タンザニアでお得に、念願のサファリをしよう!

アフリカと聞くと、すぐに雄大な自然と動物たち!とイメージする方が多いのでは?アフリカに来たからにはサファリは外せないですよね。
ここタンザニアでも国立公園が16あり、思う存分大自然を堪能することができます。その中でも手軽に、お安くサファリがしたい!というあなたにおススメしたいのが、こぢんまりとしたミクミ国立公園です。今回はこの公園とサファリの魅力をお伝えしていきたいと思います。

目次

ミクミ国立公園ってどんな所?

国際空港のあるダルエスサラーム市から、300kmほど西へ進んだところにあるのがこの国立公園です。路線バスで大体6時間ほどかかります。(乗車料金約1,000~2,000円)

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面積は約3,230平方キロメートルで、タンザニアで4番目に広い国立公園です。と言ってもかの有名なセレンゲティ国立公園の約4分の1ですから、ツアー自体は半日でも十分なくらいです。

しかし、その小ささに反して肉食獣を含むバラエティに富んだ動物が見られると、観光客が絶えない場所なのです。

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入場料は1人30ドルで、全員まとめてクレジットカードでのお支払いを求められます。支払いをするレセプションの脇には、ミクミ国立公園を説明する展示がありますので、出発前に予備知識を貯めることができます。

サファリってどんな風にするの?

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まず、どのくらいツアーをしたいのかを決めましょう!日帰りなのか、1日ツアーで1泊するのか、ちょっと長めに滞在してのんびりするのか...などなど。
もし日帰りであれば、ツアー会社や地元の友人に頼む方がいいでしょう。自分でプランしたい方は、1泊以上するのをおススメします。そうすると、泊まるホテルがサファリツアーや帰りのバスチケットを予約してくれるのです。

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<ホテルのレセプション>

ホテルについたら、レセプションで申し込みができます。一応ホテルの予約時に、サファリツアーも頼みたいことを一言添えておくとより安心です。
半日コースと1日コースがあり、半日コースは午前と午後を選ぶことができます。朝日がみたいなら午前、夕日が見たいなら午後...といった感じでしょうか。1日コースはお弁当が付きますので、大自然の中で食事を楽しめます。

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<ドライバーさんとガイドさん。動物を探し当てるプロ>

通常はドライバーさんとガイドさん2人が案内してくれます。車レンタルとガイド料金で、通常はだいたい1台250ドル~となっています。人数が多ければ多いほど頭割りで安くなります。サファリが終わったら、幾らかチップを渡します。
持ち物は水と、冷え込み対策の羽織れるもの、貴重品くらい。ではサファリカーに乗り込んで、いよいよ出発です!

大自然の魅力大公開!

ミクミでどんな動植物が見られるのか、ピックアップしてみました。タイミングが良いとヒョウやハイエナにも会えるのですが、筆者は会えたことがありません...。ちなみにサイやチーターはこのミクミには生息していませんので、ご注意を。
では、サファリに行ったつもりで楽しんでいただけたら幸いです!

① サバンナモンキー、鳥たち

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入り口付近で出迎えてくれる確率が高いのが、日本猿とは毛色の違うサバンナモンキーです。黒い顔にグレイッシュな薄茶色の毛、細い体つきが特徴のサルです。10~70頭ほどの群れで生活しています。

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ここミクミでは、鳥類が400種以上いると言われています。そこかしこで鳥の声が聞こえますし、日本では見たことのない鳥もいますので、お好きな方はぜひ耳と目を凝らしてください!この写真に写っているのはウズラの仲間ホロホロ鳥で、なんとも可愛い歩き方をします。

② インパラ・シマウマ・バッファロー

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次によく見かけるのがこの3種類です。ウシ科レイヨウ類のインパラは昼間に行動する動物なので、ツアーの最初から最後まで遭遇することができます。
サバンナシマウマは模様がビックリするほど美しく、足の速いその身体は引き締まっています。ぜひ間近で見惚れていただきたい1種です。

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アフリカンバッファローは「ビッグファイブ」と呼ばれる、強い5種類の動物の1つに数えられています。草食ながらも非常に力が強く、自慢の大きな角で相手を攻撃する危険な動物と言われていますが、つぶらな瞳がとってもキュートです。

③ カバ・ワニ

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公園の入り口から北へ5kmほど行くと、人口の池があります。そこを拠点に生活しているのが主にこの2種類。カバは水に潜っていることが多く、陸に上がっているのは少ないと言われています。もし陸地に出ていたら、迷わず写真を撮りましょう!

主にアフリカが生息地のナイルワニもいます。よく口を開けて、ひなたぼっこのようにポーっとしています。地元ガイドさんによると、空気にさらして口の中を殺菌しているんだとか...本当かなー?
水辺にはいろんな種類の動物が集まってくるので、タイミングが良ければ水浴びシーンも見ることができます。

④ キリン・ゾウ・ライオン

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これは誰もが見たい、大人気の種類ではないでしょうか!ここで見られるキリンは、一般的によく知られるアミメキリンとはちょっと違います。マサイキリンと言って、ギザギザの葉っぱのような模様が特徴です。群れはオス1頭+メスたち+子どもたちで構成されていて、1頭でフラフラっといるキリンは戦いに負けた独身男子だと言われています。ちょっと切ない気持ちになります。

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陸上最大の動物、アフリカゾウがミクミにはたくさんいます。アジアゾウよりも体格が良く、三角形の大きい耳をしています。主にメスと子どもから構成される群れを作り、オスは単独行動をしたりします。ゆっくりのんびり、それでいて存在感たっぷりのゾウの群れに癒されます。

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ネコ科でトラに次いで大きな動物、ライオン。タンザニアで見られるのはマサイライオンで、四肢が長くたてがみが比較的短い種類です。昼間は眠っていたり、仲間とじゃれあっていたりとリラックスモードのようです。が、車で近づきすぎると威嚇されますので、注意しましょう。ちなみに遊牧民のマサイ族はライオンに臭いが知られており、近づいても警戒されないと言われています。

⑤ 木々たち

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アフリカならではの植物も見逃せません。アカシアの木、ユーフォルビア・インゲンスなど、見ると異国にいることを実感できる種類がたくさんあります。
特にたくさんの人の心を捉えて放さないのは、バオバブの木です。ミクミのツアーでは1本の大きなバオバブに連れて行ってくれ、車から降りて木登りを楽しめるようになっています。

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大自然の中で車のエンジン音を切ると、耳が痛いほどにしーんと静か。普段私たち人間がいかに音に囲まれて暮らしているか、気づくことができます。バオバブの木の上で、時間のない静かな動物の世界に浸ってみてはいかがでしょうか。

最後に

タンザニアの大自然を堪能していただけたでしょうか?自然の中でゆったりと暮らす動物たちは、動物園と違う可愛らしさや美しさを見せてくれます。ぜひご自分の目で確かめにいらしてください!

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