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ソウルで最もレアな市場「京東市場」に行ってみよう〜!
ソウルの台所と呼ばれる『京東市場(キョンドンシジャン)』は、とにかく広い!ソウル最大級の市場で、韓国人の胃袋を満足させて来た市場です。とにかく「無いものはない」と言われるほどに、あらゆる食材が溢れています。
隣には「薬令市場(ヤンリョンシジャン)」もあることから、韓方(ハンバン)の材料も多く見受けられます。
目次
薬令市場(ヤンリョンシジャン)とお間違いなく!
地下鉄1号線 祭基洞(チェギドン)駅2番出口を出てまっすぐ行くと「ソウル薬令市」と書いた門が見えてきます。この奥が韓方材店や韓方医院、韓医薬博物館など韓方専門店が連なる「薬令市場」になります。『京東市場』はもう少し進んだ場所にありますので、お間違いなく。
京東市場はこちら
もう少し進むと交差点に当たり、ここを渡ったところが「京東市場」になります。ここから清涼里駅までずーっと市場が続きます。生鮮食品、乾物、果物、韓方材、とにかくあらゆる食材が大集合している広大な市場です。
韓方材はエキスで飲むのが韓国流
信号を渡って左折、お店が続いていますが、まずに目につくのが、魚屋さん?と思ったらスッポンと、亀!?
どうやって食べるのかなぁ~?他に、雷魚も。。。
これらは食べるのではなく、煮込んでエキスにするのが一般的です。京東市場内だけでなく、地元のどこにでも、食材を持ち込めばエキスにしてくれるお店があり、飲みやすいように1パックずつに分けてくれます。自分の症状にあった韓方材を持ち込んで、エキスにして飲むのは韓国特有の民間療法です。また韓方医に診断してもらうと出てくる薬は、ほとんどそういう形状をしています。
日本人でも簡単に買える韓方材
日本人観光客には、お店に持ち込んでエキスにするのは難易度が高いので、粉にしたものがオススメです。
ポリセサッ(大麦)の粉(写真手前、緑の粉)は、血液サラサラ、ダイエットにもいいそうなので、私も買ってみました!ただ水に溶かして飲むだけなので簡単です。特に味にクセはありません。
オガピ(五加皮)は、血圧を下げ、肝機能を整え、免疫力を高めるそうです。水に溶かして飲むだけでなく、料理に入れてもOKです。
写真のように様々な韓方材の粉がありますので、効能はお店の方に説明をしてもらいましょう。
高麗人参ってどうすれば?
韓方材の代表格、高麗人参はここで買うのがオススメです。形が悪いなど「わけあり人参」が安く手に入ります。新聞に包んで冷蔵庫に入れておけば1ヶ月位は保つので管理は楽です。冷凍でも大丈夫。
簡単な人参の調理法として、日本で鶏肉、銀杏、栗、ナツメ、もち米などと煮込んでサムゲタンもどきにしてもいいですし、食べやすい大きさに切って天ぷらも美味しいですよ!また牛乳と蜂蜜を入れてミキサーしても美味しい健康ジュースになります。
日本人観光客にオススメの食材
人気のイカの塩辛などの調理モノの種類の多さは他の市場と比較になりません。また韓国味噌の種類も豊富なので、色々試してほしいところです。
その他、海苔や乾物類、唐辛子(コチュカル)、唐辛子味噌(コチュジャン)、ごま油、くるみや松の実などは、かなり安く手に入ります。
食材ではないですが、私が個人的にほしいと思ったものが炭。この大きさと形で3,000ウォンだなんて!やっっっっっっすい!焼いてしまうのはもったいないのでインテリアにどうでしょう?
おまけ
この青い網に入ってるのは蜂の巣なのですが、蜂の子も成虫の蜂も全部ひっくるめて、この網の中に!WOW!
今の時期にしか出回らない貴重な食材らしく、お酒につけたりして飲むそうですが、これを飲めば風邪知らずだとか。ちょっと口にするには勇気がいる食材ですが、こんなのもありますので、お好きな方はぜひ!
他にも屋台や食堂もたくさんあります。とにかく広い市場なので、心ゆくまで散策してみてください。
京東市場(キョンドンシジャン)
- 場所:地下鉄1号線 祭基洞駅 2番出口から徒歩3分
- 住所:ソウル市東大門区祭基洞 一帯
- 時間:4:00~19:00 ※店により異なります。
- 定休日:第2、4日曜、旧正月・秋夕(旧盆)※店により異なります。
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COZ
- 初めて韓国の地を踏んだン十年前の懐かしさが忘れられず、とうとう永住権まで取得。主人は韓国人、子供なし。奮闘と葛藤の飽きない毎日を過ごしています。