たびこふれ

世界一?カラフルで可愛いリオの階段を上ろう

記事投稿日:2011/12/12最終更新日:2018/02/27

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今回は、リオ市内の割と新しい観光スポットと言える、穴場的な名所を一つご紹介しましょう。

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Escadaria do Selarón(エスカダリア・ド・セラロン)と呼ばれるこの場所は、ご覧のとおり、階段です。坂の多いブラジルのどこの町にもありそうな、丘の上の家に続く普通の階段なのですが、下から見上げると、ステップの一段一段にすべてカラフルなタイル絵が施されているのです。たかが階段、と思うなかれ。私も最初、この目で見るまでは、「所詮は階段でしょ」と思っていたのですが、実物の迫力はものすごくて...。その段数たるや、とても一枚の写真に納まりきるものではありません。250段、全長125メートルですからね。使われているタイルの数は2000枚を超えているそうですよ。


この見事な階段アートは、1990年からチリ人のアーティストのJorge Selarón(ホルヘ・セラロン)氏が手掛けたもの。世界50か国を訪問した上で住居をブラジル・リオに定めたというセラロン氏、この街への思い入れは相当なものだったのでしょう。デザインの随所に、ブラジルへの愛が感じられます。

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そもそもは、自宅前の階段をデコレーションしたのが始まりだそう。次第に近所の人たちの理解を得て、結果としてこのような壮大な階段が出来上がったんだとか。1994年のワールドカップの時には、黄色、緑、そして青のタイルを巧みに使い、巨大なブラジル国旗を壁にデザインし、この階段を一躍有名にしたそうです。

タイルをよく見ていると、世界各地の名所が描かれたものが多く目につきます。ヨーロッパや南米各地からのものを中心に、その数は約50か国にのぼります。これらは、階段アートに魅了された海外からの旅行者からプレゼントされたものが中心だそう。日本のものは私が見たところ1枚もありませんでした...。どなたかこれから旅行される方、日本らしい1枚をぜひセラロン氏に提供されてはいかがでしょう?タイルの内容は、時々貼りかえられているそうですよ。

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赤がお好きなセラロン氏らしく、タイルにも情熱的な赤が多用されています。見ているだけで元気が出てきますよね。日頃、みずからこの階段を掃除し、まるで自分の庭のように大切に扱っているというセラロン氏。リオという街がどれだけ素敵な街か、この階段が物語っている気がします。

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Escadaria do Selarón
Rua Teotônio Regadas,Centro,Rio de Janeiro
(Sala Cecília Meirellesという劇場が目印、カリオカ水道橋からも近いです).



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古瀬香織
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記事投稿日:2011/12/12最終更新日:2018/02/27

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