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野菜の旨味がギュッと詰まった、タンザニアンママのヘルシー愛情料理!
目次
Maharagwe/マハラゲとは
タンザニア料理の味付けは塩のみ、と至ってシンプル。じっくり過熱して野菜のうまみを100パーセント引き出した、栄養たっぷりの豆料理。
タンザニアは赤道直下ではないものの、太陽の光がとても強いので、野菜そのものの味がとっても強くて甘いのです。このお野菜たちがココナッツミルクによく合います。炊き立てのご飯と相性抜群です。
- 料理を作った人:Miyuki Metaさん
- タンザニア人夫に教えてもらい、日々努力中です。
- 日本での実現可能度:★★★★★
タンザニアの野菜は太陽をいっぱい浴びて、とても濃い味がします。
一般家庭ではこんな装置を使って、炭で料理します。
子どもたちもお手伝い。今日のご飯が待ち遠しい!
材料(5人分)
【材料】
・豆(インゲン豆、大豆、ささげなど)................................ 戻して1-2カップ
・玉ねぎ .......................................................................... 中2個
・トマト .......................................................................... 中5-8個
・お好きな野菜(オクラやパプリカ、ナスなど夏野菜)......... お好きなだけ
・ニンニク ....................................................................... 1かけ-お好きなだけ
・生姜 ............................................................................. 1かけ-お好きなだけ
・ココナッツミルク .......................................................... 100ml‐お好きなだけ
・パクチー ....................................................................... お好きなだけ
・塩 ................................................................................. 適量
作り方(調理時間:60分)
1.豆を一晩水につけて戻しておく。
2.豆を煮る。普通の鍋なら2時間、圧力鍋なら40分ほど。
※水がなくならないように気を付ける。
3.材料を全てみじん切りにする。
4.鍋に玉ねぎをしんなりするまで弱火で炒める。
5.ニンニクを加えて香りを出し、続いてトマト以外のお好みの野菜を炒める。
6.十分炒めたら、トマトを入れて軽く炒め、蓋をする。
7.10~15分ほど煮込み、トマトが形をなくしたところで、汁ごと煮た豆を入れる。
※もし水分が足りなければ、水を具がかぶるくらいに入れる。
8.さらに10分ほど煮込んで豆が十分柔らかくなったら、塩で味付けし、
※ココナッツミルクを回しいれてふつふつさせる。
9.最後にパクチーを散らし、またふつふつしたら火を止めて完成。
手順8で、トマトの形がなくなるまで煮込みます。
パクチーを散らし、ふつふつしたらできあがり。
パクチーとココナッツミルクがアクセント、暑いタンザニアにピッタリな豆料理です。
作り方のコツ
コツはちょっと多めの油でじっくり野菜を炒めることです。そうすることで野菜本来の甘みがしっかり出て、余計な味付けが不要になります。お好きな方は、ぜひたっぷりのパクチーを最後にがつっと入れてください!ココナッツミルクの甘みをさらに引き立ててくれます。
このお料理にまつわるエピソード
タンザニアでお安くてすぐに手に入るたんぱく源と言えば、豆。たいてい炭を使う家庭のほうが多いので、お母さんは朝から準備して煮込み始め、じっくりと料理します。子どもも大人も大好きで、ご飯にたくさんかけてよく混ぜて手で食べます。
興味深いことにこちらでは豆料理に砂糖を使うことがありません!一度地元のお豆であんこを作り、白玉を入れておしるこにしたのですが...大不評!!!なんで豆が甘いんだと友人すべてに責められました。以来、塩を使った豆料理を習い、それに魅了されています。
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Miyuki Meta
- タンザニアの生きた魅力を、新鮮なまま皆様の元へ直送いたします!
2012年に引っ越したヒヨッコライターが、現地に密着した面白オカシイ情報をお伝えしています☆