フィジーの大自然を独り占め! 特別な体験ができる、とっておきのリゾートを発見

フィジーの離島、バヌアレブ島で次に向かったのが空港近くのサブサブエリアに位置する「サバシ・アイランド・ブティック・リゾート・フィジー(Savasi Island Boutique Resort Fiji)」です。バヌアレブ島では今、アメリカのリアリティ番組「サバイバー」(公募された一般の視聴者が離島で共同生活を送る生き残りゲーム)の撮影が行われているというだけあって、さぞかし自然に恵まれている場所なんだろうと思ったのですが、想像以上の体験でした! 

目次

プライベートなリゾートを楽しんで

「サバシ・アイランド」は、7軒のブレ(フィジースタイルの一戸建てコテージ)からなる高級リゾートです。部屋数が少ない分、オーナーの想いがしっかりと伝わってくるような空間で、普通のリゾートとは違う楽しさにあふれていました。ブレはどれも内装が異なり、どの部屋も個性的。造り手の顔が見えてくるようです。

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リビングのほかに寝室が2~3室あるので、大人数での滞在も楽しい。

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プライベートプールがあるブレも。

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こんなに広いトイレが部屋の外にあって、かなり開放的!もちろん、室内にトイレがあるタイプもあります。

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海と緑に囲まれた自然豊かなリゾートです。

中にはシャワーやトイレが室外に設けられているブレもあり、自然の中に包まれているような、ワクワクするようなリゾートです。全7棟のプライベートな空間なので、スタッフとの距離も近く、すぐにみんなが顔見知りになりました。

自然は見るためではなく、体験するためにある!

「サバシ・アイランド」での楽しみは、他ではなかなか体験できないようなアクティビティの数々です。ホテルのすぐ前のビーチで体験できるものから、スタッフが連れて行ってくれる特別な場所まで、フィジーの大自然を体験することができます。それでは、個人的にコレは凄い! と思ったアクティビティをご紹介します。

絶叫間違いなしのブローホール

リゾートのレストランから見えていたのが、潮の満ち引きで岩の穴から海水が吹き出すブローホール。リゾートからカヤックに乗り込み、スタッフのデイビッドとマイクに連れて行ってもらいました。

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カヤックで目的のブローホールへと向かいます。

近づくにつれて、その水しぶきの大きさが分かってきます。「ちょっと濡れるよ~」との言葉でしたが、これはまったくのジョークで、海に入ると考えてOK。みんなで全身水浸しです。

スタッフのデイビッドもマイクは、もう何度も体験しているはずなのに、やっぱり楽しそう。私はこれを楽しむためだけにでも、もう1回「サバシ・アイランド」に行きたいと思ったほどです。観光名所になってもおかしくないくらいなのに、ホテルの宿泊者以外は訪れる人がいないのだそう。かなりの穴場です!

ソルトレイクでのカヤック&スイミング

朝食前に車を30分ほど走らせて向かったのが、ソルトレイク(塩湖)。川からソルトレイクまではカヤックを楽しみました。実はこの川の流れも潮の道引きで方向が変わるというのだから驚きです。潮の流れに乗って勝手に進んでくれるので、初心者でも安心です。

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朝の日差しが心地良い。この桟橋からスタート。

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潮の流れに乗って進むから楽ちん。

そしてソルトレイクに到着したら、そこでのんびりスイミング。とっても贅沢な時間が楽しめますよ。

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塩湖に到着。プカプカ浮かんでいるだけでも楽しい。

神聖な滝からのジャンプ!

「すごくきれいな滝があるから!」ということで向かったのが、ホテルから少し離れた場所にある村へ。滝に行くには、滝が位置する村の許可が必要ということで、入村許可をもらうために「カバ」の儀式で使われる「ヤンゴーナ」を市場で購入して村へと向かいました。
前回ご紹介した「ジャン・ミッシェル・クストー・リゾート・フィジー」で体験したビレッジツアーでもやはり「ヤンゴーナ」を持参し、村に入る前には「カバの儀式」が執り行われましたが、フィジーではこうした事柄が日常生活に残っているということを実感しました。

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この日はあいにくの小雨まじりでしたが、水はそれほど冷たくないので、入ってしまえば気持ちい! 晴れていたらきっともっときれいなんだろうなと思いました。

プライベートリゾートならではのサービスに感動

「サバシ・アイランド」は、ゲストの人数が少ないぶん、プライベート感たっぷりの滞在が楽しめました。特に感動したのが、花々や植物で飾られた洞窟でのディナーです。

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美しく飾られた空間に驚き!

食事もとっても美味しいし、なにより景色や空間が最高。とても特別なディナーとなりました。

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料理も美しく盛り付けられていました。

スタッフがみんな生き生きと楽しそうなので、こちらまで楽しくなってきます。リゾートなんだけれど、友達の別荘に来たかのようなあたたかさが残っています。

滞在中に、せっかくならということで、今まさに作っているという「セレニティ号」内の客室も見せてもらいました。

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現在改装中のセレニティ号。

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船長室もあり。船内にはレストランもオープンするのだとか。

とても可愛くて、完成が待ち遠しいですよね。「サバシ・アイランド」は、体を動かすことが大好きで、フィジーでしかできない冒険を楽しみたい! そんなアクティブ派におすすめしたいリゾートです。

次回は、日本からの直行便も到着するフィジーの玄関口、ナンディの街を紹介します。

Savasi Island Boutique Resort Fiji
■公式サイト:http://www.savasiisland.com/

取材協力 フィジー政府観光局
■公式サイト:https://www.fiji.travel/jp

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美濃羽佐智子

出版社勤務を経てフリーランスとなり、2011年から3年間をタイのバンコクで暮らす。エディター・ライターユニットTom☆Yamのメンバー。共著に『タイ行ったらこれ食べよう!』(誠文堂新光社)ほか。

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