今年もディワリがやってきた!インドのお正月

こんにちは。田澤ともきです。

毎年日にちが違う「ディワリ」。観光シーズン到来とともに結婚式シーズンもやってくる。そして北インドでは一番派手でにぎやかなインドのお正月ディワリ。5回目のディワリを経験した田澤ともきが今年感じた「ディワリ」をレポートします。

目次

ディワリってなに?

ディワリの「ディヤ」は「灯り」の意味があります。ディワリは北インド中心のお祭りです。インドの弁財天、ラクシュミーをお祝いする日でもあり、その前後で金銀やステンレス、家電品を買うと縁起がいいといわれており、どこも商店街は休みを返上して深夜まで営業します。

どうして毎年日付が違うのか

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ヒンズー教のお祭りなのですが、ヒンズー教はヒンドゥー暦と呼ばれる数え方で、〇週目の満月、とかお祭りに月が登場します。月は女性であり、すべてに栄養を与える存在として扱われているのです。10月又は11月の新月の日とされています。不思議なのは、この日を境にどんどん寒くなっていくんですよ。

ディワリの前後はいろいろなお祭りがありまして、ダシェラもその一つ。でも北インドと南インドの神様も違えば、お祝いする対称も異なるので、こういう時にインドは一つの国ではなく、州=国みたいなものだと考えるとしっくりきます。

本来は灯りをともし、穏やかに過ごすはず、、が

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日本でもニュースになっているインドの大気汚染問題。きっとネットでインドを検索した方はその記事を読んだ事があるでしょう。冬のデリーは乾燥や排気ガスでのどや鼻をやられる人が多いです。ディワリは深夜まで花火が鳴りやみません。政府の呼び掛けで少し規制されたようですが、でもこの季節マスクは必需品です。

それでもお祭りがみたいという方は、地方、特に南や中央インド、西インドをおすすめします。比較的穏やかな土地柄のプネや日本人がすくないエリアにまるで現地の人のように滞在するのも非常に楽しいです。また、最近はインド在住の日本人は増えていますので、そういう方と友達になって遊びにいくのも楽しいですね。

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灯りを付けるのは、ここに幸が舞い込んできますようにとの願いからだそうです。またラクシュミは光ったものがお好き。そのため、ラクシュミを呼ぶためのものなんだとか。お金も一緒です。お金がたくさん集まっている所にはどんどんお金が集まるようになっているのだそうです。

インドの神様は派手なのがお好き。黒は縁起が悪い色とされているし、花やお供えも非常にカラフルです。これはアーユルヴェーダドクターが言っていた話ですが、もともとインドの神様は、目にみえないエネルギーを信じていた時代、一般の人々にわかりやすく伝えるためのものとして、「人間がつくった形」なのだそうです。

とにかく親戚のつながりが多いインド

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日本では考えられないかもしれないのですが、インドではとにかく親戚、その配偶者、さらには日本でいう「他人」に至るまでのつながりがとても強いです。インド全体的に「同族企業」が多いのもその所以かと思いますが、とにかく仲がいい。

毎年楽しみなお祝い用の画像

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インドのLINEと呼んでいるのですが、「What'sapp(ワッツアップ)」というアプリをインド人はほとんど使っています。これでメッセージやインターネット電話ができます。グループ通話もできるので、便利です。ディワリの日は年賀状をメールで送るように、ネットでお祝い画像が送らてきます。さすがインド。郵便だと1日でつかないですからね。

とにかく楽しむ!のがインド流。

ぜひ一度、ディワリの季節に北インドを訪れてきてください。賑やかだと思ったらさらににぎやかに!とにかく楽しんじゃうのがインド流です。

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田澤ともき

アーユルヴェーダがきっかけでインド在住。ハイテクから古代伝統まで、100人100色楽しめますよ。インドならではの出来事や、インド生活についてお届けします。

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