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イタリアのコンビニ?切符も買えるタバッキの概要や営業時間を紹介

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記事投稿日:2018/12/03
最終更新日:2018/12/03

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イタリアにあるタバッキというお店、知ってますか?もしイタリアを訪れたことにある方であれば、街中で「T」という看板に出会ったことがあるかもしれません。

一言でいえば、「何でも買える雑貨店」なのですが、私たち観光客が利用するにはちょっと敷居が高い印象があるかもしれませんね。しかし、タバッキでは切符を購入できたり、地元の生活を垣間見られたりという魅力もあるのです。

本記事では、そんなタバッキの魅力や大まかな営業時間、利用方法、それに合わせたイタリアの文化についてもご紹介したいと思います。

目次:クリックで見出しに移動します

イタリアの雑貨店「タバッキ」っていったい何?

タバッキという名称について

イタリアのタバッキ-01-筆者撮影.jpg
<左上に見える大きな「T」のマークが目印です。写真:ゆうさん>

タバッキ(Tabacchi)とは、正式名称をタバッケリア(Tabaccheria)といい、タバコ屋さんや雑貨店のことを指しています。

このタバッキという名前はタバコ(Tabacco)の複数形になっています。もともとタバッキは、政府の免許を持ち、タバコ、塩、切手などの政府の専売品を販売していました。

売っているもの

イタリアの街中には、本当にどこにでもタバッキがありますが、どこでも販売されているのは、タバコ、切手、雑誌、新聞、交通機関の切符、ガムなどでしょうか。

それ以外のものは、タバッキによって差が大きいように感じます。具体的には、携帯電話のチャージ、飲み物、お土産の絵はがきなどなど、バリエーションが豊富です。

中にはタバッキのような機能を持ったバールもあるので、今日では「これがタバッキだ」と明確に定義するのは難しいかもしれません。

営業時間

平日と土曜日は基本的に営業しています。営業時間は、8時か9時~19時か20時くらい(この間に1時間程度の昼休憩が取られる場合もあります)。日曜・祝日は閉まっている場合がほとんどなので、注意しましょう。

ちなみに、定休日であっても、タバッキの近くにある自販機は稼働している場合が多いです。ただ自販機でタバコやお酒を購入するためには、イタリアの保険証を挿入する必要があるので、観光客の場合はまず購入することはできません。

タバッキで切符を購入するには

イタリアのタバッキ-02-筆者撮影.jpg
<タバッキで購入した切符。写真:ゆうさん>

よくガイドブックなどには「電車の切符はタバッキで購入できる」と記載されていることもあります。中には駅で購入できず、必ずタバッキを利用しなければならない場合も多いのですが、実際に店員に声をかけるのには少し勇気がいるかもしれません。

そこで、タバッキで切符を購入するための簡単な手順をご紹介します。

まずは店員さんにあいさつです。「Buongiorno.」(ボンジョルノ=訳:こんにちは)、「Ciao」(チャオ=訳:やあ)などと声をかけましょう。

次に具体的にチケットのことを伝えます。「Un biglietto per ○○, per favore.」(ウン・ビリエット・ペル・○○・ペル・ファボーレ=訳:○○行きの切符を1枚ください)と、行き先を伝えてください。

ちなみに2枚はDue biglietti(ドゥエ・ビリエッティ)、3枚はTre biglietti (トレ・ビリエッティ)、4枚はQuatro biglietti (クワトロ・ビリエッティ)となります。

時々、帰りはどこで切符を購入できるか不確かなため、往復分のチケットを事前に購入しなければならない場合があります。その場合は、「往復」という意味のAndata e Ritorno(アンダータ・エ・リトルノ)も伝えましょう。

最後に料金を支払って、おしまいです。話すこと自体はあまり多くはないので、ぜひチャレンジしてみて欲しいです。

イタリア人とタバッキとタバコ

イタリアのタバッキ-03-PixaBay-CC0.jpg
<※写真はイメージです。 Photo by Pixabay(CC0)>

さて、タバッキの名前の由来でもあるタバコ。その購入方法を説明する前に、イタリア人にとってタバコとはどのようなものか迫ってみましょう。日本に比べ、イタリアではタバコを吸う人が非常に多いです。

イタリアでは、室内での禁煙は進められているものの、室外ではどこでも好きに喫煙することができます。そのため、食事中に席を立ち、タバコを外に吸いにいく人もいます。タバコとの付き合いが日本より深い国なのでしょう。

その分、市内がタバコの吸い殻だらけだったり、18歳からという法律を守らずに中高生のうちから喫煙を始める人があとを絶たなかったりと、問題を抱えているのも事実です。

イタリアではどんなタバコが流通している?

また、吸うタバコにも日本と比べて色々な種類が流通しています。日本と同じ通常の葉タバコ、葉っぱとフィルターを別で購入して自分で巻く巻きタバコ、電子タバコなどが主なトレンドでしょうか。

若者は節約の意味もあって巻きタバコを使ったり、特徴的な味や禁煙目的で電子タバコを使ったりする人がいますが、それ以外の世代では圧倒的に通常のタバコが愛されています。煙が少ないか煙が無いタイプのものは、それほど流行っていません。

日本で窮屈な思いをしているタバコ愛好家の方は、イタリアへ行くと、まさに解放感を覚えることでしょう。ちなみに、ライターの貸し借りが非常に盛んなのも特徴です。その辺を歩いていると、突然知らない人に「ライターもってない?」と聞かれることもあります。

※註:海外であっても、法律を遵守することを意識しましょう。

タバッキでタバコを購入するには

イタリアのタバッキ-04-PixaBay-CC0.jpg
<※写真はイメージです。 Photo by Pixabay(CC0)>

さて、タバッキの名前の由来でもあるタバコを購入するためには、どうしたらいいでしょうか。

私自身はタバコを吸わないのですが、友人のヘビースモーカーと何度かタバッキでタバコを購入する様子を見たことがあるので、その経験を参考にしたいと思います。

まずは上述のように店員さんに挨拶した後、タバコの銘柄を伝えます。例えば、「Un Lucky Strike, per favore.」(ウン・ラッキーストライク・ペル・ファボーレ=訳:ラッキーストライクを1箱ください)です。

ここで注意しなければならないのがタバコの銘柄の伝え方です。例え銘柄が英語表記であっても、日本人がラッキーストライクを「カタカナ読み」するのと同様に、イタリア人は「イタリア語読み」を覚えています。

そのため、母語が英語でない人同士でタバコの銘柄を正確に伝えるのは、実は意外と難しいんです。

オススメなのが、事前に買いたいタバコを調べておき、その写真やスペルを直接見せる方法です。そんな時は「Voglio comprare questa.」(ヴォッリョ・コンプラ-レ・クエスタ=訳:これを購入したいです)と写真などとともに示せば完璧です。

または、「Questa!」(クエスタ=訳:これ!)と言うだけでもOKでしょう。

そして、イタリアで最も有名なタバコの銘柄を10つ、以下にまとめておきますので、リサーチの参考にしてください。

【イタリアで有名なタバコ10銘柄(順不動)】

  • Malboro(マルボロ)
  • Winston(ウィンストン)
  • Camel(キャメル)
  • Parliament(パリアメント)
  • Red&White(レッド&ホワイト)
  • Davidoff(ダヴィドフ)
  • Kent(ケント)
  • Chesterfield(チェスターフィールド)
  • Lucky Strike(ラッキーストライク)
  • Dunhill(ダンヒル)

タバッキの魅力

イタリアのタバッキ-05-筆者撮影.jpg
<写真:ゆうさん>

私は、タバッキの魅力は、人間観察ができる点にあると思っています。

つまらなそうに店先を眺める店員、忙しそうに立ち寄り、また立ち去っていく人々の波、世間話をふっかける常連客、ドキドキしながら切符を買う観光客など......。

私は何かを買う前後に、そういったことを意識しながらタバッキを利用していますよ。

タバッキで買う時はここに注意!

最後に、タバッキで何かを購入する際の注意点についても押さえておきましょう。

まず、スリやひったくりには気をつけて。タバッキはたいてい屋外に設置されているので、購入するのも屋外です。つまり、あなたの財布や持ち物を危険に晒してしまう可能性が高くなります。

なるべく高額紙幣やクレジットカードが入った財布は使わずに、小銭入れなどから支払うようにしましょう(ちなみにタバッキはつり銭が足りないことも多々あるので、小銭で支払う方が喜ばれるという意味もあります)。

タバッキでお目当てのものを受け取ったら、まずは財布をしっかりとしまいます。歩きながらしまうのは、スキを見せる安易な行為です!タバッキに限らず、お財布を出すときは常に注意してくださいね。

関連記事:イタリアでも防犯意識を大切に。安全にヨーロッパ旅行を楽しみたい人必見の、経験談と対処法

券売機や自販機での購入は、無機質になりがち。だからこそ、日本にはないイタリア特有の文化に触れる、よい機会となります。

切符やタバコ、雑誌などを購入したい場合は、ぜひタバッキを利用してみてくださいね!

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