たびこふれ

豊漁を祈願する海人の伝統行事in沖縄

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記事投稿日:2018/05/06
最終更新日:2018/05/06

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「ハーリー」は、沖縄県内各地で行われる漁の安全と豊漁を祈願する海人(ウミンチュ)の祭事です。一般的には旧暦の5月4日に行われますが、最大規模を誇る那覇ハーリーは観光客にも見てもらえるようにという配慮から、毎年新暦の5月3日~5月5日に開催されます。

他地域のハーリーと那覇ハーリーで異なるのは開催日だけではありません。最大の違いは行事に使用する「船」です。那覇ハーリーでは、船体の舳先に竜頭、船尾に竜尾の彫り物を飾った特別な船「爬龍船(ハリュウセン)」を使用します。

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(c)一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー

また、使われる舟が大型なのも特徴です。那覇以外では漕ぎ手10名、舵取り1名で動かす舟を使いますが、那覇ハーリーの場合は、漕ぎ手32名、舵取り2名、鐘打ち2名、旗持ちなどが6名、つまり総勢42名が乗ります。大型の船が動き回る様子は圧巻です。

那覇ハーリーの最大の見所は、最終日の「御願バーリー」と「本バーリー」。

それぞれが3艘で競い合うのですが、3艇で競う一つの説として、かつて琉球の王が自分の間違いから島流しにした家来を探しに、3艘の船を出してその家来を探させたという話があります。

そして、競漕を行う3艘はそれぞれに伝統色を持ち、那覇は青、久米は黄、泊は黒で、それぞれ日本、中国、琉球を表しているのだそうです。

御願バーリーは、古式ハーリーに則った衣装を身につけ、ハーリーウタ(歌)を歌いながら、ゆっくりと港内を回遊する儀式です。他方、本バーリーは濃緑色の那覇、黄色の久米、黒色の泊の3つの地域が競漕してその年の覇者を決めます。「静」から「動」へ。カラフルな爬龍船で競漕する迫力満点の光景に観客のボルテージはあがりっぱなしです。

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(c)一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー

イベント開催中は音楽ライブやダンスなどのステージイベントや、花火の打ち上げがあり、日中から夜まで楽しめます。ゴールデンウィーク期間ということもあり、気温が高いだけではなく、見物客が多いので、暑さ対策を万全にして祭事を満喫しましょう。

《第44回 那覇ハーリー》

問合せ先:098-862-1442(那覇ハーリー実行委員会)

住所:那覇港新港ふ頭

交通:那覇空港から車で20分

写真提供:一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー

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