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タイの夏の味覚 その1「マンゴスチン」
サワディカー。
8月。夏真っ盛りですね。タイは1年中暑いので、1年中「夏」気分です♪が、実は、「暑期、雨期、乾期」の異なる四季もとい、三季があるんですよ。ということで、ただいま、8月はちょうど雨季まっさかり~。といってもパッと降ってパッと止むスコールスタイル。最近は雨期だと言うのに、雨が1粒も降らないお天気の良い日も多いです。そんな、雨季の名物的な光景といえば、交通量が激しい通の道端に中心に出没する荷台に果物を沢山乗っけたピックアップトラック。収穫されたばかりの果物を産地直送で販売しています。今回はそんな、果物の一つマンゴスチンをご紹介しま~す。
フルーツの女王様「マンゴスチン」
その美味しさから「フルーツの女王様」という異名を持つマンゴスチン。タイ語では、「マングット」。深い紫色、固めの皮の中には、純白の果実が入っている高貴な果物。瑞々しく酸味があるけれども、ほのかに甘くいくつでもたべられる、確かに美味なフルーツです。最近は日本のスーパーでも販売している所が多いですよね。最近、タイでは観光客向けなのかほとんどの果物が1年中購入できるようになっているのですが、マンゴスチンの本当の旬は5月~9月にかけて。そう、この時期旬の果物のなのです。この時期に訪れる人は食べなければいけないマストフルーツの一つと言えるでしょう。
マンゴスチンの剥き方
「マンゴスチン」の皮は、他のフルーツに比べると固く、中の実を食べるにはナイフが必要かと思われがち(実際に、ナイフで切れ目を入れている人もいますが。)ですが、本場の食べ方(?)は、ナイフ不要。両手でマンゴスチンを挟んで押せば、パカッと簡単に割れます。美味しいマンゴスチンの選び方は皮に、程よい弾力性があるものだそうです。堅く乾燥した物は収穫してからかなり日にちがたっているので要注意!!
<両手に挟んで力をいれて>
<意外に簡単にパカッ>
<純白の美しい実が>
ちなみに、日本に輸入されている「マンゴスチン」は、なんと100%タイ産だそうです。意外です。が、やっぱり食べておきたいもぎたて、とりたて果物。この夏タイを訪れる人は是非フレッシュな「マンゴスチン」を食べて行ってくださいね!
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徳武 加奈子
- 実はダイビングインストラクター。食、ライフスタイルを中心にライター業をこなしています。趣味はスタンダップパドル(SUP)。