たびこふれ

もう一つのヴェルサイユ宮殿!?パリ・オペラ座の魅力に迫る

記事投稿日:2019/06/29最終更新日:2019/06/29

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こんにちは、ご覧頂きありがとうございます。
みなさんは、オペラ座と聞くとどんなイメージが思い浮かびますか?オペラとかバレエとか興味ないし、中にまで入らなくてもいいかな...というそこのあなた!

私も行く前はそうでした。しかし、今となっては断言します。勿体ない!!!今回は、観劇しなくても楽しめる、オペラ座の見どころをご紹介したいと思います。

目次

24種の大理石が織りなす、色彩豊かな吹き抜けの間

観劇せずに入場するためには、手荷物検査後すぐのチケット売り場は通り過ぎ、右奥の売り場へ向かいます。12歳未満は無料、12-25歳は€10、26歳以上は€14(※2019年6月現在)。
ロビーを抜けると現れるのが、高さ30mにもおよぶ豪華な吹き抜けの間。色とりどりの大理石がふんだんにあしらわれた、演劇と音楽のミューズが両脇に立つ大階段を一段上がるごとに、あたかも天国に近づいているかのような感覚になります。

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圧巻のきらめき!パリ社交界の応接間、グラン・ホワイエ

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上の写真、どこか見覚えがあるような気がしませんか?そう、ヴェルサイユ宮殿の鏡の間にそっくりですよね!ここは上流階級の人々が幕間に訪れ、飲み物片手に感想を語り合う場として機能していたグラン・ホワイエ。一歩足を踏み入れた瞬間、まばゆいばかりの光に言葉を失います。たっぷりとピンク色の羽が付いた扇を優雅に揺らすマダムや、自慢気にうんちくを語るムッシューの姿が目に浮かぶよう。
音楽史の寓話を表現したという天井画を手掛けたのは、かのシスティーナ礼拝堂の修復も手掛けた画家の方なんだとか。長さ154mの長いホワイエの両端には、月のサロン・太陽のサロンと名付けられた詩的な空間が広がります。

ナポレオン3世のこだわりの景色

グラン・ホワイエからバルコニーへ出ると、大通りを見渡すことができます。このオペラ座の建設は、ナポレオン3世の命令で始まったパリ市街改造計画の一環でした。
彼はオペラ座からの眺望を存分に味わうため、周りに木々を植えさせなかったんだとか。ここから見える景色は、まさしくパリの新時代の幕開けを感じさせるものだったことでしょう。

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観客席~シャガールの幻想世界へ~

観客席はイタリア式劇場の伝統に則った馬蹄形。舞台を見るだけでなく、客席側も「見られる」構想で造られているんだとか。天井を見上げれば、このオペラ座の建築家・ガルニエ自らがデザインしたという重さ8トンのシャンデリアが。映画"オペラ座の怪人"でグワーンと振り落ちてくる様子を思い出し、ぞくっと身震いしてしまいました。

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シャンデリアを囲むように描かれているのは、シャガールの「夢の花束」。オペラ座完成から89年後の1964年、「この場所にちょうど鏡を置いたように、下の舞台で俳優や音楽家が作り出す盛り沢山の夢を映し出したい」。そんな願いを込めて描かれた絵だそうです。
黄色の部分にはチャイコフスキーの白鳥の湖、青色の部分にはモーツァルトの魔笛...のように、著名な音楽家とその作品が表現されています。また赤い部分にあるエッフェル塔のように、パリの象徴的な建造物も盛り込まれているので、これは何かな?と考えるのも楽しいですね。

「マティス亡きあと、シャガールのみが色が何であるかを理解している最後の絵描きだった。シャガールにあった光の感覚は、ルノワール以来誰も持っていなかった」。
巨匠ピカソをしてこう言わしめた画家、シャガール。正直"変てこりんな絵を描く人"というイメージしかありませんでしたが、すっかりファンになってしまいました。

最後に

いかがでしたか?

西洋の建物らしい、これでもかと言わんばかりの豪奢な装飾と天井画に、ぽかんと口を開けて見とれてしまいまいました。
写真と言葉だけでは伝わりきらない迫力を、実際に味わえるのが旅の醍醐味かと思います。パリを訪れる機会があったら、ぜひオペラ座にも足を運んでみて下さいね!

オペラ・ガルニエ

  • 住所:Place de l'Opéra, 75009 Paris, フランス

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記事投稿日:2019/06/29最終更新日:2019/06/29

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