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ブラジル コロニアル様式の高原都市、チラデンテス

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記事投稿日:2018/06/02
最終更新日:2018/06/02

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ブラジル南東部に位置するミナスジェライス州。広大なブラジルで面積にして4番目に大きな州です。17世紀末より金やダイアモンドを始めとする宝石の鉱山が多く発掘されたことにより多くの人々が移り住み、オウロ・プレート、ディアマンチーナ、チラデンテスといったブラジルを代表する歴史都市が誕生しました。鉱物によって経済的な豊かさを得たこの地域では、ミナス・バロック様式という独自の芸術が花開き、素晴らしい建築、彫刻が多いことでも知られています。

高原都市・チラデンテス

チラデンテスはミナスジェライス州の中でもコロニアル様式の街並みが当時のまま保存されている高原都市です。1702年に小さな集落だったのが1718年には街として登録されました。ブラジル独立戦争のヒーローであるジョアキン・ダ・シウバ・シャヴィエ(別名、チラデンテス)の生誕の地が近いため、彼の功績を讃えて1889年にチラデンテスと改名されました。

金の発掘が難しくなるにつれ人口が減り、街は衰退し忘れ去られていきました。1970年代後半になると保存状態がとても良いことから、観光地として再び注目を浴びるようになりました。

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小さな街なので、徒歩で見どころを全て回ることができます。石畳の小道が入り込み、白壁で窓枠を青や黄色に塗られた可愛らしいコロニアル様式の建物が軒を連ねます。

サントアントニオ教会

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街の最も高台にそびえ立つサントアントニオ教会(Igreja Matriz de Santo Antonio)は、18世紀のブラジルの建造物の中でも最高傑作の一つとして知られています。ファサードはミナス・バロック様式を代表する彫刻家、アレジャジーニョによって手がけられ、教会内の装飾には482キロの金が使われたといいます。毎週金曜日の夜にはオルガンコンサートが催され、1788年にポルトガルから運び込まれたオルガンの音色を楽しむことができます。

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サンジョゼの噴水

チラデンテスの見どころの一つに挙げられる、サンジョゼの噴水(Chafariz de São José)。1749年に作られたミナス・バロック様式の噴水はミナスジェライスで最も美しい噴水と称されています。市民はこの噴水で飲料水を補給し、洗濯をし、家畜に水を与えました。言い伝えでは、この噴水の水を飲むとまたチラデンテスを訪れることができるとか。

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チラデンテスのオススメレストラン・オーラプロノービス

チラデンテスにはグルメを満足させるレベルの高いレストランが多くあります。毎年8月には文化と食のフェスティバル(Festival Culture e Gastronomia de Tiradentes)が開催され、ブラジルはもとより国外からも多くの人がこの街に押しかけます。1988年に始まったこのフェスティバルでは、各地の郷土料理やブラジル特有の食材を使った洗練された料理を楽しめる他、有名シェフによるレクチャーや料理教室も行われます。

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緑に囲まれひっそりと佇むレストラン、オーラプロノービス(Ora-Pro-Nobis)。日本語でモロヘイヤという意味ですが、ここのオススメはモロヘイヤを鶏肉と煮込んだシチュー。

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古のブラジルに思いを馳せながら、街の広場のベンチに座っていると、まるで時が止まったような感覚を覚えます。豊かな自然、文化、食を楽しめる古都、チラデンテス。少し足を伸ばして訪れる価値は大ありです!

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この記事を書いた人
織田典子
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最終更新日:2018/06/02

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