たびこふれ

日本一深い天然自噴岩風呂がある藤三旅館に泊まってみた

記事投稿日:2018/08/22最終更新日:2018/08/22

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【画像提供:藤三旅館】

目次

藤三旅館の魅力とは?

僕が泊まってみたい宿のひとつ。

岩手県花巻市の鉛温泉(なまりおんせん)にある『藤三旅館(ふじさんりょかん)』。

どこが魅力なのか?
温泉です。

源泉100%のかけ流し「本物の温泉」
当館では、源泉から湧き出した温泉を 沸かさず(加熱)、薄めず(加水)、循環させず(かけ流し)、源泉そのまま、自然の状態でご利用いただいております。

温泉が持つ自然の力をそのまま肌で感じられることができる「本物の温泉」をお楽しみください。
【藤三旅館HPより引用】

日本一深い天然自噴岩風呂「白猿の湯」

その中でも『白猿の湯(しろさるのゆ)』。日本一深い天然自噴岩風呂として知られています。

伝承六百年、白猿伝説。
今を去ること、およそ六百年の昔。
ここの温泉主である藤井家の遠祖が高倉山麓で木こりをしている際に、岩窟から出てきた一匹の白猿が、桂の木の根元から湧き出る泉で手足の傷を癒しているのをみた。
これが温泉の湧出であることを知り、一族が天然風呂として用いるようになったとされる。
以来「白猿の湯」(俗名桂の湯)と呼ばれるようになった。
【パンフレットより引用】

「白猿の湯」に行ってみましょう。
旅館部の入口正面に大浴場の案内があります。

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右に進み「白猿の湯」を目指します。

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「白猿の湯」は基本混浴になっていますが、女性専用の時間帯があります。
※毎日午前6時から午前7時・午後2時から午後3時・午後7時半から午後9時です。
浴場入口で女性専用の時間ではないかをまず確認。
女性専用の時間帯といっても鍵がかかっているわけではないので注意が必要です。

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「白猿の湯」は旅館部と湯治部の間にあります。こちらは旅館部側の入口。
よく見てください。「白猿の湯」の側面はガラス窓になっています。この窓も鍵がかかっていないので、興味本位で女性時間帯に開けると『のぞき見!御用!』になりますので、注意が必要です。
※写真撮影禁止の貼り紙があります!

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「白猿の湯」の壁伝いに周ると旅館部と湯治部の境があります。

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湯治部から振り返ると旅館部の看板が...。

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湯治部側からも「白猿の湯」の入口があります。昔ながらの雰囲気ですね。

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ガラガラとドアを開け、「白猿の湯」の中へと入ります。

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【画像提供:藤三旅館】

ほぉ~。天井が高い!
浴場は階下にあります。階段を1階分下りると脱衣所があります。
脱衣所で浴衣を脱ぎ、フェイスタオルを頭に乗せ、かけ湯をして入浴します。

それではいざ入湯!

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【画像提供:藤三旅館】

ステップに足を置いてゆっくり入らないといきなり約125cmの深さへと引きずりこまれます(笑)。
深さは平均125cmですが、深いところは140cmくらいあります。
笑い事ではなく、身長150cmくらいの人だと顔までつかってしまいます。

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【画像提供:藤三旅館】

泉質は単純温泉・アルカリ性単純高温泉です。立って入るお風呂は、立位浴と呼ばれ、全身にまんべんなく湯圧がかかり循環器系を整えるほか、血行促進にも効果があると言われています。湯船から、3階の高い吹き抜けを見上げるうちに、身も心ものびやかになっていきます。【藤三旅館HPより】

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【画像提供:藤三旅館】

湯は熱くなく、ぬるくもなく適温。立ったままの入浴なので、バランスを保ちながらの入浴となります。不思議な体験です。これはハマりそうです(笑)。やったことありませんが、宇宙遊泳みたいな感覚?
湯船の壁にもたれながら周囲を見渡します。3階の高さの立体的な造りになっていますので、内風呂ながら解放感があります。底には丸い石が沈められているところもありますので、足元に神経を集中させながらの歩行入浴も楽しめました。ちょうど真ん中あたりは源泉が湧き上がっていて、部分的に温度が高くなっていました。

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【画像提供:藤三旅館】

桂の木の根本から湧き出た鉛温泉が由来「桂の湯」

藤三旅館には白猿の湯以外にも浴場があります。

『桂(かつら)の湯』【男女別】
桂の木の根本から湧き出たという鉛温泉の由来から名を取ったお風呂です。内風呂と露天風呂のほかに、川のせせらぎを間近にする野趣溢れたお風呂が楽しめます。【藤三旅館HPより引用】

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こちらには内湯と露天風呂があります。

こちらは桂の湯の内湯。

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【画像提供:藤三旅館】

渓流沿いの露天風呂は五感を研ぎ澄まされリラックスできるので僕は大好きです。

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【画像提供:藤三旅館】

「白糸の湯」と「銀の湯」

旅館部の1階奥には『白糸(しらいと)の湯』と『銀(しろがね)の湯』があります。

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「白糸(しらいと)の湯」【女性専用と男性専用の入替制】

白糸の滝を目の前にした、展望半露天風呂です。窓を全開にすれば、豊沢川の清らかな流れと白糸の滝がやさしく映ります。【藤三旅館HPより引用】

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【画像提供:藤三旅館】

「銀(しろがね)の湯」【女性専用と男性専用と貸切専用の入替制】

銀の湯は脱衣所の床暖房や段差を少なくするなど、バリアフリーに配慮したお風呂です。貸切利用もできるので、ご家族やお仲間と気兼ねなくご利用いただけます。【藤三旅館HPより引用】

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【画像提供:藤三旅館】

藤三旅館についてご紹介します

それでは藤三旅館の紹介を。

藤三旅館の外観(本館)。
昭和16年建築のケヤキ造りの3階建は、黒光りする階段、各客室の造りに建築当時の贅と粋を感じることができます。風情あるたたずまいは、時の年輪を重ねさらに深みを増して懐古的な趣きにあふれています。【藤三旅館HPより引用】

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玄関。夜になるとさらに温泉情緒が増します。

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ロビー。赤いじゅうたんが懐かしい!

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フロント...というより帳簿という感じ。

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フロント内部には部屋の鍵がこのようにかかっていました。

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旅館部は木造の3階建て。階段の手すりが歴史を物語っています。

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館内のいたるところにこのような調度品が。遠い昔にタイムスリップしたような感覚になります。

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長く伸びる廊下。建物は木造ですが、部屋内部は改装されていて居心地が良かったです。

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僕は泊まっていませんが湯治部のフロントです。
※湯治部は自炊しながら長期間滞在するようになっています。(もちろん別料金で食事も可能)

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湯治部の部屋です。本物の温泉に本物の湯治場という雰囲気です。

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湯治部には湯治に関する注意書きが貼り出されていました。
この奥は売店になっています。

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自炊に必要な食料品から、日常雑貨・お土産まで豊富に取り揃えてあります。売店の話好き「名物ばあさん」との田舎ならではのふれあいは、いかがですか...。【藤三旅館HPより引用】
品揃えがすごい! ちょっとした日用品店です。

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参考までにその日出てきた夕食です。
※季節や宿泊料金により内容が異なります。

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こちらも参考までにその日出てきた朝食です。
※季節や宿泊料金により内容が異なります。

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旅館部と自炊部以外に、さらに超高級な『藤三旅館・別邸 鉛温泉 心の刻 十三月』もあります。

コンセプトの異なる全14室。全てラグジュアリースイート。全室・源泉掛け流し。露天風呂付き客室。
【十三月HPより引用】

【動画提供:藤三旅館 別邸 心の刻 十三月】

最後に藤三旅館の藤井専務より

館は多彩な浴室全てが源泉100%掛け流しの天然温泉!
それぞれ浴室ごとに違う源泉を使用している為、本物の湯めぐりを楽しんで頂けます。
また別邸心の刻・十三月では全客室に露天風呂が付いており、その源泉を贅沢に独り占めして頂けます。
是非当館で温泉と岩手の地物中心のお食事でごゆっくりとお過ごし下さい。

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藤三旅館 基本情報

■住所:岩手県花巻市鉛字中平75-1
■旅館部TEL:0198-25-2311
■藤三旅館HP:http://www.namari-onsen.co.jp/
■藤三旅館 別邸 心の刻 十三月HP:http://www.13gatsu.jp/

※当記事は2018年2月時点のものです。訪問の際は、必ず事前にご確認を。

【中尾勝】

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中尾勝
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記事投稿日:2018/08/22最終更新日:2018/08/22

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