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【宮城】仙台の王道グルメからご当地グルメまで一挙公開!
目次
「牛タン」が仙台名物になった理由は?
仙台といってパッと思い浮かぶグルメといえば、「牛タン」!と真っ先に答えてしまう私ですが、ほかにも気になるグルメが目白押しなんです。
といいながら、まずは何故に牛タンが仙台名物になったのか?というと、牛タンの誕生は昭和20年代。終戦直後の仙台市内は食糧難などの混乱のなか町中で簡素な食べモノを出す飲食店が多く開店し始めました。専門の調理人が営むものではなく、戦争未亡人が生活の糧のため開いた店がほとんど。なかでも手軽に営業できる焼き鳥屋は大人気でした。
牛タンを生み出した「太助」の創業者である佐野啓四郎氏も当時飲食店を営んでいたのです。元々和食職人だった佐野氏、他店との違いを出すため、何がベストなのか悩んでいたところ、親友から「牛タンを出してみては?」とアドバイスを受けました。そして、洋食屋でタンシチューを初めて口にした際、あまりの美味しさにビックリ。しかし何日もかけてじっくり煮込む料理は、素材集めやコストを考えるとちょっと割に合わない。。。。そこから、牛タン焼きの試行錯誤の日々が始まったのです。牛タンの素材を求め、東北の牧場などをまわり続けました。連日、さまざまなアイデアを駆使し、切り身にして塩味で寝かせ焼くスタイルが完成。さらに、塩の加減や火の入れ方などを研究し、現在の牛タン料理が誕生したわけです。
現在では牛タンを食べられる店が、仙台市内に100店舗以上もあるそうです。
実は「冷やし中華」は仙台が発祥の地なんです!
夏になるとなぜか食べたくなる、冷やし中華。なんと、仙台が発祥の地と言われているそうです!(所説ありますが。。。)約80年前に仙台で誕生しました。夏になると熱々のラーメンの売り上げが落ちることから、何とかして売り上げを保つため「冷たくて美味しい夏の麺ができないか」ということから発案されました。そのヒントは「ざるそば」だったそうです。具材は入手しやすい夏野菜を選んでいたら、自然ときゅうりやトマトになったとか。いずれにしても、誕生理由はごくごく自然のことのようですね。冷やし中華は食欲が減退しても、さっぱりしていて食べやすいのが人気の理由だそうです。
いずれにしても、"生きるためだけでなく、美味しいものを食べるという人間の欲求ってすごいな~"と感じます。だからこそ、さまざまなメニューが次から次へと開発されるんですね。
最後に・・・
仙台のデザートには、枝豆を使った「ずんだ餅」がおすすめですよ!
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トモ
- 青森十和田の出身。子育て真っ最中で朝から晩までお嬢中心の生活。お嬢を連れての外出がもっかのお楽しみ。