有名一流ブランド・ルイヴィトン財団の美術館フランス『フォンダシオン ルイヴィトン』

芸術の都パリにはルーブル、オルセー美術館をはじめ歴史的な大きくて有名な美術館からこじんまりとした小さな美術館まで、たくさんの美術館があります。2014年10月アメリカの建築家フランク ゲーリー氏がデザインした美術館がパリ ブローニュの森のアクリマタシオン敷地内に、ルイヴィトン財団によるフォンダシオン ルイヴィトン美術館がオープンしました。外観は船をイメージしたガラス張りのモダンなデザインでひときは目を引く建物。地下1階、地上4階建ての現代アート美術館は見所満載です。

目次

美術館へのアクセス

fra1907-02.JPG

パリからのアクセスは地下鉄1号線 Les Sablons駅から歩いて10分ちょっと。駅を降りると目の前は凱旋門から続く大通り、遠くには凱旋門も見ることができる便利なエリアで、地下鉄のほかRERのC線 Avenue Foch駅やバス244 Jardin d'Acclimatation下車か、43番、93番のバスでMaurice Barres下車などのアクセスがあります。また凱旋門からは専用のシャトルバスも出ています。シャトルバスは美術館のチケットと一緒にサイトでチケットの予約が必要なようです。

お天気が良ければ凱旋門からパリ16区の高級な住宅街を歩きながらブローニュの森まで散歩約30分、3km弱歩くこともおすすめです。時間があるときはのんびり歩きつつ街並みを見ながら行くのもいいですね。

チケット情報

fra1907-03.JPG

チケットは当日、美術館で購入することもできますが、日にちや天候によっては長蛇の列で長い時間並ぶこともあるようです。フォンダシオンルイヴィトンのサイトではチケットのオンライン予約サービスがあり、行きたい時間を選んで予約することができます。

当日はプリントアウトしたチケットか、チケット予約をした画面を保存し、スマホに保存した画面を入り口で見せると予約の時間に入ることができます。クレジットカードを持っていれば前日、または当日でも空いている時間があれば予約できるのでオンライン予約はとても便利でおすすめです。

建物

fra1907-04.JPG

アメリカの建築家フランク ゲーリーがデザインしたガラス張りの美術館は、ブローニュの森の敷地内アクリマタシオン(Jardin d'Acclimatation)と呼ばれる庭園、約18万m2(東京ドーム約4個分)の敷地内に建っており、周辺は遊園地、動物園、飲食店も隣接する人気のスポットです。

fra1907-05.JPG

美術館の建物はガラス張りの船をイメージしたデザイン。美術館の建物の1階から地下には階段状の池があり、水が流れていて遠くから見ると水辺に浮かぶ船のようなイメージで、さすが現代アート美術館。思わず周りをぐるっと一周して建物眺めると建築に詳しくなくても思わず見入ってしまいます。

fra1907-06.JPG

建物はガラス、木、コンクリート、鉄筋ということなる素材を組み合わせて建築されており、館内にはエレベーターもありますが階段を使うと中の構造、骨組みが見えるようになっているので内側から見てみるのも面白いと思います。

美術館内

fra1907-07.JPG

美術館内は地下1階から地上4階まで約3,850平方mの広さに11の展示室、350席あるオーディオルーム、星付きシェフのレストラン、ブティック、屋上のテラスは360度パノラマでパリの街並みを見渡すことができ、売店でスナックやドリンクを購入することもできます。

お天気が良い日はパリを一望しながら休憩するととても気持ちが良いです。入館するときにセキュリティーチェックもあるので少し並ぶので、一瞬混んでいるのでは?っと思ってしまうのですが、館内はとても広く、ゆったりしているのでのんびりと見学することができます。

fra1907-08.JPG

テラスにもいくつかの作品が展示されているので4階までの作品を見終わった後は、テラスに出てテラスからパリを眺めながら下りてくることをおすすめします。

fra1907-09.JPG

面白い作品が多いのでお見逃しなく。

作品の数々

fra1907-10.JPG

美術館内はLVMH(モエ・ヘネシー・ルイ ヴィトン)グループのCEOベルナール アルノー氏の貴重な個人コレクションが常設されているほか、現代アート、モダン作品、季節、月ごとに様々なイベントや展示、作品があり、作品が変わるごとに何度でも訪れたくなります。私が見学したときには日本人のアーティスト草間彌生氏のコレクションが展示されていてひときわ目立っていました。

見どころ

fra1907-11.JPG

『美術館』というと歴史的な作品やアートというイメージが強く、なかなか現代のモダンアートに触れる機会がなかったのですが、フォンダシオン ルイヴィトンでは現代アートに触れることができ、またパリのブローニュの森の静かで緑豊かな環境のなかで、ゆったりとした空気、空間の中で得られる他の美術館とは違ったアートを楽しむことができます。

fra1907-12.JPG

また館内にあるブティックではフォンダシオン ルイヴィトンオリジナルのグッズや、星付きのレストランもあり優雅な1日が過ごせると思います。

基本情報

フランス」に興味わいてきた?あなたにおすすめの『フランス』旅行はこちら

※外部サイトに遷移します

Related postこの記事に関連する記事

Rankingフランス記事ランキング

ランキングをもっと見る

この記事に関連するエリア

この記事に関連するタグ

プロフィール画像

Madame Villars

日本(東京)→フランス(パリ西部)→中国(内陸)→現在フランス(パリ西部)在住4年目。アンティーク、ウインドーショッピング、フラフラ歩き、ヨガ、探検、新発見好き。

Pick upピックアップ特集

全国の動物園&水族館 徹底取材レポート特集!デートや家族のおでかけなど是非参考にしてみてください♪

特集をもっと見る

たびこふれメールマガジン「たびとどけ」
たびこふれサロン

たびこふれ公式アカウント
旬な情報を更新中!