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リニューアルオープンしたエリゼ・モンマルトルで行われたカクテルイベントに行ってきました
Bonjour!
近年、フランスでは若者のワイン離れが進んでいるのだとか。そう言われてみれば20〜30代のパリジャン&パリジェンヌが良く飲んでいるのはビールやカクテルが多いかも。もちろん食事に合わせるのはやはりワインが主流ですが、バーやクラブでは圧倒的にカクテルが人気です。今回はそんな人気のカクテルに関するイベント、パリ・カクテル・フェスティバル(Paris cocktail festival)の様子をご紹介します。
(様々な種類のハーブはカクテルのレシピに欠かせない要素のひとつ。)
目次
- 会場はモンマルトルの丘にある歴史的にも有名なイベント開場
- イベントや美術館に行く前にはチケットのネット予約がマスト!
- やはり平均年齢が低い!20〜30代の若者で賑わう会場
- ジャマイカン・ストームをいうラムのカクテルを飲んでみました!
- おまけ。世界中で大人気の日本のウィスキー本も発見!
会場はモンマルトルの丘にある歴史的にも有名なイベント開場
パリ・カクテル・フェスティバルが行われたのはモンマルトルの丘にあるイベント会場「エリゼ・モンマルトル(Élysée-Montmartre)」。こちらは元々歴史的に有名なダンスホールだったのですが、数年前の火災で崩れかかったまま放置されていたところ、2016年、建築家ジュリアン・ラブルス氏(Julien Labrousse )の手によって見事修復され、コンサート会場としてリニューアルオープンしました。
(エリゼ・モンマルトルのファサード。右の坂道の上にはサクレ・クール寺院が見える)
当時の姿を見事に復元したファサードの彫刻はまだピカピカで一見の価値アリです。ファサード越しには白いサクレ・クール寺院を見る事ができモンマルトルらしい光景が楽しめます。
イベントや美術館に行く前にはチケットのネット予約がマスト!
さて、さっそくエリゼ・モンマルトルに入ってみましょう。扉の前でセキュリティチェックを受け事前にネットで予約しておいたチケットを提示し、受付と会場のある2階へと続く階段を登ります。パリでは大抵のイベントや美術館は事前にネット予約できるので便利です。(逆にネット予約していないと長蛇の列に並んだり入れなかったりすることもあるので要注意!)
(多くの人とブースで賑わう会場)
2階の受付では再度チケットを提示しリストバンドとチケットの冊子をもらいます。会場内ではこのチケットを使ってカクテルを楽しんだり、ワークショップを受けることができます。
(各ブースにはカクテルのレシピや説明が展示されている)
やはり平均年齢が低い!20〜30代の若者で賑わう会場
早速会場に入ると多くの人で賑わっていました。やはり平均年齢はかなり低く、20〜30代が中心です。ワインのイベントでもそうですが、やはりお酒のイベントは終わり間際の夕方からが盛り上がりますね。逆に開場直後に行けば人が少ないのでゆっくり楽しめそうです。
(見た感じ平均年齢は低く、20〜30代のお洒落な若者が中心。)
会場ではラムやジンなどのお酒の会社のブースが立ち並び、それぞれ2種類のカクテルを提供しています。来場者はブースのスタッフから説明を聞きながらカクテルを無料でテイスティングでき、味が気に入ればチケット冊子からチケットを切り取って、まるまる一杯分のカクテルと交換もできます。
(BARMANというカクテル専門フリーペーパーなんかも置いてあります。)
ジャマイカン・ストームをいうラムのカクテルを飲んでみました!
個人的に、カクテルはマイ・タイなどの南国っぽい味が好きなので、メザン ジャマイカ XO(Mezan Jamaica XO)という高級ラムを使った「ジャマイカン・ストーム(Jamaican storm)」というカクテルを作ってもらうことにしました。チケットを一枚使ってまるまる一杯と交換してしまいます。
このカクテルのベースはラムやカリブ風カクテルによく利用されるリキュールですが、面白いのはフランスのリキュール「シャルトルーズ(Chartreuse)」が使われていること。シャルトルーズの薬草っぽい味とラムの南国っぽい味がよく合っていてとても美味しかったです!
(ラムとジンジャービール、仏産リキュールの組み合わせがステキな「ジャマイカン・ストーム」)
ストローは近年のプラスチックごみ問題を考慮しどのブースでもプラスチックストローではなく竹のものが使われていました。グラスももちろんプラスチックではなく再利用可能なガラスのグラスが使用されていました。地球環境への配慮がうれしいですね!
(ロングカクテルにはリサイクル可能な竹のストローが使われていました。)
おまけ。世界中で大人気の日本のウィスキー本も発見!
会場にはカクテルのレシピ本を始めとする書籍のブースも。そこで見つけたのがこちら「ウィスキー ジャポン(WHISKY JAPON)」。その名の通り日本のウィスキーに関する本です。著者はなんとフランス人。世界での日本のウィスキー人気がうかがえる一冊です。
エリゼ・モンマルトル/Élysée-Montmartre
72 Boulevard de Rochechouart, 75018 Paris
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N.L.Paris
- パリ在住約10年。美味しいものとお酒が大好き。超B級グルメから高級店まで地道に研究しています。グルメ情報メインのブログ&インスタも。→→→ nightlifeparis.hatenablog.com
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