旅行先で眠れない原因と、良質な睡眠を手に入れるための6つの方法

旅行にでかけた先で、ホテルや旅館などの慣れない環境のせいか、体は疲れているのになかなか寝付けないという経験はありませんか。次の日に備えてしっかり眠らなければと焦れば焦るほど目が冴えてしまって、気がつくと眠れないまま明け方を迎えてしまったということも。
人気観光地や話題のグルメスポット巡り、ショッピングなど、旅行中はいつも以上にアクティブに動き回るから、質の良い睡眠を確保して1日の疲れはその日のうちにしっかりとリセットしたいところです。今回は、旅行先で眠れない原因とその解消法について詳しく解説していきます。

目次

旅行先で眠れない原因とは?

観光スポットをたくさん回って、地元の美味しい料理を食べて、思いっきり充実した1日を過ごした夜は、幸せな疲労感を抱えたままぐっすり眠りにつくのが理想です。
ところが、体は疲れているはずなのに、ベッドに入ってもなかなか寝付けなかったり、眠りが浅かったり、旅行先での睡眠が不安定になってしまう人は決して少なくありません。では、なぜ旅行先でぐっすり眠ることができないのでしょうか。その主な原因を詳しく見ていきましょう。

自律神経の乱れ

旅行先でなかなか寝付けない時には、脳の緊張状態が続いている可能性があります。旅行というのは楽しい反面、行ったことのない場所へ出掛けたり、慣れない環境で過ごしたりすることで、交感神経が優位になり続けてしまいます。
そのため、自律神経のバランスが乱れてしまい、リラックスするときに働くはずの副交感神経が優位にならず、心を落ち着けて安眠することができないのです。

体内時計のズレ

私たちの体には体内時計が備わっており、「朝起きて、昼に活動をして、夜に眠る」という生活リズムが作られています。ところが、海外旅行などで時差のある国へ出かけると、体内時計がズレて睡眠のリズムが乱れてしまうことも。その結果、夜に寝付けなくて睡眠不足になったり、日中眠たくなってしまったりするのです。

旅行先で良質な睡眠を手に入れるための6つの方法

旅行中の睡眠不足は次の日の活動に影響を与えるだけでなく、体調不良やイライラの原因にもつながります。旅行中の全行程を思いっきり楽しむためには、毎晩しっかり眠って疲れをリセットすることが大切です。では、旅行先で質の良い睡眠を手に入れるためにはどうしたら良いのでしょうか。大切な6つのポイントを詳しく見ていきましょう。

1. ホテルや旅館に普段使っている枕を持っていく

「枕が変わると眠れない!」という話をよく耳にしますが、実際に神経質な人の場合、枕の高さや硬さが変わることで眠れなくなってしまうことがあります。枕で安眠が妨げられてしまうくらいなら、普段使っている枕を持参するというのも方法のひとつです。旅行用の圧縮袋などを上手に活用すれば、かさばる枕もコンパクトに持ち運びすることができます。

2. 寝る前にスマホをいじらない

スマートフォンの画面から発せられるブルーライトは、メラトニンと呼ばれる眠気を誘うホルモンの分泌バランスを乱してしまいます。毎晩ベッドに入ってからスマートフォンでネットを見たり、動画を見たり、SNSをチェックすることが習慣になっている人は特に注意が必要です。良質な睡眠の妨げにならないためにも、寝る時間の2時間前からはスマートフォンを極力使わないようにしましょう。

3. 寝る前にストレッチをする

寝る前にストレッチをすることによって血行がよくなるため、自律神経のバランスが整います。旅行中は自分でも気がつかないうちに緊張していることも多いため、昼間優位にはたらいた交感神経をオフにして、睡眠時に必要な副交感神経が優位になるようにしましょう。

4. シャワーを浴びる

シャワーを浴びて温かいお湯を首や肩に当てることで、血行が改善されてリラックスできます。自律神経のバランスも整うため、入眠しやすくなるというメリットも。

5. ゆっくりとお風呂に入る

体が冷えていると体内の血流も滞るため、自律神経のバランスが崩れて寝つきが悪くなってしまいます。おやすみ前にゆっくりとぬるめのお湯につかって体を温めることで、血行を改善して質の良い睡眠が取れるようにしましょう。

6. お酒を飲みすぎない

旅行中は開放的な気分になって、ついついいつも以上にお酒を飲みすぎてしまいがちです。確かにアルコールには気分をリラックスさせる効果もありますが、就寝前のお酒は安眠の妨げになってしまうことも。
眠る前にお酒を飲むとアルコールの鎮静作用によって一時的には眠気を感じますが、アルコールが分解されてしまうとその効果は消えてしまいます。また、アルコールは利尿作用も強いため、就寝前に飲むと睡眠途中でトイレに行きたくなってしまい、結果的には睡眠の質が悪くなってしまうのです。


旅行先でぐっすり眠れないと悩んでいる方は、上記の内容を参考にしながら自分にあった安眠方法を見つけてみましょう。それでも眠れないというときもあるでしょうが、焦るのは禁物です。スマートフォンなど眠りを阻害するような方法以外、例えば読書など別の行動を一旦とってみるのもいいでしょう。

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