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熊野古道で平安衣装に身を包んで記念撮影
平安時代から、熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の総称)信仰が高まり、「熊野詣」と称して多くの老若男女が身分に関係なく熊野を参詣しました。あまりに多くの人が参詣したため、「蟻の熊野詣」といわれたとか。
2004年には熊野三山を巡る熊野古道が「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成遺産として世界遺産に登録されました。平安時代と変わらず、現在でも聖地を目指して国内外からたくさんの人がやってきます。
ただし、熊野三山をすべて巡るのはなかなか困難。アップダウンが多いですし、かなり歩くのです。そこで初心者や体力に自信がない人におすすめなのが、大門坂から熊野那智大社、那智の滝へ向かうコース。距離は約2.5kmで、約1時間で行くことができます。
大門坂は樹齢数百年を超える杉の並木と石畳が荘厳な雰囲気を醸し出しています。全長約600m、高低差100mの石畳を歩き、那智山へ向かいます。
(c)公益社団法人和歌山県観光連盟
ここでぜひチャレンジしてほしいのが、平安衣装体験!大門坂入口の夫婦杉の近くにある大門坂茶屋で平安衣装を再現した装束をレンタルしていて、散策や記念撮影が楽しめるんです。
(c)公益社団法人和歌山県観光連盟
約100種類以上の中から好きな衣装が選べます。着付けにかかる時間はたったの5分!男性用や子ども用もありますので、家族やカップル、友達と一緒に体験するのも楽しそうです。きっと忘れられない時間が過ごせますよ。
◆大門坂へのアクセス◆
紀伊勝浦駅から熊野交通バス那智山行きに乗り約20分、大門坂下車
◆平安衣装体験◆
問い合わせ:0735-55-0244(大門坂茶屋/要予約)
料金:モデルコース(1時間)2000円、体験コース(2時間)3000円
写真提供:公益社団法人和歌山県観光連盟
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師走月
- 旅行が好きで月に一度は必ずどこかへ行きます。メジャーものもマイナーものも気になるものは自分の目で確かめたいと思っています。