【アメリカ】オリジナルのインディアンジュエリーに出会う旅

グランドサークル（アリゾナ、コロラド、ユタ、ニューメキシコ州）はインディアンジュエリーの本場。旅の途中でインディアンジュエリーを購入したいという人も多いのではないでしょうか？
でも、どうしても移動距離が長いために、なかなか時間がとれず、観光地のギフトショップ、観光スポットにある露店などで簡単に済ましてしまう観光客が多いようです。

1990年代のブームの去ったあとも、まだまだ人気のインディアンジュエリー。いぶし銀の風合い、ターコイズの色合い、スタンプ、インレイ、オーバーレイなどの作風に、何故か惹かれるものがあります。
アリゾナからニューメキシコ州には、シルバースミス（銀細工師）やアーテイストがたくさん住んでいます。地元のナバホ族のシルバースミスに、いくつかお聞きしてみました。

シルバースミスからのアドバイス

１.　ネイティブアメリカンにとって、ジュエリーはどんな意味があるのですか？

「デザインは自然からインスピレーションを受けることが多いです。シルバーは魔除け。ターコイズは古い水脈にできるので、空と大地とつながるチャームとして身に着けています。」

お店に行くとボリュームのあるナジャネックレスを見かけることがあると思うのですが、これは安産、子孫繁栄の願いをかたちにしたもで、どこのおうちでも家宝にしているということです。

2.　制作したジュエリーはどこで購入できますか？

「Navajo Arts and Crafts Enterpriseやアリゾナ、ニューメキシコ州のギャラリー、ジュエリーショップ、アート＆クラフト展、フェアーのブースなどで購入できます。アーティストから直接購入することもできますよ。」

3.　購入するときに気を付けることなどありますか？

「最近は価格を安くするために、シルバーメッキやジャーマンシルバー（銅、亜鉛、ニッケルからなる合金）のものもあるようです。手に持ってみて軽い感じがしたら、「スターリングシルバーですか？」と聞いてから購入してください。」

Navajo Arts and Crafts Enterprise

観光地の近くにも支店がある、Navajo Arts and Crafts Enterpriseをご紹介します。

写真はウインドウロック本店で、ジュエリー、ラグなど品数が一番豊富なお店です。他にも支店が数か所ありますが、本店の1/4くらいの規模です。本店でアーティストから購入するときは、バイヤーの方の厳しいチェックがあるので安心して購入できます。最近はモダンなデザインのものも多くなりました。セール品もあり、お値段的にもお手頃です。

下にサイトのリンクを載せて置きますが、地元では有名なので、場所が分からなかったらガソリンスタンドなどで「Navajo Arts and Crafts Enterpriseはどこですか？」と聞いてみてください。