現れる白い寺院(通称ホワイト・テンプル)です。まだ完成したばかりのこの寺院はチェンライ出身のアーティストによりデザインされ、その奇抜さからチェンマイ有数の人気スポットとなっています。

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<チェンライ出身アーティスト、チャルーンチャイ・コーシピパット氏。寺院内の様々な場所に氏の写真が置かれています。>

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<他の一般的な寺院にはまず見られない、グロテスクな飾り物が多数。>


<ホワイト・テンプルの名が示すとおり建物は白で統一>


<敷地内にはチャルーンチャイ氏作品の販売スペースもあります。>

4. ワット・ロンスアテン

2016年に建てられたばかりの青い寺院(通称ブルー・テンプル)。今チェンライで最も話題となっているこのお寺は、ワット・ロンクン建設者であるチャルーンチャイ氏の弟子スラーノック氏によりデザインされました。多くの観光客が集まる、チェンライ最新の観光スポットです。

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<建物その他は全体的に青で統一。デザインも独創的です。>

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<建物内部も青>


<歴史の浅い奇抜なお寺であっても真剣にお祈りする姿に、タイ人の信心深さを感じます。>

最後に

今回はチェンライの寺院を4つご紹介しました。

どこも写真映えする美しい装飾が見事。また、古くからあるお寺でも新しいでもタイの人の厚い信仰心を見ることができます。

チェンライを訪れた際は、ぜひお寺巡りをしてみてください。

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もじゃ

2010年よりタイ首都バンコクに在住。進化を続けるバンコクの街並みから執筆を手掛けています。

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