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タンザニア風炊き込みご飯「ピラウ」を食べてみよう!
東アフリカの国「タンザニア」では、高級ホテルから庶民の食堂まで、必ずと言っていいほど用意されているタンザニア料理「ピラウ」。今回は、その魅力に迫ります!!
目次
ピラウとは
ピラウとは一言で言うと、タンザニア風炊き込みご飯。言葉の由来はペルシャ語で、私たちもよく耳にする「ピラフ」と同じ語源から来ています。街角での調理はもちろん、高級レストランでも作られているポピュラーな食べ物です。
ちょっと街を歩くと、そこここで調理している姿を見ることができます。
ただし、炊き込みご飯と言っても、日本の炊き込みご飯のようなものではありません。何種類かのスパイスをミックスし、玉ねぎなどの野菜や牛肉などと共に炊き込むのです。
ちなみにタンザニアのご飯はタイ米ではなく、限りなく日本のお米に近いのでとても食べやすいですよ!
動画有!実際にタンザニアでピラウを食べてみよう!
それでは、実際に地元の食堂を訪れてみましょう。お値段はだいたい安いもので2000シリング(日本円に換算すると約100円)~。
ちなみに食べ終わった時にその席で支払いをします。
だいたいメイン通りには何か所か食堂があります。
お昼時になるとお弁当箱を頭に乗せて売り歩く女性、露店のような食堂や、屋根のある食堂...と幅広いですが、食中毒を避けるために、なるべく清潔そうなきちんとした食堂を選びましょう。
きちんと掃除された食堂。
万が一ピラウがないといけませんから(売り切れの場合もあります)、まずはどんなメニューがあるか確認してみましょう。
今日のメニューは何があるかを聞いてから注文します。どこの食堂もすでに用意されていて盛り付けるだけなので、5分ほどで注文の品が出てきます。
お腹がペコペコな時に、こんなに早く出してくれるのがありがたい!
こちらの食堂のピラウ定食には、トマトと玉ねぎのマリネと豆か肉のソースがついてきました。お店によってこの組み合わせも変わるので、色んなレストランに行って食べ比べをするのも楽しいと思います。
<ピラウ定食>
これを全部かけて混ぜて食べるのがタンザニア流。
ちなみにタンザニアのお昼ごはんは1時くらいからなので、11時や12時に行くとまだできていない可能性があります。ご注意を!
一口にピラウと言っても、付け合わせや中に入れる具が違っていたりもします。例えば肉だけのもの、グリンピースが入ったもの、ジャガイモがゴロゴロ入ったもの、彩りを添えるニンジン入りのものなど様々です。
場所によっても、日によっても変わるピラウ。その魅力に病みつきになるかも!
おすすめは、ザンジバル島のピラウ!
特におススメは、世界遺産のあることで有名なザンジバル島のピラウ。そんなザンジバルのピラウは一味違います。スパイスが豊富にあるためか、独自の配合で作られたピラウが絶品なのです!
本土とちょっと違う配合のピラウ。
ザンジバル島はビーチやお買い物も楽しめる!
ザンジバル島は、ダルエスサラームから飛行機で30分、フェリーで2時間ほど沖にある島です。バカンスに利用される場所としても有名で、ヨーロッパや南アフリカからの観光客が多くみられます。
エメラルドグリーンの海が人気。のんびりできる島です。
ザンジバル島はかつてオマーンのスルタン支配下にあったため、アラブ系の文化が色濃く残るところです。たくさんのスパイス、アラブを思わせる木彫りのデザイン、ペルシャ語由来のスワヒリ語が特徴的。世界遺産であるストーンタウンは、お買い物スポットとしても親しまれています。
お買い物を楽しんだ後に美味しいピラウを食べるのも一興。是非ザンジバルに行った際には、ピラウを楽しんでください。
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Miyuki Meta
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