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イタリア深掘り!〇〇は高いところがお好き?絶景のローマ空中散歩とヴァチカン美術館特別見学!
はじめに
ボンジョルノ!旅行会社勤務の「ます」です。
イタリア旅行の企画を担当しており、皆さまに少しでもその魅力をお伝えできればと思っています。
さて今回はちょっと変わった永遠の都ローマの深掘りネタをご紹介。大迫力のローマ市内のパノラマが独り占めできる、インスタ映え間違いなし絶景ポイントに、ヴァチカン美術館の普段は一般公開されていないエリアを特別見学させていただきました。
イタリアはもう渡航済みの方もぜひもう一度訪ねて観ていただきたい、リピーターの方におすすめしたいローマ耳寄り情報をお送りいたします!
1. サンピエトロ寺院を徹底攻略!ローマの最高地点、あのクーポラの上に登ろう
世界中のカトリック信者や観光客でいつも長蛇の列が並ぶサンピエトロ寺院。
普段は時間もなく足早の観光でしっかり見ることが難しいかもしれませんが、できれば時間を取ってゆっくり観ていただきたいのがミケランジェロの傑作「ピエタ像」。
あまりに美しい芸術作品です。
他にも教会内部は見どころ盛りだくさんなのですが今回の本題はこちら ↓
サンピエトロ寺院のクーポラは登ることができます!ぜひ永遠の都ローマのザ・ハイエスト・ポイントで絶景を楽しみたいと思います。
まずは10ユーロ支払ってエレベーターに乗ります。ここからはクーポラから教会内部が見下ろせます。
体力がない方はここまででOK。健脚な方は更にここから304段の階段を登ります。
なかなか細い階段です。。。一般的成人男性の私の足で約7分ほどで登り終えることができました。
見える景色がこちら!
そしてハイライト、サンピエトロ広場を俯瞰する眺め!
ベルニーニ作の広場を手前にローマの全景が見事に見渡せます。私のスマートフォンで撮った写真ですが素人でもなかなかの大迫力です。
このパノラマは一見の価値ありです。絶対来ていただきたいオススメの場所です。
2. ローマで一番景色がいいのはここ!?
楽してOK、永遠の都ローマのパノラマが広がるヴィットリオエマニュエレ2世記念堂の最上階への空中散歩はいかがですか?
まずはこれがローマのランドマーク、ヴィットリオエマニュエレ2世記念堂(通称ヴィットリアーノ)。
1911年にイタリア統一を記念して造られた圧巻のネオ・クラシック様式の建築物です。
うれしいことに、実はこの建物の一番上の展望台までらくらく登れるパノラマエレベーターが裏手にこっそりあります!(有料10ユーロ)
エレベーターから降りて、見える景色がこちら
更に反対側からはコロッセオとフォロ・ロマーノがすぐ近くに見えます。
ちょっとこの日はお天気が悪かったのですが、それでも本当に美しい街です。歴史を刻んだ皇帝達に愛されたローマのパノラマをお手軽に楽しむならこちらおすすめです。
3. 普段は見られない!ヴァチカン市国の非公開文化財を「特別見学」
カトリックの総本山サンピエトロ寺院の至宝ヴァチカン美術館。
お宝盛りだくさんの人類の至宝ヴァチカン美術館の内部には、実は普段は非公開ですが特別な許可を取ると見ることのできる隠れた見どころがあるとのこと。俄然興味が湧いてきます。
ぐるぐる登ると絶景が~「ブラマンテの螺旋階段」
ブラマンテはルネサンス期の著名な建築家。ミケランジェロのライバルでヴァチカンのベルベデーレ宮殿などで有名です。
これはヴァチカン美術館内ピオ・クレメンティーノ美術館の奥にある、1世紀に作られた彫刻「アポクシュオメノス(アスリートの像)」。
いつもはこのようにロープで立ち入りが制限され一般客は正面からしか見ることができませんが、特別許可を取ればロープ内の非公開箇所に立ち入って特別に近くで鑑賞できます。
そこから右手ドアを抜けるとそこからが特別見学でしか見ることのできない「ブラマンテの螺旋階段」です。
通常は非公開のこの螺旋階段。古い16世紀初頭の石造りの螺旋階段で、ローマ法皇ユリウス2世のために作られました。
螺旋階段を見下ろすと、とても高さがあり吸い込まれそうになります。美しい螺旋スロープです。
本来馬に乗ったまま登れるように工夫されていて、一番上までぐるぐる上がっていくと展望台。
かつての法皇達も見たであろうローマの絶景が見渡せます。こんな場所が隠されているんですね、驚きです。
最後に
最後までお読み頂きありがとうございました。
ローマのちょっと深掘り体験はいかがでしたか?さすが永遠の都だけあって本当に見どころ豊富で飽きることがありませんね。
今後も掘り出しモノの旅ネタを色々ご紹介したいと思います。ぜひみなさんも面白ネタがあれば教えてくださいね。
それではCIAO!
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ます
- 某旅行会社勤務の「ます」です。海外旅行が大好きで、これまでヨーロッパ中心に約40ほどの国と地域を訪れています。世界中の素晴らしいコトを少しでもお伝えできればと思っています。