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一度行ったらまた行きたくなる!100年伝統のレアな市場・韓国『広蔵市場』
前回は『プチョンユッケ』をご紹介しましたが、その大元である『広蔵市場(クァンジャンシジャン)』をご紹介しないわけにはいきませんね。とにかく食の宝庫である広蔵市場は、一回行ったくらいでは食べ切れないほどの種類の屋台がひしめいています。一度では終わらない、リピート魂をくすぐる市場であります。
目次
ないものは無い市場
広蔵市場(クァンジャンシジャン)には、生地織物、衣料品、カーテン、寝具、手芸用品、古着、絨毯、チマチョゴリ(韓服)、韓服に関する品などの衣類から螺鈿(らでん)細工、伝統工芸や厨房用品、青果、野菜、精肉、鮮魚、お惣菜などの食料品まで、とにかくなんでも揃っています。
日本人観光客が南大門市場へ行き、東大門市場へ行き、ロッテマートへ行き~と、あちこちで調達している商品は、ここですべて買えるのではないかと思うほどです。
おすすめのお土産品
観光客に人気のお土産、海苔、キムチやイカの塩辛などは、地元韓国人も利用するほど新鮮です。乾物やコチュジャン、テンジャン(韓国味噌)など。
韓国の伝統菓子や食器、お箸とスプーンセット、伝統工芸品。中古の衣類。
生地、裁縫関連品などは種類も豊富です。チマチョゴリを仕立てたい方は専門店がおすすめです。
なにを食べるか迷ってしまう
買い物もさることながら、食べ物も豊富で、一回来ただけでは悔いが残ってしまうほどに魅惑的な屋台の数々。それでは、どんなものがあるかご紹介していきましょう~!
屋台系「うまいもん通り」
市場中央の交差点で、一番目立つ屋台が、こちらの緑豆を生地にしたチヂミ「ビンテートッ」。その場で石臼で緑豆をひいているため新鮮です。
次に目立つのが豚足や、ちょっとグロテスクなスンデなどの屋台。こちらはキンパプや豚の皮、鶏の足、ホルモン、トコロテンやそうめんなどメニューが豊富です。
女性客が目立つ、こちらの屋台は、麦ご飯に野菜をたくさんのせてビビンパにする「ポリパプ」というメニュー。大量に野菜が消費できてヘルシーなので女性に人気です。
こちらは韓国式天ぷらの「ジョン」というメニュー。ジョンは韓国では、祭祀にお供えする料理でもあります。大きなカレイの姿焼きなんてイレギュラーのモノもありますが、チヂミやビンテートッもこの部類に入ります。
そして、一杯やるのに欠かせない刺身系もありますよ~。
メニューは大体、一品1万Wくらいですが、少人数で色々食べたい場合、あれこれ入れて1万Wでお願い(イゴッ チョゴッ ノッコ マノンロ)と言えば、引き受けてくれるのが韓国です。ぜひお試しください。
店舗系
屋台以外に店舗もありますが、こちらも有名な「タラ鍋」のお店。盛りも多いので韓国人にも非常に人気です。
こちらのお店はマンドゥ(餃子)のお店。マンドゥもいいですが、おやつにクァベギ(ねじりドーナツ)もぜひ食べてみてください。
先にご紹介した「ユッケ」専門店もお忘れなく。
>閲覧注意!?うねうね動く手長タコ刺とユッケのコラボ!ミシュランガイド常連店でユッタンイを食す!はこちら
食後はのんびり清渓川
屋台でも店舗でも、コーヒーや生ジュース店も数多くありますので、食後のドリンクも心配ありません。
さて若者のデートスポットでもある、清渓川(チョンゲチョン)がすぐ横に流れていますので、時間があるなら食後のお散歩がおすすめです。
東大門市場まで歩いても、そう遠くありませんので眠らない街、東大門市場の夜を探索するのもレアな楽しみ方です。
広蔵市場(クァンジャンシジャン)
- 住所:ソウル市鍾路区昌慶宮路 88
- 時間:9:00~19:00(一般店)、~23:00(飲食店)※店により異なります。
- 定休日:日曜、旧正月・秋夕(旧盆)※店により異なります。
- アクセス:地下鉄1号線 鍾路5街駅 8番出口から徒歩1分
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COZ
- 初めて韓国の地を踏んだン十年前の懐かしさが忘れられず、とうとう永住権まで取得。主人は韓国人、子供なし。奮闘と葛藤の飽きない毎日を過ごしています。