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【スウェーデン】アート鑑賞におすすめ!ストックホルムのシェップスホルメン島
目次
- シェップスホルメン島とは?
- シェップスホルメン島へのアクセス
- シェップスホルメン島といえばアート鑑賞!
- 1. 現代美術館(Moderna Museet)
- 2. ArkDes(建築&デザインミュージアム)
- 3. 東アジア博物館(Östasiatiskamuseet)
シェップスホルメン島とは?
ストックホルム中央駅から徒歩約25分、クングストレッドゴーデン(Kungsträdgården)駅から歩いて約10分。王宮やノーベル博物館があるガムラスタン(Gamla stan)と、スカンセン・遊園地やABBAミュージアムがあるユールゴ―デン(Djurgården) の真ん中に浮かぶ小さな島がショップスホルメン島(Skeppsholmen)です。
いつも観光客で賑わうガムラスタンやユールゴ―デン島に比べ、シェップスホルメン島はとても静かな場所。しかし、シェップスホルメン橋の上から見ることが出来る王宮や船の景色は圧巻。そのうえシェップスホルメン島には入場無料の博物館・美術館が点在しており「アートがあふれる島」でもあります。
シェップスホルメン島へのアクセス
1. ストックホルム中央駅からの場合:
地下鉄で1駅のクングストレッドゴーデン(Kungsträdgården)駅下車、グランドホテル、国立美術館(2018年10月現在工事中)を通りすぎてシェップスホルメン橋を渡る(所要時間約20分)。
2. ガムラスタン方面からの場合:
スルッセン(Slussen)の船乗り場Stockholm Slussen kajenから船で約5分
3. ユールゴ―デン島からの場合:
船乗り場Allmänna gränd(アルメンナ グレンデ)から船で約5分
停泊中の船も芸術!どこを撮っても絵になる景色
ノーベル賞受賞者が宿泊することで知られるグランドホテル、2018年現在工事中ですが国立美術館を通りすぎ、通称「王冠の橋」を渡っていきます。
シェップスホルメン島の周囲には大小様々な船が停泊しており特に冬の夜は幻想的な雰囲気に。北欧のベニスならではの美しい景色を堪能出来ますよ!
初夏から秋にかけて緑豊かなシェップスホルメンを歩くのはとても気持ちが良い!マイナスイオンを浴びながらウォーキングやランニングを満喫する現地の人々を多く見かけました。ちなみにスウェーデンでは、ベビーカーを押しながらウォーキングを楽しむ男性の姿は珍しいことではありません。
シェップスホルメン島といえばアート鑑賞!
シェップスホルメン島には、人気の現代美術館(Moderna Museet)と建築&アートセンターのArkDes、そして東アジア博物館(Östasiatiskamuseet)があります。それらの美術館・博物館の常設展は全て入場料無料なので、誰でも気軽に立ち寄ることが出来るのが魅力!
1. 現代美術館(Moderna Museet)
シェップスホルメン橋を渡って坂を上っていくと左手に見えてくるのが現代美術館。ここではスウェーデン国内はもとよりアメリカ・日本をはじめとする世界各国から集めた写真、絵画、彫刻、インスタ―レーションなど約140,000の豊富な所蔵作品の中から選りすぐりの作品を常設展示中。
現代美術と言うと限られた人だけというイメージがあるかも知れません。しかし、この美術館を訪れる年齢層は幅広く、小さな子供から年配の方なども多く見かけ、誰でも気軽に入ることが出来る開放的な雰囲気が気に入りました。
日本では馴染のないスウェーデンのモダンアートに触れることが出来るのも貴重です。
美術館のギャラリーから見える景色もまるで芸術作品のよう?!
美術館には無料で使用出来るロッカーもあるので、荷物を気にすることなくアート鑑賞を満喫出来ます。
現代美術館(Moderna Museet)
住所:Slupskjulsvägen 7-9, Skeppsholmen, Stockholm
電話:+46 8 5202 3500
HP:https://www.modernamuseet.se/stockholm/en/
開館日:火曜、金曜10~20時/水曜、木曜10~18時/土曜、日曜11~18時
休館日:月曜日
入場料:常設展は入場無料
2. ArkDes(建築&デザインミュージアム)
現在美術館の隣にある建物がArkDes(建築&デザインミュージアム)。数年前まで現代美術館の中に建築コーナーとしてスウェーデンの建築文化に関する展示がされていたフロアだったのですが、2013年にスウェーデン建築・デザインの総合研究所兼展示ギャラリーとして独立したミュージアムになりました。
実在するスウェーデンの伝統的な建築からモダンな建築の歴史に関する模型フロア。建築やデザインに興味がある人から、偶然立ち寄った旅行者でも楽しめる興味深い展示内容でした。
ギャラリーの奥にはカフェ「Café Blom」が。サンドイッチメニューからスイーツ、各種ドリンクまでギャラリーの一角にあるカフェにしては充実したメニューです。
居心地の良いテラス席は夏の間のみ開放中。どの席にも日差しが差し込み、とても気持ちの良い空間。
そしてカフェの奥には図書館が。スウェーデンの建築やデザインに関する書籍を多数扱っているのだそう。
ArkDes(建築&デザインミュージアム)
住所:Exercisplan 4, Skeppsholmen, Stockholm
電話:+46 8-520 235 00
HP:https://arkdes.se/en/
開館日:火曜、金曜10~20時/水曜、木曜10~18時/土曜、日曜11~18時
休館日:月曜日
入場料:無料
3. 東アジア博物館(Östasiatiskamuseet)
現代美術館から歩いて5分ほどの場所にある東アジア博物館。この博物館では日本、中国、韓国に関する文化・芸術品に関する充実した展示に加え、子ども向けワークショップやセミナー、イベントも頻繁に開催。ここはスウェーデンにおける日中韓文化交流の場となっています。
博物館内にあるドラゴンアトリエでは、漢字や折り紙に関する子供ワークショップが行われていました。
ミュージアムショップには折り紙をはじめ和テイストのグッズが販売されていました。
東アジア博物館周辺から見える王宮。シェップスホルメン島には、ストックホルムの街並みを見渡せるスポットも多数あるので、初めてのストックホルム旅行にもおすすめのスポットです。
東アジア博物館/Östasiatiskamuseet
住所:Box 16381、103 27 Stockholm
電話:+46 10-456 12 97
HP:http://www.varldskulturmuseerna.se/en/ostasiatiskamuseet/
開館日:火曜11~20時、水曜~金曜11~17時
休館日:月曜日
入場料:無料
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KANAE.T
- 宮城県出身。2014年スウェーデン・ダーラナ地方に移住。北欧、アート、デザイン、ダーラナホース、クルビッツ(ダーラナ地方の伝統的な花柄)、動物大好き!