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インドでカジノ!?ゴア州レポート その3

こんにちは!田澤ともきです。前回に引き続き、インドのゴア州特集です。ゴア州はインドの熱海!(と勝手に思っている)温泉こそありませんが、マリンスポーツとおいしい料理。魚、肉、お酒と、日本人にはかかせないお料理を安価に食べられます。
2018年(といってもまだ5か月しかたってませんが)の最大の目からうろこ旅行です。北インド、デリーに住んで5年。もっと早くくればよかったーー。とこれを書きながらゴアを懐かしんでおりますが、今日は自然にも飽きたって方のためのゴアです。
※当記事は、2018年5月に執筆したものです。
目次
1. インドでカジノ!そこはもうインドじゃない!
ゴアの移動は、今回インド人の旦那さんがおりましたので、車をレンタルしました。よくガイドブックには、「スクーターがレンタルできる」と書いてあります。個人的には、あんまり高くないので5日間ぐらい車つきのドライバーをチャーターするのもお勧めです。というのも、意外とゴアは広くて、同じビーチで遊ぶのも楽しいのですが、場所によっていろんなアトラクションや、レストラン、そこにいる人々も違うので、いろいろ試して自分のお気に入りを探すのも、楽しいと思います。
今回いった、「カジノ」、「Morjim Beach」、宿泊先の「Colangute」 をマークしてみました。・・・軽くビーチからカジノまでは40分ほどかかる距離です。結構狭い道があったりで、Googleマップより、肉眼でみながら、地元の人に道を尋ねるのも大事です。
さー、訪れたのは「Casino Pride」、、、このエリアはいろんなカジノが並んでいて、それぞれルールが違うのです。地図上では陸地にあるのですが、そこで受付をすませ、会場はなんと豪華客船の中で行われるという、魅惑の世界。まるで日本の横浜にある山下公園を思い出させるような海岸沿いに豪華客船がきれいなランプをともして並んでいるのは圧巻です。デートスポットにもいいですよ。
日本のギャンブルといえば、パチンコ。そして競馬、競輪、競艇。インドでギャンブルなんかできるんだー。もちろん旦那さんは初めて。なんか、いい大人なのに、悪い事をしているような、、、そんな小心者ののビビりですが、せっかく来たんだから、と。上限を決めて、やってみようという事になり、ドキドキしながら、ゴアの最後の夜にいってみました。
今回選んだのは、一人2,000ルピー(=約2,900円)で体験チップがついてくるという初心者向けのもの。体験チップで、はじめ5,000ルピー(=約7,200円)まで増やすと換金できるんだとか。会場にある食べ物、飲み物はすべて無料ということで、それも楽しみにしていきました。
受付ではIDカードを求められます。これがなくて、私達の次に受付をしようとしたグループの男女がもめていました。どうやら5名できたのに一人もIDカードを持参してなかったらしく(一人いればいいというところまで譲歩していたのですが)。「インド人ならわかるでしょう」となぜか受付も切れまくり。交渉むなしく、帰っていきました。どうやら、ここで5件もまわったのに、どこもダメだったようです。意外(?)に厳しい感じでした。皆さん、パスポートコピーはどこでも必要です。携帯しておきましょう。
さて、まじめな旦那さんがIDカードを持っていたおかげで(当然私はもってない)私達はカジノ客船にいく、小型ボートに乗ることに。もう小さな子どもです。うきうきしてきました。携帯は持参OKで、財布やカバンも大丈夫でした。
まるで、雰囲気は横浜そっくりです。港町って似ているんですかね。船の間を通りすぎながら、しばしボートを楽しみました。
ここが、お目当てのCasino Pride。ここは2もあって、オーナーがラジャスタンの大富豪なんだとか。はー、どこにでもお金もちはいるもんだ。。。
客船は3階建てになっており、1階が入口、2階、中2階がカジノ、3階がレストランとショーをやっていました。警備のおにーさんに、ゲーム中を撮影しようとすると止められてしまったので、これは3階のレストランの写真です。
食事はビュッフェ形式で食べ放題、しかもお酒も飲み放題!(ビール、カクテル、なんでもあります)これでゲームもできて2,000ルピー(=約2,900円)なら十分です。ただし、食事はインド食。ベジ、ノンベジ両方楽しめます。ショーは、不定期に音楽と共にダンサーが踊り出すという、インドらしいおもてなし。
この時間はまだ結構なお客さんがおりました(大体夜9時ぐらい)。ご飯を食べている人が多かったです。少し、お腹を満たして、、、、、1杯のんで、さーカジノへ!
2. ビギナーズラックとはこのこと!
カジノは、いくつかのゲームがあり、ドラマで見た事があるような制服姿のディーラーさんが各テーブルにおりました。女性は、どちらかというと北東系の顔の女性が多く、男性はがっちりしたガタイのいい男の人が多かったです。
意外にも(?)びっくりしたのは、「どこの社長令嬢だろう?」と思うようないでたちの若いインド人グループがたくさんいて、パーティをしながらカジノを楽しんでいました。いるところには、いるもんですね。。。
ゲームは4種類。
・ポーカー
・ブラックジャック
・ルーレット
・スロット(マシン)
この中から好きなものを選べるのですが、賭ける金額によってテーブルが限られていました。カードゲームはルールがわからないので、ルーレットにしました。最初、ちんぷんかんぷんで(英語で説明されているので、余計わからず)とにかく、玉を転がした後に、どこかにチップを置けばいい、という事で行動派?の私はすぐに一番確率の低いところへ。
すると!5分で全部すってしまいました↓↓↓2,000ルピー(=約2,900円)が5分でパー。まー、でも楽しかったし。
でも、旦那さんは違います(ここは性格がでる)。わかるまで、何度も聞いて、さらに隣のインド人にも聞いて、何回も見て、置いたチップが、、、、なんと10倍!
「おー!!」
これには叫んでしまいました。
そしてなんと3連続当たりで、旦那さんは2,000ルピー(=約2,900円)を12,000ルピー(=約17,200円)まで増やし、「もっとやったらいいよ」というギャンブルな嫁のアドバイスに耳を傾けず、逃げ切りましたw
ちょっとだけ、旦那さんを尊敬。そして、再度レストランへ行き、乾杯をして(これは無料)儲かったお金を換金しました。換金は一定額を超えて、チップを換金用に変更して初めてお金になるという、なるほどよくできてます。こうして、初めてカジノ体験は、旦那さんのおかげで、楽しい夜になりました。
夜のゴア、昼のゴア、朝のゴア、場所も、時間も違うといろんな顔をのぞかせてくれる南国のパラダイス。遺跡巡りも、夜のクラブも両方楽しめる場所です。そして食べ物がおいしい。ぜひぜひ、まだ行かれたことがない人は一度行ってみてください。
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田澤ともき
- アーユルヴェーダがきっかけでインド在住。ハイテクから古代伝統まで、100人100色楽しめますよ。インドならではの出来事や、インド生活についてお届けします。