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温泉ソムリエ菅井が薦める、日本一の濃度の硫黄泉!標高1,800mの別天地、群馬・万座温泉
よく温泉ってどこがいいですか?という質問をされますが、答えが難しい。なぜなら赤ちゃんからお年寄りまで安心して入れる単純泉もあれば、各特殊成分が規定値以上に達している、塩化物泉や、硫黄泉などもそれぞれの良さがあり甲乙をつけるのは難しいからです。そんな中どこの温泉の成分が良いですか?濃いですか?と聞かれると答えやすい!まさに万座温泉のランクインは必須でしょう。サプリに例えるなら、ビタミンCやビタミンEのサプリが各種泉質だと例えたらマルチビタミンを飲むのが万座温泉ではないでしょうか? 今回は万座、湯治場としても親しまれている日進館へ。
万座温泉までは、新幹線で軽井沢、または万座・鹿沢口より路線バス。この日進館は新宿より直行バスが出ているのが特徴です。はっきりいって公共の交通機関では行きづらいのでバスは便利です。
目次
日進館へ到着
小さそうに見えるけど、奥は飛んでもなく広い!
提灯が飾られどこか懐かしい雰囲気。
<フロント回り>
フロントにある世界三大長寿地帯のパネル!かなりテンション上がります!
極楽湯へ。
さっそく宿の名物風呂だという極楽湯へ。場所は宿の玄関から少し下ったところにある。
見えてきました!訪れた季節は、4月。スキーシーズンは終わってましたが、雪がたんまり残ってました。
脱衣場より極楽へのトンネルを抜けるように廊下を進むと、スキー場を望む白濁のお湯が待っていました。
洗い場はなくただ浸かって景色を眺める。まさに極楽ですねー湯口はかなり熱めでした。
口に含むとさすが酸性が強い。リンゴ酢のようなイメージです。目に入らないように気を付けましょう!
長寿の湯
この他に宿の玄関の横、長寿の湯には、4つの内湯と2つの露天風呂があります。
こちらが温泉100%の姥湯!肌にすぐまとわりつく入りやすさ。なんとも無重力の宇宙を漂っているような感覚です!
<そとの露天風呂2つ、姥苦湯とささ湯>
ちょうど外の極楽湯へ歩く道路のあたりが見渡せます。
真湯は温泉ではないのでたまに入ると温泉の有難さが身にしみます。お湯の温度は熱めでした。
<手前が滝湯。その奥が真湯。>
<分析表>
その他の施設のご紹介
夕食も朝食もバイキングでした。朝は温泉たまごが嬉しい!
近くにコンビニなどないので、ラーメンコーナーは嬉しい限りです!辛目がおすすめとの事です!日中もやっているので喫茶店のような感じですね!
もうひとつ万天の湯が新館、湯房の奥にあります。
広すぎる!と頷ける平面図!
最後に
お隣の草津ならぬ、湯畑が万座温泉にもあります。
外の極楽湯を更に下るとあり、入れはしませんが見渡せます。ここが上質の湯の誕生の地ですね。 ボーリングをしなくても宿の敷地からコンコンと自噴しているとの事で、宿の方曰く「ストレスのない温泉を楽しめるよ!」との事。とても意味深な言葉でした。
基本情報
万座温泉 日進舘
- 住所:〒377-1528 群馬県吾妻郡嬬恋村干俣万座温泉 2401
- 泉質:酸性硫黄泉 色:乳白色
- 日帰り温泉1,000円
- 営業時間:午前10時~午後5時
- ウェブサイト:https://www.manza.co.jp/
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菅井 圭司(すがいけいじ)
- 温泉ソムリエ(一つ星ダイエット温泉ソムリエ オフ会名誉幹事)
青森県出身 旅好き、温泉好き、お酒好き!旅の力で、世の中楽しく!