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緑のワイン「ヴィーニョ・ヴェルデ」とは?ポルトガル旅行に行くならおすすめ!
ヴィーニョ・ヴェルデ(Vinho Verde)とは「早熟なワイン」。
ポルトガルの魅力は国土も四国と九州を合わせたほどの小さな国ながらも数知れず、北部から南部まで、可愛らしいスポットから歴史的なスポットまで、いろいろな見所があります。
その中でも、ポルトガルにお越し頂いた際に、是非お飲みいただきたいものといえば、緑のワイン(Vinho Verde)。緑のワインとはいっても、決して緑色のワインというわけではなく、「早熟なワイン」という意味なのです。ポルトガル語で「Verde」は「緑」の他にも「若々しい、早熟な」という意味も持ち合わせているため、日本語でいうところの「青い」という意味に近いです。
指定エリアでのみ生産される特別なワイン!
葡萄の収穫は手摘みで、昔ながらの伝統的な醸造法と、近代的な設備が融合し、高い品質を維持できるようにしています。収穫時期が一般的なワインより早く、8月の下旬から始まります。(天候等により、変動はありますが)早熟な葡萄から醸造されるワインは、微発泡性のワインとなることが多く、黒葡萄から醸造されたワインも、Verde(ヴェルデ)、つまり、緑のワインという名称になります。醸造地域や葡萄収穫においては、「原産地呼称制度」が敷かれ、ポルトガルの北部、ドウロ地方とミーニョ地方間の指定エリアでのみ生産されるワインが「Vinho Verde」と呼ぶことが許されています。
夏のシーズンになれば、冷えた「緑のワイン」を魚介類と共に嗜むのがおすすめです!アルコール度数も、9%から9,5%のものが多く、飲みやすいワインでもあります。(飲みすぎにはご注意を!)価格も安価で、1本3ユーロから購入できることもあり、お財布にも優しいワインです!
~ヴィーニョ・ヴェルデの探し方~
いろいろなワインがある中で、写真左のボトルのように「Vinho Verde」の表示があるものが緑のワインの印です!ポルトガルの醍醐味の一つである、Vinho Verdeをぜひ皆さんもご賞味ください!
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安藤助徳
- ポルトガル在住13年目の安藤です。日本とポルトガルの架け橋になるべく、日々奮闘中です!