目次

• ストックホルム中央駅から約20分の場所にあるMillesgården美術館
• 元々はスウェーデン人著名彫刻家の邸宅兼アトリエ
• 大盛況だった北斎展！！
• どこを撮っても絵になる！フォトジェニックな庭園
• 庭園内にはレストランも併設されていてランチスポットとしても◎
• ストックホルムの美しい港を一望出来る
• 基本情報＆アクセス

ストックホルム中央駅から約20分の場所にあるMillesgården美術館

ストックホルム中央駅から郊外へ電車で約20分、Lindingö(リーンディングオー)島の静かなエリアに位置するMillesgården(ミーレスゴーデン)美術館。

小さなエントランスからは想像がつかないですが、敷地内は大きく3つのエリアに分けられ、その中には彫刻公園、アートホール、豊富なアンティークコレクション、彫刻展示館、そしてレストラン・カフェエリアがあります。

青々とした木々と色鮮やかな花々が咲き乱れ、庭園散策も満喫できる知る人ぞ知る都会のオアシス。初夏から夏にかけては特に景色が美しいので貴重な時間を過ごせるはず！

元々はスウェーデン人著名彫刻家の邸宅兼アトリエ

元々Millesgårdenはスウェーデンの彫刻家、Carl Milles(カール・ミーレス)氏が1900年代前半に芸術家の妻との住居兼アトリエとして土地を購入したのだとか。しかし、夫婦でアメリカに移り住むことになるなど様々な転機を迎えるなかで、自分達だけではなく一般の人々に自然と芸術、同時に触れる場を与えたいという想いに変わっていったそうです。

それから約50年間の月日を経て試行錯誤を重ね現在の形になります。彫刻家の邸宅だったこともあり、可愛らしい動物がモチーフの彫刻や本格的な美しい彫刻が至る所に点在！

大盛況だった北斎展！！

この日Millesgårdenのアートホールで開催中だったのが葛飾北斎展。前売り券は完売、連日美術館の外まで長蛇の列が！！いつもは静かな住宅街だけあって近くを通りかかった地元の人は興味深そうに列を見守っていました。

小さなアートホールでは身動きが取れないほど沢山の人が。スウェーデン人画家の多くも影響を受けたという北斎の作品を長時間見入っていたのが印象的でした。

アートホール入り口にはインスタグラムで人気だったフォト撮影コーナー。

あらためてスウェーデン人の日本文化への関心の高さを実感するのと同時に、海外で観る北斎の浮世絵はより素晴らしく、新鮮に感じられました。

ミュージアムショップには和風テイストなポストカードや日本っぽいアイテムがズラリ！

どこを撮っても絵になる！フォトジェニックな庭園

Millesgårdenの最大の魅力は、緑豊かな広大な庭園。

通称彫刻公園とだけあって個性豊かな彫刻が自然と調和がとれていて目を楽しませてくれます。

この日は天気が良かったこともあり、子供連れの家族の姿が目立っていました。

庭園内にはレストランも併設されていてランチスポットとしても◎

少し急な階段を上がっていくとレストラン＆カフェが。経験豊富なシェフによるエコロジカルな素材を使ったこだわりの料理を堪能出来ます。冬になると本格的なクリスマスディナーを提供。

美術鑑賞や庭園散策で疲れた後は、緑に囲まれた空間でまったりとしたランチorフィーカタイムを過ごせそう！

ストックホルムの美しい港を一望出来る

庭園からの開放感溢れる景色がとても気に入りました。遠くにはストックホルムのテレビ塔「カクネスタワー」も見えます。旅の疲れも一気に吹き飛びそう！

基本情報

・店名：Millesgården(ミーレスゴーデン)美術館

・住所：Herserudsvägen 32, 181 50 Lidingö
・ホームぺージ：https://www.millesgarden.se/home.aspx
・電話番号：+46 8 446 75 90
・入場料金：150kr(学生は120kr、18歳以下は無料)
・開館時間：：(5/1～9/30の夏期)月～日11時-17時、(10/1～4/30の冬期)火～日11時-17時

ストックホルム中央駅から地下鉄13番号線(赤のライン)でRopsten駅下車。出口付近のバス停から 201, 202, 204, 206, 211, 212,221いすれかのバスに乗りTorsviks Torg下車徒歩約10分。