こんにちは。田澤ともきです。インド旅行もオンシーズンになり、街でもちらほら海外の旅行客がめだってきました。年末年始どちらでお過ごしですか？今日は、ケララのカンヌールという都市に新しく国際空港ができたので、そのご紹介をしたいと思います。

目次

• カンヌール国際空港基本情報
• カンヌール国際空港をチラ見
• ケララは次に狙うインド旅行にぴったり
• Thottada Beach（トタラビーチ）
• Sundareswara Temple
• セント・アンジェロフォート

カンヌール国際空港基本情報

住所：Mattanur,Kannur - Mattannur Rd, Anjarakandy, Kerala 670702

ケララの空港は、全部で３つ、カンヌールが4つ目の空港になります。コーチン、トリバンドラム、北部はカリカットまででしたので、嬉しい限りです。

最新のカンヌール国際空港を紹介

フライトスケジュールを見ますと、発着はそれぞれ4か所。リヤド（サウジアラビア）→カヌール→チェンナイ行き、バンガロール→カンヌール→チェンナイ、シャルジャ（アラブ首長国連邦）→カンヌール→チェンナイ、ハイデラバード→カンヌール→チェンナイと、その逆。コチへは火、木、土　でいけるようです。アラブは南インド人が多いと聞いてはいましたが、これで一気に行きやすくなりましたね。

今後は東南アジアからの乗り入れが増えるのを期待しましょう。

カンヌール国際空港をチラ見

では、新しくなった空港とはどんな感じなんでしょうか。友達が写真を送ってくれたので、お見せしたいと思います。

デリー空港も素敵なのですが、明るくていい感じです。さすが国際空港。

これは外観。インドの空港はどこも、入口にセキュリティーがいますので、外国人といえどチケットを持っていない人は入れません。

ケララは次に狙うインド旅行にぴったり

「神様の楽園」といわれるケララ州。アーユルヴェーダや南インド料理、カタカリやカラリパヤットゥといった伝統芸能や武術、教会が多いことでも知られています。また聖地とよばれる場所も。気温も北部は豪雨になることがなく、冬もおだかやかな気候です。カンヌールは冬でも15度、夏も25度から30度と比較的すごしやすいです。

Thottada Beach（トタラビーチ）

とにかくカンヌールは自然がいっぱい。知り合いのアーユルヴェーダドクターのアクシャヤはカンヌール出身。カンヌールで新しいクリニックを始めました。この国際空港スタートの知らせも彼からもらいました。それぐらい地元の人にとっては、都市部とのつながりが増えるチャンス。今回の国際空港の着工は非常にうれしかったようです。

カンヌールの見どころをいくつかご紹介しましょう。一つ目は、Thattada Beach。トタラビーチと呼びます。さすが、ケララ州。ビーチは様々ですが、延々と続くアラビア海がなんともいえません。海のないデリーに住んでいる私にとって、これはテンションあがります。カンヌールはアラビア海から内陸へ広がる街なので山も、海も楽しめます。

今まで、カンヌールからインドの都市部へいくのは電車かバスだけでした。でも、バンガロール、チェンナイ、ハイデラバードへ行く事ができるようになったのはすごい進歩です。

Sundareswara Temple

カンヌールの中心にある、ヒンズー教寺院。ここはシヴァ神のお寺として有名です。ヒンズー教のお寺ですが、作りが南インドなので、赤いレンガ造りの赤砂岩でできたお寺です。

セント・アンジェロフォート

1507年、あのフランシスコ・デ・アルメイダによって作られといわれるお城がここセントアンジェロフォート。カンヌール城跡です。日本のガイドブックにはほとんどのってませんが、海沿いにそびえたつ城壁と、海沿いの景色は圧巻です。現存のまま残されているのは珍しく、歴史的背景の地であったことがわかります。

北インドのイスラム建築とは異なり、南インドはヨーロッパからの文化とインドが交じり合う不思議な感覚です。キリスト教も、教会も多いですし、欧米人の旅行者が目立ちます。異なるインドを見たい方はぜひおすすめです。