2019年4月オープン!横浜の大黒ふ頭 客船ターミナルに行って来ました!ターミナル内の様子もご紹介します

たびこふれ編集部のnishiurashiです。2019年6月10日、横浜市の鶴見区にある「大黒ふ頭(だいこくふとう)客船ターミナル」へ行って来ました。

大黒ふ頭と言うと、横浜港の物流拠点としての機能が中心のようですが、2019年4月19日に客船用のターミナルがオープンしたとのことで、どんな様子か見に行って来ました!

>>>「大黒ふ頭 客船ターミナル」完成時の様子はこちらから(横浜市)

目次

どうして大黒ふ頭に客船ターミナルを作ったのか

横浜港の客船ターミナルと言えば、観光地にもなっている「大さん橋」が有名ですが、ここ最近のクルーズ旅行の盛り上がりもあって船の大型化が進んでおり、大さん橋の手前にある横浜ベイブリッジをくぐれないぐらい大きな船が出てきているとのことでした。

そこで、ベイブリッジをくぐらなくても良いように、その手前にある大黒ふ頭に客船用のターミナルを作ったということだそうです。

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<大黒ふ頭から見た横浜ベイブリッジ>

1989年に開通した横浜ベイブリッジの海面から橋げたの高さは55m。当時、世界最大規模の客船でも通れるように設計されたようですが、それ以上に大きな船が増えてきているってことなんですね~。

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大黒ふ頭 客船ターミナルまでのアクセス

今回私は、東京の新橋駅から横浜の鶴見駅までJRで行き、鶴見駅から路線バスで大黒ふ頭まで向かいました。

しかし、大黒ふ頭客船ターミナルから乗船するお客さんには、横浜市内を中心としたいくつかの駅から乗船ターミナルまでのシャトルバスが出ているようですので、乗船される方は船会社や旅行会社からの案内を確認してみてください。

また乗船ターミナルには、乗船するお客さんおよび関係者以外立ち入り禁止とのことですので、このアクセス通りに向かっていただいても一般の方はターミナルに入ることは出来ません。。。

ということで、これからご紹介するターミナルまでのアクセスは、ほぼ誰の役にも立たないかもしれませんが笑、周辺の様子をお伝えする意味でまとめさせていただきます。

新橋駅から鶴見駅までのアクセスと料金

新橋から鶴見までは、JR京浜東北線で1本で行けます。乗車時間は26分前後、運賃はICカード利用で302円です。

また、JR東海道線で川崎まで、もしくはJR山手線で田町まで行き、そこから京浜東北線に乗っても行くことが出来ます。

尚、鶴見駅は京急の駅もありますので、京急利用でも行くことが出来ますよ。

鶴見駅周辺の様子

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<JR鶴見駅(東口)>

鶴見駅に到着しました。

数日前に梅雨入りした関東地方。今日も朝から雨が降っていますし、おまけに気温が低い。。。最高気温が20℃に満たないようで、6月なのに肌寒い中、バス出発まで少し時間があったので駅周辺を少しウロウロします。

ちなみに私、鶴見駅に降りるのは初めてです。以前、2駅隣の蒲田に住んでいたのですが、鶴見を訪れる機会は一度もありませんでした。。。

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駅自体は意外と大きいな~という印象です。駅ビルの中にもお店はたくさんありましたし、駅の外にもコンビニや、

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ドラッグストアもあり、旅行当日忘れ物をした場合でも色々調達できそうですね(と言っても、船に乗るお客さんは鶴見から路線バスには乗らないですね。。。)。

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<京急鶴見駅>

JRの駅のすぐ向かいには、京急の駅もありました。

路線バスに乗り、いざ大黒ふ頭へ

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鶴見駅の東口を出てすぐに合計9つのバス乗り場がありますが、大黒ふ頭へは6番乗り場から乗車します。

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バス出発の約30分前に着いたときは、私ともう一人しか待っている人がいなかったので、駅周辺や駅ビル内をウロウロして出発5分前に戻ってきたところ、

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やってしまいました笑。20人以上も並んでしまっています。

9時台~15時台は1時間に1本程度しかバスがないので乗れないとマズいなと思いましたが、無事乗れた上、何とか座れたので良かったです。

ちなみに、横浜駅からも路線バスで向かうことが出来ますよ。

降りる駅を間違えないように注意!

9時台~15時台は途中で停まるバス停が多いこともあり、大黒ふ頭までは約30分掛かります(朝の早い時間帯などは約20分で着くようです)。運賃はIC利用で216円です。

で、ここで気を付けたいのが、降りるバス停を間違えないこと!「大黒ふ頭」というバス停があるのですが、ここでは降りずに、少し先の「大黒税関前」で降りると客船ターミナルのより近くで降りることが出来ます。

ということで、「大黒ふ頭」のバス停を通過して乗車を続けていましたが、その後のバス停が「C1バース」「C2バース」「L2バース」、、、と聞きなれない言葉が続いていき、このまま倉庫にでも入ってしまうのではないかと不安な気持ちに。しかも、地図アプリで位置を確認するとどんどん客船ターミナルから遠ざかっています。。。

と思ったら、その「○○バース」をぐるっと回り、無事「大黒税関前」に到着しました。「大黒ふ頭」で降りるよりもターミナルまで歩く時間が5~6分短縮されますよ。

降りてもなお不安

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「大黒税関前」のバス停はこんな感じ。本当にここで降りて大丈夫なのかと、これまた不安になりました笑。

と思いきや、すぐ横を見ると、、、

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大きな船が見えました!!かなりデカいです!ターミナルの目の前で無事降りることが出来ていたようです。

動画も撮ってみました。正直なところ、「何もない。。。」という感想しかないです。

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バスの進行方向とは反対側にある信号を渡ると、警備員の方が立っていました。

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右手の入口より入ってくださいと案内されます。

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全体図はこのような感じです。

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タクシーなどの入口から入るとすぐ、、、

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大きな船と共に客船ターミナルが見えてきました。バス停からは歩いて3~4分です。

こちらも動画がありますのでご覧ください。

客船ターミナルの中の様子は?

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それでは客船ターミナルの中に入ってみたいと思います。

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ターミナルの中には、外国人の方を中心に多くのお客さんがいました。

外から見えていた大きな船が先程到着したばかりのようで、その船に乗っていたお客さんがこれから寄港地観光のため、バスに乗る準備をしているところでした。添乗員さんと思われる外国人の方も多くいましたよ。

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イスはざっと150脚ぐらいはありました。

ターミナルの中の様子は、ここまでにご紹介した2枚の写真でほぼ全体を表しています。端から端まで歩いても1分ぐらいです。

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売店などもなく、自動販売機が2台あるのみでした。ということで、ここから乗船する場合は買い忘れのないようにしっかりと荷物をチェックしておきましょう(周辺にもお店はないです)。

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トイレは男女1か所ずつあります。

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本日のように、外国からの船が寄港することもありますので、両替機も備わっていました。

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観光案内のパンフレットもいくつかあります。

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観光案内に関しては小さなブースが用意されていてスタッフの方がいましたので、そこには多くの外国人の方が集っていました。

また、ベストを着たボランティア通訳の方が何人もいましたので、外国人観光客の方には心強いですね。

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今やどの施設にも必須レベルのWi-Fi環境もバッチリです。

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ターミナルは2か所あります。ここで、いわゆるCIQ(※)の手続きが出来るんだそうです。
(※)CIQ:Customs(税関)、Immigration(出入国管理)、Quarantine(検疫)

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一つの建物の中に、ターミナル1と2がある造りになっています。

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案内図はご覧の通りです。

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ターミナルの向かって左手には観光バス乗り場があり、ずらっとたくさんのバスが並んでいます。船を降りたお客さんが、ここから横浜の観光に向かうんですね。

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向かって右手には乗船客向けのシャトルバスが停まっています。いくつかの駅からターミナルに向かうシャトルバスはここに停まることになると思います。奥に見えるのが横浜ベイブリッジです。

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ターミナルの正面にはタクシーもたくさん停まっていました。

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ちなみに、本日寄港していた大型船は、ロイヤル・カリビアン・インターナショナル社が運航する「スペクトラム・オブ・ザ・シーズ」という船でした。

全長は300mを超え、乗船人数は4,000人以上と非常に大きな船で、全く写真に納まりませんでした。。。本当にビックリするぐらい大きかったです!

>>>スペクトラム・オブ・ザ・シーズ」について詳しくはこちらから(公式サイト(英語))

最後に「鶴見系そば」をいただきました

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鶴見駅に戻って来ました。お昼ご飯は、駅前にあるこちらの立ち喰いそば・うどん「五味酉」にていただきました。

どうやら「鶴見系」と呼ばれる蕎麦があるんだそうで、その具体的な定義があるかは定かではありませんが、「関西風の出汁」で「白身魚のフライ」が乗っていることがある程度共通した条件なんだそうです。

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立ち食いですのでカウンターのみです。入ってすぐのカウンターで注文をし、その場でお金を支払います。

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メニューはご覧の通り。「かけそば・うどん」はなんと250円!!安すぎます!!

他にも、「たぬきそば・うどん」や「わかめそば・うどん」は300円、あとはトッピングでコロッケや天ぷらなどがありました。

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ということで私が注文したのがこちら。

かけそば250円、春菊天ぷら100円、白身フライ100円で計450円。ほんとに安いですね~。白身フライを乗せて鶴見系にしてみました。

ダシはあっさり目で、これが鶴見系かと納得。白身フライを蕎麦に乗せるのは初めてでしたが、意外と合うな~という印象です。つゆによってフライの衣がしっとりし、油っぽさがやわらぐからか、フライと蕎麦って合うんですね。

そして春菊の天ぷらが美味しい!ほんのりする苦味がとても良い感じです。春菊の美味しさに気付いたのはここ最近ですが(子供の頃はほとんど食べなかったと思います)、すき焼きに入れても天ぷらにしても、本当に美味しいですね~。

袋に入った麺を茹でてくれましたが、意外と麺の量がありまして、しっかりお腹を満たしてくれました(つゆも全部飲んでしまったのですが笑)。これで450円は安くて満足ですね。

他の時間帯は分かりませんが、このときは愛想の良いおばちゃんが1人で切り盛りされていて、居心地もとても良かったですよ。

五味酉 基本情報

クルーズ船で旅に出よう!

テレビ番組でも目にする機会が増えてきたクルーズ旅行。豪華客船で優雅にゆったり旅をするなんて、一度は経験してみたいものですよね。

こうしてターミナルが新しくオープンしたことからもクルーズ旅行の盛り上がりが感じられると思いますので、是非次の旅にはクルーズを検討してみてはいかがでしょうか?

クルーズのツアーが気になる方はこちらもチェック!

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nishiurashi

たびこふれ編集部員。人生初の海外渡航先であるラスベガスに衝撃を受け、海外旅行が好きになりました。年末年始にロンドン一人旅をしてサッカー観戦したこと、ナスカの地上絵遊覧飛行前にビールを飲み、セスナ機内で激しく酔ったこと、九寨溝から成都まで訳あって2人の中国人と丸一日乗用車で移動したこと、どれも良い思い出です。

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