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【ベトナム】満足度120%!1日で回れるホイアンの観光スポット
ベトナム中部のホイアンは、1999年に世界遺産に指定された人気の観光地。チャンフー通り、バクダン通り、グエンタイホック通りといった目抜き通り沿いが旧市街の中心地となり、隙間なく並ぶ家々は17世紀から続く旧家となります。ホイアンはダナンからタクシーで40分程度と行きやすく、多くの旅行者は同じく世界遺産のミーソン遺跡を見学したあとにホイアンに訪れ、夜を過ごしたのちダナンへ帰るという旅程が一般的。
そこで、今回は「ここを周れば満足度間違いなし」のホイアンのおすすめ観光地をご紹介します。
目次
- 日本との接点がわかる「貿易陶磁博物館」
- 華やかな中華色を感じる「福建會館」
- ホイアンのビーチならココ。クアダイ&アンバンビーチ
- 夜を締めるホイアンの伝統ショー「トラディショナルアーツパフォーマンス」
- 旧暦14日に該当するなら「ランタン祭り」
- ホイアンでの滞在、観光スケジュールは綿密に
日本との接点がわかる貿易陶磁博物館
貿易陶磁博物館は、ホイアン中心地のチャンフー通りにある博物館。ここでは交易時代にホイアンを往来した交易船から出土した品が展示されています。目を見張るのは、その中には日本の朱印船もあるということ。これは徳川家康が鎖国をはじめるまえのこと。ここに展示されているものは沈没船を引き上げた際に発掘したものとのことです。ホイアンと日本の歴史的繋がりを学習することができる、貴重な博物館となります。
貿易陶磁博物館
- 住所:80 Tran Phu St. Hoi An
- 営業時間:7:00~18:00
- 入場料:ホイアン入場チケット
華やかな中華色を感じる「福建會館」
旧市街の旧家や寺院を見学するには、入場チケットがそれぞれ必要となります。5枚1セットとなりますので、旅行者は5か所回ることができるのですが、その中で「ここはチケットを使う価値がある」というスポットが「福建會館」。華やかな中華色で装飾される寺院風の會舘。會舘とはホイアンに暮らす華人が集まり談笑をする場所ですが、ここでは旅行者最大の観光地として毎日にぎわっています。
ホイアンのビーチならココ。クアダイ&アンバンビーチ
ホイアンといえば世界遺産の旧市街だけと思っている方も少なくありません。しかし、旧市街からタクシーで10分も走れば、そこに広がるのは雄大な南シナ海。ホイアンで有名なビーチは「クアダイビーチ」と「アンバンビーチ」。観光地として開けているのはクアダイビーチの方ですが、海水浴でおすすめできるのはアンバンビーチの方。いずれもリゾートホテルがあるので、ここに宿泊すれば、旧市街間を往復するシャトルバスを利用することができます。
夜を締めるホイアンの伝統ショー「トラディショナルアーツパフォーマンス」
ホイアン旧市街で夜に開催されるナイトスポット「トラディショナルアーツパフォーマンス」。ホイアンに伝わる伝説を踊りにしり、少数民族のチャム族の伝統舞踊を再現したり、伝統楽器による音楽、民謡などを鑑賞することができます。屋内ステージで映画館のような場所で開催するので、雨が降っても大丈夫。およそ40分ほどの公演時間なので、食事をしたのちに足を運ぶといいでしょう。なおチケットは前売りなので、昼間のうちに購入しておくのがおすすめ。
トラディッショナルアーツパフォーマンス
- 住所:66 Bach Dang&39Nguyen Thai Hoc St.
- 営業時間:17:00~
※不定期休日
旧暦14日に該当するなら「ランタン祭り」
もしホイアンに訪れるのが旧暦14日に該当するならば、ランタン祭りに参加してみましょう。ランタン祭りは19時頃から開催され、旧市街一帯がランタンの小さな明かりに包まれます。町のいたるところで小さなイベントが催されるため、とりあえずは旧市街を一周してみるといいでしょう。ランタンと満月の明かりの下で屋台グルメや雑貨漁りをする時間も異国情緒満載でいいものです。
ホイアンでの滞在、観光スケジュールは綿密に
中部旅行者の多くはダナン、ホイアン、ミーソン遺跡、場合によってはフエを観光することでしょう。滞在が2日〜4日の短期滞在であれば、効率よく回る必要があります。全体のどのくらいの時間をホイアン観光に費やすのか、事前にじっくりと計画をしておくことを強くおすすめします。
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古川悠紀
- ホーチミンに移住して自由気ままに生きています。ライター業と取材を生活の糧にしているためベトナム全土を駆け回っています。趣味はバドミントン!