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パリジェンヌの美の秘訣!飲みやすいフランス生まれのハーブティー3種

フランス人にとってハーブは、料理に使う調味料やハーブティーとして楽しむ以外に、古くから"自然療法"として親しまれています。なぜなら、西洋医学が発達する以前、ハーブが薬として使用されていたため。パリに数店舗構えるフランス最古の薬草専門の薬局エルボリストリー(herboristerie)には、連日健康志向の女性や体調に悩みを抱える方で混み合っています。
そんな薬草の伝統文化があるフランスでは、ハーブティーは気軽に取り入れられる健康飲料として大人気。有名な紅茶ブランドから、スーパーで販売している紅茶メーカーまで、多岐多様にハーブティーが販売されています。ハーブティーと聞くと「まずいのでは?」とイメージしがちですが、漢方と違いフランスのハーブティーは飲みやすいのが特徴。味を堪能するフレーバーなハーブティーや、目的別に腸内環境の改善、睡眠用、冷え性対策などがあります。今回は、フランスに行ったら手に入れるべき3種類のハーブティーをご紹介します。
1. パレデテ(PLAIS DES THÉS)
体調が悪いわけでも寝苦しいわけでもないのに、なんだか目が冴えてしまう...。そんな夜にオススメなのが、茶葉の鮮度や品質にこだわったフレーバーティを作っている、パリ生まれのパレデテ(PLAIS DES THÉS)。パレデテとは「茶館」という意味だそうです。50人のお茶の専門家や愛好家が質の高いお茶を求めて19587年に設立された信頼のおけるブランドです。
快眠へと導いてくれるのは、癒し効果が高いことで知られるラベンダーの香り漂う『モンターニュ・ブルー』。ストロベリー、ハニー、ブルーベリーの香りもブレンドされ、紅茶の風味とともにフルーツの味わいを感じられます。軽やかな飲み心地と、フルールのまろやかな香りの調和が絶妙です。
パレデテ公式サイト:http://www.pom.co.jp/
2. マリアージュ・フレール(Mariage Frères)
バランスのとれた食事や規則正しい生活を心がけていても、時には便秘を引き起こしてしまうことがあります。女性ホルモンの関係や、ストレスなどによっても腸内環境が変わり、不調をきたすのだとか。美意識の高いパリジェンヌは、腸内美人を目指して紅茶やハーブティーを日常的に愛飲しています。日本でも人気のフランス紅茶の老舗マリアージュ・フレール(Mariage Frères)は、世界中から厳選された茶葉をブレンドし、他にない独特の風味を生みだします。腸内環境改善に効果があるとされる茶葉やスパイスをブレンドティで取り入れてみては?オススメは、ルイ14世も愛飲していたという『マルコポーロ』。食後にいただきたくと胃腸の働きを助けるという数種類の紅茶をベースに、爽やかなフルーツとローズのフレーバーが融合。甘い花と果物の芳香が、長年愛されている秘密。
マリアージュ・フレール公式サイト:http://www.mariagefreres.co.jp/
3. テオドー(THE O DOR)
本格的な夏の暑さが続く近頃。冷たいドリンクやアイスクリームが一層美味しく感じられるものの、意外と体は冷え過ぎてしまっていることも。冷えは女性の大敵!夏でも体の中から温めてくれる、ホットハーブティで冷え対策を心がけましょう。フランス生まれのテオドー(THE O DOR)は、"パリから全世界に新しいお茶の楽しみを発信していきたい"という思いのもと生まれ、常に新しい可能性に挑戦し独創的で上質なお茶作りに取り組んでいます。ハーブとフレーバー茶葉を独自にブランドし、他にない香りと味わいを堪能してみてください。体が温まるカルダモンのスパイスを加えた『ミ・ファルタス』は、冷え対策にぴったり。「飲むサラダ」と言われるほど豊富なビタミンとミネラル、ほうじ茶のような飲み口が特徴のブラックマテをベースに、甘いベリーがミックスされています。
テオドー公式サイト:http://shop.theodor.jp/
いかがでしたか?飲む楽しみだけでなく、パッケージも可愛いティーは、お土産にもぴったり。パリジェンヌの美の秘訣であるハーブティーとともに、いつもとは違うティータイムを楽しんでくださいね。
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ELIE INOUE
- NYでファッションライターとして3年の経験を積んだのち、パリに拠点を移す。ファッション、アート、映画などクリエイターへの取材を通して”今のパリ”を発信中。