シカゴに来たが時間がない!的を絞って短時間で効率的に観光

目次

とりあえず、ちょっとでも観光して帰りたい

ユナイテッド航空やアメリカン航空のハブであるシカゴ・オヘア国際空港で、乗り継ぎの待ち時間が何時間もあるので市内まで出て観光したいと考えている方。また、仕事や所用でシカゴを訪れたけれど、観光しないで帰るのはもったいない、飛行機の時間までちょっとでもシカゴを見て帰りたいと思っている方。空港から町までは、電車でおよそ50分、車でおよそ40分。
渋滞時にはもっとかかることもあるのでゆっくり観光もできないですね。あちこち回ると移動時間が無駄になるので、ポイントを絞って狭い範囲内で一気に観光を済ませてしまいましょう。

先ずはシカゴ美術館でおいしいとこだけスイスイ見てまわる

シカゴに来たなら、シカゴ美術館(Art Institute of Chicago)は外せません。シカゴ美術館は、ニューヨークのメトロポリタン美術館とボストンのボストン美術館と並んで、米三大美術館の1つです。
日本人が好きな印象派や後期印象派のコレクションは驚くほど豊富で世界最大級。すべてをじっくり見るなら、半日は必要でしょう。しかし、美術館に行っている時間の余裕がないという場合でも、目的を決めて効率よくまわれば、短時間で素晴らしい絵画の数々を鑑賞することが可能です。

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先ずはチケットですが、ネットで先に購入しておきましょう。チケット購入の列に並ぶと、それだけで時間のロスです。

この美術館の1番の見どころである印象派の作品は、正面の階段を上がった2階にあるので、先ずは階段を上がりましょう。ギュスターブ・カイユボットの「パリの通り、雨(Rue de Paris)」やジョルジュ・スーラの「グランド・ジャット島の日曜日の午後(A Sunday on La Grande Jette)」の前には、人だかりができているのですぐにわかります。モネやセザンヌ、ゴッホ、ゴーギャンなど、美術に詳しくなくても誰でも知っているような著名な画家の作品が、これでもかと並んでいます。この美術館は、写真撮影可能なので、バチバチ撮りましょう。但し、フラッシュは禁止です。

奥まで進み左に行くとコンテンポラリーアートの部屋があるので、アンディー・ウォーホルの「リズ(Liz)」を見たら、3階のモダン・アートへ。ピカソの作品「老いたギター弾き(The Old Blind Guitarist)」がこちらの目玉。でも、それだけではありません。マティスやカンディンスキーなど豪華過ぎて、時間が経つのを忘れそうになります。

彫刻が好きな人やモダンアメリカンアート、ルネッサンスが好きな人など、人によっては好みが違うでしょうから、ネットで調べて、美術館を訪れる前に、自分の好みに合った順番を考えてから行きましょう。

ミレニアムパークはまるで近未来の世界

美術館を出たら、すぐ北にあるミレニアムパークへ行きましょう。シカゴの象徴と言われる、「ザ・ビーン(豆)」の愛称で知られるクラウドゲート(Cloud Gate)の写真撮影を忘れないように。

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ここには、写真におさめたくなるようなオブジェがいっぱいあります。パーク内だけでなく、後ろにそびえる高層ビル群も絵になります。野外音楽場のジェイ・プリツカー・パビリオンやクラウンファウンテンの写真を撮ったら、BP歩道橋(BP Pedestrian Bridge)を渡ってお隣の公園へ。

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このBP歩道橋も、とっても近未来的でインスタ映えします。

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これがあの有名なミシガン湖!思ったよりも感動

歩道橋を渡ったら、湖に向かって歩きましょう。途中、子どもが喜びそうな遊び場や面白そうなものがたくさんあります。しかし、時間がないのでパス。

サウスレイク・ショア・ドライブ(S Lake Shore Dr.)を渡ると、ミシガン湖です。あまりにも有名なミシガン湖は、なんて青くて美しい。

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ここまで来たら湖畔に座って、時間が許す限りゆっくりして下さい。

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この3つをおさえれば「シカゴに行ってきた!」と言える...かな

シカゴ美術館とザ・ビーンとミシガン湖の写真を撮れば、なんとかシカゴ観光をしてきたという恰好だけでもつくでしょう。

あとは、パイのように分厚い、厚さ5センチほどもある、シカゴのご当地グルメ、ディープディッシュピザでも食べれば完璧です。時間がなければ、大きなピクルスやトマト、青唐辛子などがごちゃごちゃ入ったシカゴ風ホットドッグを食べるのも良いでしょう。

時間に余裕がある時にまた、シカゴを再訪する機会があれば、ウィリスタワーやネイビーピア、科学産業博物館、フィールド自然史博物館、シェッド水族館、アドラー・プラネタリウム&天文博物館などを訪れると良いですね。シカゴ美術館にも戻って、是非、今度はゆっくりと鑑賞して下さい。

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ナツコ・H

世界で活躍するジャズ奏者の夫のマネージメント、CD収録曲の作曲を手がける。NYの日系新聞でニュース記事執筆中。法律翻訳家。93年よりNY在住。

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