思わず写真に撮りたくなる秘境!「霧幻峡の渡し舟」

まさに読んで字の如く!福島県奥会津の絶景「霧幻峡(むげんきょう)」をご紹介します。

<目次>

「霧幻峡」とは?

霧幻峡とは、福島県大沼郡三島町、只見川周辺の場所を指します。 最寄りの駅はJR只見線の「早戸駅(はやとえき)」で、近くには早戸温泉もあります。

少し前まで霧幻峡は広く知られた観光地ではありませんでした。どちらかと言うとこのエリアでは 霧幻峡から少し上流に行った「JR只見線・只見第一橋梁」の方が春夏秋冬さまざまな美しい景色を望める名所として知られていました。

しかし、2017年にある番組で霧幻峡の渡し舟が特集され、 写真に撮りたくなる絶景として今少しづつ人気が上がってきているスポットです。

霧幻峡の渡し舟は、まるで幻を見ているかのように霧が立ち込める峡谷の川を渡っていきます。 霧の発生条件はその日の天候や気温の状況によって異なりますが、晩秋~冬の季節を除いて 早朝や夕方の時間帯に発生しやすいようです。

それでは、実際に私が当日訪れた時の写真をご覧ください!

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この日はちょうど乗船前に雨が降っており、川面には一面の霧が立ち込めていました!前後左右見渡す限りの霧の中を小さな手漕ぎ舟で進んでいく時の光景は、まさに幻の世界の中に 閉じ込められたかのような不思議な感覚を覚えさせてくれました。乗舟時間は約30分ですが、 運が良ければ非常に美しくも不思議な光景を目の当たりにすることが出来ます。

霧幻峡の渡し舟の歴史

この霧幻峡の渡し舟は、元々早戸温泉の対岸にあった三更(みふけ)という集落の人々が只見川を 渡る際に利用する交通手段としての舟でした。

しかし、現在では舟を利用する人がいなくなり、 観光舟としての役目に変わっています。 霧幻峡の渡し舟を運航しているのは「霧幻峡プロジェクト」代表の星賢孝さんです。星さんは 写真家としても知られ、美しい会津地方の写真をSNSや海外での展覧会を通じて世界に発信されて おり、それを見た人々が海外からも数多く会津を訪れるようになっているそうです。

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秋~冬シーズンもおすすめ!

今回の旅は緑の美しい時期でしたが、秋になって周辺の木々が赤や橙、黄色に変わってくると また違った美しさに出逢えることでしょう。霧幻峡の運航は例年11月中旬頃までとなっており 冬場の運航はありませんが、冬は雪深い地域ですので「雪と只見線」という楽しみ方もあります。 また、近くの早戸温泉に日帰り入浴するのも良いかもしれません。 一味違う会津の旅、新しい絶景に会いに行きませんか?

金山町観光情報センター:https://kaneyama-oasis.amebaownd.com/posts/938441
おくあいづ歳時記の郷:http://www.okuaizu.net/en/ 

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