大阪府泉南郡岬町に鎮座する天之宮（てんのみや）。岬町は大阪府の南部に位置し、和歌山県との県境に位置しています。天之宮の御朱印は、御朱印紹介の書籍に毎回登場するほど人気があります。僕も一度は参拝したいと思っていましたが、なかなか行く機会に恵まれませんでした。ちょうど「たびこふれ」で何度も紹介させていただいている和歌山市の恵運寺へ行く機会がありましたので、これもご縁だと思い、予約を取り、参拝しました。

目次

• 天之宮の外観
• 御朱印をいただき、本殿をバックに写真撮影もできます
• 令和元年（2019年）5月にいただいた御朱印
• 令和元年（2019年）6月にいただいた御朱印
• 令和元年（2019年）7月にいただいた御朱印
• 令和元年（2019年）8月にいただいた御朱印
• 令和元年（2019年）9月にいただいた御朱印
• 令和元年（2019年）10月にいただいた御朱印
• 令和元年（2019年）11月にいただいた御朱印
• 令和元年（2019年）12月にいただいた御朱印
• 令和2年（2020年）1月1日にいただいた限定御朱印
• 令和2年（2020年）1月にいただいた御朱印
• 令和2年（2020年）2月8日節分祭にいただいた限定御朱印
• 令和2年（2020年）7月にいただいた御朱印
• 令和2年（2020年）9月にいただいた御朱印
• 令和3年（2021年）1月2日にいただいた限定御朱印
• 令和3年（2021年）1月にいただいた御朱印
• 令和3年（2021年）3月にいただいた御朱印
• 天之宮への交通手段
• 神職さまより御朱印に関するお願い
• 僕からのアドバイス
• 最後に

天之宮（てんのみや）の外観

手前の駐車場から天之宮全体を撮影。みさき公園駅から向かうと「岬加太港線」の県道を通り左側に社殿が見えてきます。

天之宮の鳥居前です。どこか凄いパワーを感じます。

御由緒が掲げられています。御祭神は、天然元津大神、春夏秋冬大神、天自然大神です。まさに自然崇拝ですね。

天之宮の境内には『水』が流れています。

本殿です。開放的な造りになっていますが、普段は中へ入ることができません。

ちょうど天気が良く、至るところに花が咲いていて、参拝者の心を癒してくれます。

本殿を正面から見るとこのような感じです。水と自然と本殿が一体化しているような感じがします。

御朱印をいただき、本殿をバックに写真撮影もできます

御朱印は鳥居をくぐり、坂道を上がった正面に社がありますので、そちらでいただきます。女性神職さまがお一人または妹さまとお二人で対応されています。とても明るく楽しい方でした。

御朱印は通常の御朱印が2種類（いずれも見開き）、月替りの御朱印が2種類（いずれも見開き）授与されていました。過去の御朱印は、専用の御朱印帳に描かれ、見本として置かれていました。

左側の上下は通常の御朱印です。右側の上下は平成31年（2019年）2月限定の御朱印です。上の御朱印には「優しさを大切に」と書かれ、鳥が2羽仲睦まじく描かれています。

右側の上下は平成31年（2019年）3月限定の御朱印です。上の御朱印には「笑顔あふれる美人官女」と書かれ、3人の官女が描かれています。

右側の上下は平成31年（2019年）4月限定の御朱印です。上の御朱印には「笑顔 咲く 春」と書かれ、桜が描かれ、下の御朱印には「一歩 踏み出せば 景色が変わる」と書かれ枝にぶら下がった猫が描かれています。

これが今月・令和元年（2019年）5月限定の御朱印（右：上下）です。上の御朱印には「それぞれの花を咲き誇れるように」と書かれ、鯉、藤の花と薔薇の花が描かれ、下の御朱印には龍と虎が描かれ、よく見ると平成と令和が書かれています。もうひとつ、この御朱印の凄いことが...。上の鯉の頭に兜の折り紙が貼り付けられています。

受付横にはこのような手毬や小道具が置かれています。

手毬や小道具を飾りつけ（笑）、本殿をバックに御朱印の写真を撮ることができます。

令和元年（2019年）5月にいただいた御朱印

それでは僕が令和元年5月からいただいた御朱印を紹介します。

『それぞれの 花を 咲き誇れるように』見開きの直書きです。

『令和 平成』見開きの直書きです。

令和元年（2019年）6月にいただいた御朱印

こちらは『通常』の御朱印です。鶴が基本です。中のスタンプが季節ごとに変化します。見開きの直書きです。

『夢よ ふくらめ 大空いっぱい』見開きの直書きです。

『清澄な 心で』見開きの直書きです。

令和元年（2019年）7月にいただいた御朱印

『蛍』見開きの直書きです。

『彦星 織姫』見開きの直書きです。

令和元年（2019年）8月にいただいた御朱印

天之宮オリジナルの御朱印帳は巫女さんがデザインし、御朱印工房に発注されています。外側のデザインはほぼ1点もの。とても人気があるので、ある時とない時があります。とてもしっかりと作られていて裏写りしないように工夫がされています。気に入ったデザインの御朱印帳があればその場で購入することをオススメします。

僕が一目惚れした御朱印帳がこちら。即購入し、この月から天之宮専用の御朱印帳にしました。なお、白の部分は天之宮の文字と2匹のヒヨコのイラストをその場で描いてくれました。

『一瞬の輝き 見おとさぬ ように』見開きの直書きです。

『上を 向いて まっすぐと』見開きの直書きです。

こちらは『通常』の御朱印です。鶴がメインの御朱印ですが、6月にいただいた御朱印とデザインが異なります。見開きの直書きです。

令和元年（2019年）9月にいただいた御朱印

『十五夜 お月さま みてねむる』見開きの直書きです。

『秋風に たなびく雲の 絶え間より もれ出づる月の 影のさやけき』見開きの直書きです。なお、お姫様の部分は千代紙を折って貼り付けています。

令和元年（2019年）10月にいただいた御朱印

『秋の夜も 名のみなりけり 逢うといへば 事ぞともなく 明けぬるものと』見開きの直書きです。

『我が道』見開きの直書きです。

令和元年（2019年）11月にいただいた御朱印

『分けあえば 皆んな 笑顔』見開きの直書きです。僕誕生日ですと申し出たら柿の部分に「Happy Birhday」と書き入れてくれました（笑）。

『強き 意思』見開きの直書きです。

令和元年（2019年）12月にいただいた御朱印

『託そう 未来を』見開きの直書きです。

『天高く』見開きの直書きです。

令和2年（2020年）1月1日にいただいた限定御朱印

この御朱印は1月1日限定でいただいたもので、事前に予約制でした。

紫の台紙となっています。これのどこが御朱印なの...？これを開くと...。

ねずみが飛び出てくる仕掛けになっています。すべて手作りなので、数に限りがあり、1月1日限定に参拝できる常連の方向けの御朱印です。名前入りとなっています。

令和2年（2020年）1月にいただいた御朱印

令和2年1月から御朱印は1月・2月の2ヶ月間共通の絵柄になりました。こちらの御朱印は1月1日参拝時に預け、2月8日の参拝時に受け取りました。

令和2年（2020年）2月8日節分祭にいただいた限定御朱印

この御朱印は2月8日に開催された「節分祭」にていただいた限定もの（専用紙）です。鬼に型どられた貼り朱印です。

なお、参拝は事前に予約制でした。

当日は全員マスク姿（笑）で豆まきに参加しました。お餅をたくさんいただきました。今年も福がいっぱい！

令和2年（2020年）7月にいただいた御朱印

令和2年（2020年）2月8日の節分祭以降6月まで御朱印の授与をお休みされていました。7月から再開されました。

『心に大輪の花を』見開きの直書きです。こちらは7月・8月に授与された御朱印です。

※完全予約制です。

『瀬を早み　岩にせかるる滝川の　われても末に　逢はむぞ思ふ』見開きの直書きです。

令和2年（2020年）9月にいただいた御朱印

『秋の幸せ祈る』見開きの直書きです。こちらは9月・10月に授与された御朱印です。

※完全予約制です。

『萩の月　ひとへに　飽かぬものなれば　涙をこめて　やどしてぞみる』見開きの直書きです。

おまけ...。御朱印ができあがるのを待っている間、ドラえもん直書き勝負しました（笑）。

※なお、令和2年（2020年）11月・12月は再び御朱印の授与をお休みされていました。理由は...。仕方ないですよね。

令和3年（2021年）1月2日にいただいた限定御朱印

正月限定の御朱印です。こちらは神職さま手作りの飛び出す御朱印です。今年はう...しでした。牛だよね～（笑）。

※完全予約制です。

こちらも正月限定の御朱印です。額入りの鶴松梅の御朱印です。

※完全予約制です。

令和3年（2021年）1月にいただいた御朱印

1月2日参拝時にレターパックと共に御朱印帳を預けてきました。

『牛と宝船』見開きの直書きです。こちらは1月・2月に授与された御朱印です。

※令和3年（2021年）2月は緊急事態宣言を受け停止になりました。

『牛と富士山』見開きの直書きです。こちらは1月・2月に授与された御朱印です。

※令和3年（2021年）2月は緊急事態宣言を受け停止になりました。

令和3年（2021年）3月にいただいた御朱印

3月25日参拝時にレターパックと共に御朱印帳を預けてきました。

『桜と和歌』見開きの直書きです。こちらは3月・4月に授与された御朱印です。

『お雛様』見開きの直書きです。こちらは3月・4月に授与された御朱印です。

★令和3年（2021年）5月の御朱印もお休みになりました。

天之宮への交通手段

• 住所：大阪府泉南郡岬町多奈川谷川3249-1
  （おおさかふ・せんなんぐん・みさきちょう・たながわたにがわ）

• 電車利用の場合

①南海電車・本線で『みさき公園駅』で下車。駅前から岬町コミュニティバスの『小島住吉』行きに乗車。『中の峠』で下車。天之宮を少し通り過ぎたところにバス停があります。バス停から3分くらいで天之宮に到着します。なお、バスの乗車時間は約20分です。
月曜日から金曜日の平日は40～50分に1本運行していますが、土・日・祝日は1時間～2時間に1本になりますので注意が必要です。運賃は1回100円です。

②南海電車・本線の『みさき公園駅』で南海電車・多奈川線の終点『多奈川駅』で下車。そこから岬町コミュニティバスに乗り換えて行くこともできますが、このバスは『みさき公園駅』から来るので費用を考えると『みさき公園駅』から岬町コミュニティバスに乗車する方が良いと思います。なお、『多奈川駅』から歩くと30～40分（山道です）だそうです。

③『みさき公園駅』からタクシーという手もありますが、僕が到着した時は待機しているタクシーはありませんでした。

★岬町コミュニティバスの時刻に関しては岬町のHPにて確認してください。

• 車利用の場合

ナビゲーションの通り走れば天之宮に到着します。駐車場は道路に面して両側に3ヶ所（ブログには5ヶ所あると記載がありますが）あります。十分なスペースがあります。

神職さまより御朱印に関するお願い

★ツイッターで情報を発信しています ⇒https://twitter.com/_tennnomiya_

• 御朱印の予約方法が変更になりました（2020年1月分より）
• これまでは1ヶ月に2体の御朱印を授与していましたが、2020年1月分から2ヶ月に2体の御朱印を授与に変更になりました。したがいまして、2020年1月と2月に授与される御朱印は同じ柄の2体になります

【御朱印のお休みについて】

• 令和2年（2020年）3月・4月・5月・6月・11月・12月の御朱印はお休みになりました。
• 令和3年（2021年）2月・5月の御朱印もお休みになりました。以降も天之宮公式HPにて確認してください

★天之宮公式HP：https://www.tennnomiya.com/

【予約に関するご注意】

• 拝受できない日・予約日は、前月20日頃～月末にかけて、ツイッターおよび天之宮公式HPで発表いたします
• 予約方法は、電話連絡から【郵便はがき】に変わりました（電話での受付は行っていません）
• 郵便はがきの消印にご注意ください。また天之宮公式HPをよくご覧になり、記入を間違えないようにご注意ください
• 御朱印に関する問い合わせはしなでください
• 御朱印の授与時間は10時～15時頃までです
• 月替り御朱印のデザインはツイッターにアップしています
• 月替り御朱印は1枚描くのに約10〜15分かかります。通常の御朱印は10分前後です
• 神職様が一人で御朱印を描いております
• 神事が優先になります

★「くれぐれもよろしくお願いします」と神職さまより懇願されましたので、御朱印をいただく側も気をつけましょう！

僕からのアドバイス

• 一人30分を持ち時間と考え、自分の持ち時間の中で描いてもらう御朱印を決めましょう
• 予約時間に遅れると後に予約されている方に迷惑をかけてしまいます
• 近くに通りかかったらと予約なしで訪問するのはやめましょう
• 予約なしで訪問し、郵送や後日引き取りをお願いするのも神職さまの負担を増やします
• 神職さまの手をご覧ください。右手全体に湿布が貼られています。そうです、腱鞘炎に苦しまれています。御朱印をいただく側も神職さまに配慮するようにみんなで気をつけましょう！

最後に

神職さまはとても丁寧に応対していただけます。またとても明るい方でした。これだけ素敵な御朱印を描かれるのだから、とても感性の豊かな方だと思います。また月替りの御朱印をいただきに、訪問したいと思っています。

※2019年11月追記：5月から毎月通うようになり、11月で7回目の参拝。最近はお話ししながら待ち時間を過ごしています。完全予約制ならではの有意義な待ち時間になっています。

※2019年12月追記：ついに僕の正体がばれてしまった（笑）！ たびこふれを見てくれてありがとうございます！

※2021年1月追記：おめでとうございます！