トルコの伝統菓子ロクム!選び方、おすすめのお店を紹介します。

目次

オスマントルコから続く伝統菓子

トルコ伝統菓子の一つロクムは、オスマントルコ時代の初期のころからあったと言われ、数百年も続く歴史も古いものです。

日本でいう和菓子のような位置づけで、トルココーヒーと一緒に出されることも多く、モチっとしており甘みの強いゆべしのような感じです。コーンスターチなどのでんぷんと砂糖を混ぜた生地の中に、ナッツや果汁を入れたり、大きさや形、色もさまざまで、種類も豊富です。

英語では、ターキッシュデライトと言われ、ナルニア国物語にも子供を誘惑するときに使われた欲望のお菓子として有名です。

ロクムの選び方

「おいしいの?」と言われると、ロクムの味はピンキリで土産物屋などで箱詰めでパッケージされて売っているものは「うわー美味しい!」というものではありません。私が初めて食べたのが箱詰めの土産物だったせいか、それほどおいしいものとは思えませんでした。

こうした箱詰めのロクムは長期保存できるので、1年くらいは消費期限があります。だけど時間が経つとそれなりに硬くなってしまうのです。箱詰めは買いやすいのですが、できればお店で箱詰めされていないものを味見させてもらって、気に入ったものを詰めてもらうのがベスト。長期間置かれているものは硬くなり味も落ちるので、なるべく新しく作られたものを選んでください。

甘みが抑えられるので、一般的に売られていて食べやすいのはナッツ類が中に入っているものかと思います。

オススメのアフィヨンロクム

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今回オススメするのが、アフィヨンロクム。

その名の通り、アナトリア中央部にある都市アフィヨン名産のロクムなのですが、これを食べたら、ロクムの価値観が変わる!というほど美味。今まで食べたロクムと同じ?と思ったほど、食感も味も違います。我が家では、この地域を通るときは必ずお土産に買って帰るものです。

このロクムは中に濃厚なクリームを巻き、その上にココナッツをふんだんにまぶしてます。柔らかさはもちもちふわふわ!

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こちら、アフィヨン・ロクム・アトリエは、イスタンブールに支店がある人気店です。店頭で作っている風景を見せてくれます。

以前は、アフィヨンまで行かないと、なかなかおいしいアフィヨンロクムが買えませんでしたが、イスタンブールでも手軽に買えるようになりました。

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注文すると出来立てのロクムを、その場でパチンパチンと切って詰めてくれます。

選んだロクムは、水牛のクリーム入りロクム。普通のクリームよりさらに濃厚な味わいのものです。

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店内には多くの種類のロクムや焼き菓子などがなんでいます。お菓子を買った人には、嬉しいトルココーヒーの無料サービスがあります。

昨今、アラブ人観光客も多いことから、彼らの好きな伝統菓子のお店がどんどん増えているイスタンブールです。ぜひ、トルコにお越しの際はご賞味ください。甘いですが、美味しいですよ!

Afyon lokum Atolyesi

イスタンブールでは、下記のショッピングセンター内に支店があります。

店舗:İSTANBUL MARMARA PARK AVM
住所:MEVLANA MAH. ÇELEBİ MEHMET CAD. NO:33/A İÇ KAPI NO:235
ESENYURT / İSTANBUL

店舗:İSTANBUL MALL OF AVM
住所:ADRES: ZİYA GÖKALP MAH. SÜLEYMAN DEMİREL CAD. NO:7 / 66 - 059 İKİTELLİ BAŞAKŞEHİR / İSTANBUL

店舗:İSTANBUL CEVAHİR AVM
住所:ADRES: BÜYÜKDERE CAD. NO:22 ŞİŞLİ / İSTANBUL

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河合亜希子

1998年よりトルコ・イスタンブール在住。トルコ雑貨のお店Anatolian Art店主。コラムやコーディネートも担当。

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