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ケアンズのトロピカルな植物を楽しみ尽くせる「フレッカーズ植物園」の無料ツアーに参加しました!
ケアンズは、1年じゅう温暖な気候で、日本では見慣れない南国の植物がいっぱい!せっかくのトロピカルなホリデーなのに、そこらじゅうにあるエキゾチックな木々に気付かぬままに素通りして過ごしてしまうのはもったいない!
そこで今回は、ケアンズの植物を楽しみ尽くせる、植物園でのツアーをご紹介しますね!
目次
あまりに気さくなツアーがまたケアンズらしい!
ケアンズの植物園「フレッカーズ植物園」では、平日月曜日~金曜日、朝10時から植物ツアーが開催されています(所要時間:1時間)。
これはボランティアの方によって運営されているツアーで、なんと無料!なのですが、なんともフレンドリーなツアーで楽しいんです!
この日も、始めはほんの5人程度のツアーだったのが、歩きながらガイドさんが「今ツアー中なんだけど参加しません?」と知らない方にも声をかけて結局10人のツアーになってしまいました(笑)。
自分のお庭でも育っているトロピカルな植物について参加者同士が和気あいあいと話したり(笑)。
なんとも温かい雰囲気のツアーです!
ケアンズの街中で見られる植物もたくさん!
フレッカーズ植物園には珍しい植物がたくさんあり、1時間のツアーで見られる植物の種類は膨大です。
そこで今回は、そんな中からケアンズの街でも見られる植物に絞ってご紹介しますね。
パナマフレームツリー
赤い花が印象的なこちらの木は「パナマフレームツリー」というマメ科の木です。
フレームとは、英語で「炎」という意味なのですが、赤い色は、蜂やちょうちょを惹きつける色なのだそう。南国ではよく見かける木なのですが、ケアンズでも○○フレームツリーという名前の木がたくさんあるんです。
真っ赤な花が炎のように木一面に広がる季節の後は、大きい黒い房の豆がつり下がっている様子が、ケアンズのあちこちで見られます。
レインツリー
こういった美しい巨木が見られるのも植物園の醍醐味♪こんな巨木もケアンズの街でもよく見られるのです。これはレインツリーです。
この巨木は樹齢140年ほどなのだそう。夜の間は葉を閉じてカールさせ、その中に水分を保持しておいて、朝、葉を開いて水分を解き放つのだとか。なんとも木も生きている、と感じられて素敵です!
みなさんも巨木の前で思い思いに写真を撮っていました。
フィグツリー
こういった根を空中にながーく垂らしたフィグツリーもケアンズ周辺ではおなじみの景色!アサートン高原の大きなカーテンフィグツリーを見に行った!という方も多いはずです!
フィグツリーを前にして、ツアーの皆さんが口をそろえてガイドさんに尋ねたのが、「どうしてこんなに根が空中に垂れ下がっているの?」ということ。
熱帯雨林の植物は、周りにも木が生い茂っているので、みんな競争で日光を求めて上へ上へと伸びていくのですが、フィグツリーも日光がほしくて、枝葉を横に広く広く成長するにつれ、バランスが取れなくなってしまうので、根を枝から生やして木を支えられるようにしているのだそうですよ!
ジンジャーの花
そして、こんな見事なジンジャーの花が見られるのも植物園の愉しみですね♪
ジンジャーの花はケアンズの街でどこでも見られるというわけではないけれど、植物園では本当にいろいろな種類のジンジャーの木が見られます!
最後に一言
今回参加のツアーは、平日月曜日~金曜日まで10時から1時間のツアーですが、この日も和気あいあいとツアーは1時間を過ぎてしまったのでした(笑)。
日本の方もときどき参加されるそうですが、まだまだ日本人の方には知られていないようで、穴場ツアーです!(笑)
とっても楽しくてお勧めです!
フレッカーズ植物園
- 住所:78-96 Collins Ave, Edge Hill
- 営業日:毎日オープン
- 営業時間:8:30~16:00(土曜日のみ13:00まで)
- アクセス:ケアンズ市内から車で10-15分ほどですが、市バスで行くこともできます。
今回参加の植物ツアーは、植物園内のカフェの近くにあるthe Friends House(フレンズハウス)が待ち合わせ場所です。時間前に到着したら、フレンズハウス内の受付の方にツアーに参加したい旨伝えると、ガイドさんが来たときに知らせてくれるので安心です。
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キャノン美佳
- オーストラリア在住。AUのナチュラルコスメやスーパーフードにはまり、ウェブショップ「おうちスパ」を運営。素敵なケアンズ情報をお届けします。